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Interstage Application Server V13.0.0 アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)
FUJITSU Software

A.3.2 リソースがSymfoware/RDBの場合

トランザクション処理が正しく実行できない場合は、以下の項目をチェックしてください。


環境変数LANG

Symfoware/RDBを使用してデータベース連携サービスを使用する場合は、環境変数LANGに必ず日本語を設定する必要があります。
「ja」を設定する場合の例を以下に示します。

LANG=ja
export LANG

データベース環境

データベースの表に対するUPDATE権などの権限が設定されているかを確認します。
確認方法/設定方法を以下に示します。詳細については「Symfoware Server RDBユーザーズガイド」を参照してください。

[確認方法]

データベースのUPDATE権などは、以下の手順で確認します。

  1. テキストファイルに以下の情報を設定します。この例では、ファイル名「print.info」とします。

    TABLE (SC_NAME.TABLE_NAME)

    SC_NAME:スキーマ名
    TABLE_NAME:表名

  2. rdbprtコマンドを使用して、1で作成したテキストファイルの情報をもとにデータベースに設定されている情報を画面に出力します。

    rdbprt -d Databese_name -m DEF -f -p print.info

    Database_name:データベース名


[設定方法]

データベースの権限は、以下の手順で設定します。

  1. テキストファイルに以下の情報を設定します。この例では、ファイル名「grant.txt」とします。

    GRANT UPDATE ON SC_NAME.TABLE_NAME TO user;

    SC_NAME:スキーマ名

    TABLE_NAME:表名

    user:データベース管理者のユーザ名

  2. rdbddlexコマンドを使用して、1で作成したテキストファイルの情報をもとにデータベースに反映します。

    rdbddlex -d Databese_name grant.txt

    Database_name:データベース名


リソース定義ファイル

参照

リソース定義ファイルの設定方法については、「4.2 リソース定義ファイルの作成」を参照してください。


CORBAサービスへの登録内容

リソース管理プログラムは、データベース管理者のユーザ名/グループ名を指定してotssetrscコマンドで登録されている必要があります。