ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server V13.0.0 OLTPサーバ運用ガイド
FUJITSU Software

5.4.1 XA連携用プログラムの作成

XA連携用プログラムは、データベースとXAインタフェースで連携するためのプログラムです。
XAインタフェースは、X/OPENで規約されているインタフェースです。
XA連携用プログラムを作成する場合は、otsmkxapgmコマンドを使用して作成します。

注意

  • 本製品で提供されていないXA連携用プログラムを使用する場合は、otsmkxapgmコマンドで必要なXA連携用プログラムを作成してください。otsmkxapgmコマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「アプリケーション開発コマンド」-「otsmkxapgm」を参照してください。また、データベース連携サービスがサポートしているデータベースについては、「システム設計ガイド」の「ソフトウェア条件」-「アプリケーション実行時に必要なソフトウェア」-「データベース関連(データベース連携サービス)」を参照してください。


以下のXA連携用プログラムを提供しています。このうち、Symfoware/RDB用のXA連携用プログラムは、プロセスモード用とスレッドモード用があり、スレッドモード用のXA連携用プログラムは、Symfoware/RDBから提供されているスレッド用ライブラリを意識したものです。したがって、Symfoware/RDBを使用する場合、環境にあわせてスレッドモード用ライブラリ、またはプロセスモード用ライブラリを使用してください。


格納先
C:\Interstage\ots\program\xa

ファイル名

上記以外のXA連携用プログラムを使用する場合は、otsmkxapgmコマンドを使用して作成します。

Oracle用のXA連携用プログラムの作成

otsmkxapgm -s xaosw -r "/libpath:'C:\oracle\product\12.1.0\db_1\RDBMS\XA' oraxa12.lib"
 -o D:\TEMP\OTS\OTSORAXA.DLL

格納先
/opt/FSUNots/program/xa

ファイル名

格納先

[RHEL7の場合]

/opt/FJSVots/program/xa/RHEL7

[RHEL8の場合]

/opt/FJSVots/program/xa/RHEL8

ファイル名

注意

使用するオペレーティングシステムにより提供するXA連携用プログラムおよび格納先が異なります。


なお、リソース管理プログラムとサーバアプリケーションをスレッドモードで作成する場合は、XA連携用プログラムもスレッドモード用に作成する必要があります。スレッドモードで作成する場合は、-t threadをotsmkxapgmコマンドのオプションとして指定します。