サーバアプリケーションのCORBAアプリケーション情報定義の “ssn_timeout”パラメタを指定することにより、クライアントからのアクセスが一定時間ない場合に、オブジェクトとプロセスのバインド関係を解除できます。
セションタイムアウトが発生した場合、オブジェクトに対応するインスタンスがすでに生成されている場合、デストラクタが動作しインスタンスを解放します。デストラクタ内でCORBA::Object::check_ssn_timeout()を発行することにより、デストラクタが発行された契機を判定可能です。
なお、セションタイムアウトのタイマ値は、他のタイマ(period_receive_timeoutなど)との大小関係を意識する必要はありません。