■サーバライブラリ
以下のライブラリをリンク、または参照できるように設定します。
なお、サーバ管理ライブラリ以外のデータベース連携サービスのライブラリは、CORBAサービスのライブラリより前にリンクされるように、上から順にリンクしてください。
環境変数CLASSPATHに以下のファイルを設定して、javacコンパイラから参照できるようにしてください。
使用用途 | ファイル名 | 格納パス |
---|---|---|
サーバアプリケーションの運用環境用・データベースアクセスアプリケーション用 | otsserver_java2.jar | /opt/FJSVots/etc/class |
使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。
データベース | ファイル名 | 格納パス |
---|---|---|
Oracle12cにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用 | libotsxaora12c_java.so | [RHEL7の場合] [RHEL8の場合] |
Oracle11gにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用 | libotsxaora11g_java.so | |
Symfoware/RDBにアクセスするサーバアプリケーションの運用環境用 | libotsxasym_java.so |
注意
使用するオペレーティングシステムにより提供するXA連携用プログラムおよび格納先が異なります。本製品で提供されていないXA連携用プログラムを使用する場合は、otsmkxapgmコマンドで必要なXA連携用プログラムを作成してください。otsmkxapgmコマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「アプリケーション開発コマンド」-「otsmkxapgm」を参照してください。また、データベース連携サービスがサポートしているデータベースについては、「システム設計ガイド」の「ソフトウェア条件」-「アプリケーション実行時に必要なソフトウェア」-「データベース関連(データベース連携サービス)」を参照してください。
使用するデータベースに応じて、必要なファイルをリンクしてください。
データベース | ファイル名 | 格納パス |
---|---|---|
Oracle | libclntsh.so | Oracleホーム・ディレクトリ/lib |
Symfoware/RDB | librdbxa64.so | /opt/FJSVrdb2b/lib |
Javaソースファイル(*.java)をコンパイルする場合は、環境変数CLASSPATHにJava言語向けライブラリを設定して、javacコンパイラから参照できるようにします。
Java言語以外をリンク・コンパイルする場合は、CORBAサービス提供ライブラリのORBコア、インタフェースリポジトリ、およびネーミングサービスをリンクしてください。
CORBAサービス提供ライブラリのファイル名および格納パスについては、「アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)」の「提供プログラム」-「CORBAサービスの提供プログラム」-「ライブラリ」-「サーバ用ライブラリ」を参照してください。