サーバアプリケーションのソースとスケルトンのコンパイル方法、およびリンク方法について説明します。
コンパイルとリンクの手順の流れを以下に示します。
IDLcコマンドを使用してIDLファイルをコンパイルすることにより、クライアント/サーバのアプリケーションの言語に合わせたスタブファイル/スケルトンファイルを作成します。サーバアプリケーション作成時は、スケルトンファイルをコンパイルしてリンクします。
C言語向けのスタブファイル/スケルトンファイルを作成する場合の使用例を以下に示します。IDLcコマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「アプリケーション開発コマンド」-「IDLc」を参照してください。
IDLc -C test1.idl
以下をコンパイル・リンクし、サーバアプリケーションを作成します。
1.で作成したスケルトンファイル
初期化処理部とユーザサービス処理部を含むサーバソースファイル
サーバ管理ライブラリ
XA連携用プログラム
データベース依存ライブラリ
CORBAサービス提供ライブラリ