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Interstage Application Server V13.0.0 アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)
FUJITSU Software

3.2.6 コンパイル・リンク方法(Linux)

サーバライブラリ

以下のライブラリをリンク、または参照できるように設定します。
なお、サーバ管理ライブラリ以外のデータベース連携サービスのライブラリは、CORBAサービスのライブラリより前にリンクされるように、上から順にリンクしてください。


サーバ管理ライブラリ

環境変数CLASSPATHに以下のファイルを設定して、javacコンパイラから参照できるようにしてください。

使用用途

ファイル名

格納パス

サーバアプリケーションの運用環境用・データベースアクセスアプリケーション用

otsserver_java2.jar

/opt/FJSVots/etc/class


XA連携用プログラム

使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。

データベース

ファイル名

格納パス

Oracle12cにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用

libotsxaora12c_java.so

[RHEL7の場合]
/opt/FJSVots/program/xa/RHEL7

[RHEL8の場合]
/opt/FJSVots/program/xa/RHEL8

Oracle11gにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用

libotsxaora11g_java.so

Symfoware/RDBにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用

libotsxasym_java.so

注意

使用するオペレーティングシステムにより提供するXA連携用プログラムおよび格納先が異なります。本製品で提供されていないXA連携用プログラムを使用する場合は、otsmkxapgmコマンドで必要なXA連携用プログラムを作成してください。otsmkxapgmコマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「アプリケーション開発コマンド」-「otsmkxapgm」を参照してください。また、データベース連携サービスがサポートしているデータベースについては、「システム設計ガイド」の「ソフトウェア条件」-「アプリケーション実行時に必要なソフトウェア」-「データベース関連(データベース連携サービス)」を参照してください。


データベース依存ライブラリ

使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。

データベース

ファイル名

格納パス

Oracle

libclntsh.so

Oracleホーム・ディレクトリ/lib

Symfoware/RDB

librdbxa64.so
libsql64drv.so

/opt/FJSVrdb2b/lib


CORBAサービス提供ライブラリ

Javaソースファイル(*.java)をコンパイルする場合は、環境変数CLASSPATHにJava言語向けライブラリを設定して、javacコンパイラから参照できるようにします。
Java言語以外をリンク・コンパイルする場合は、CORBAサービス提供ライブラリのORBコア、インタフェースリポジトリ、およびネーミングサービスをリンクしてください。
CORBAサービス提供ライブラリのファイル名および格納パスについては、「アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)」の「提供プログラム」-「CORBAサービスの提供プログラム」-「ライブラリ」-「サーバ用ライブラリ」を参照してください。