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Interstage List Works V10.3.3 コマンドリファレンス
FUJITSU Software

2.1.8 lvcrtsrhコマンド

List Works帳票から、抜き出し検索ファイルを作成するコマンドです。保管フォルダ単位、または帳票単位に抜き出し検索ファイルを作成します。スーパーユーザだけが実行することができます。

注意

  • lvcrtsrhコマンドを実行する場合は、事前に抜き出し検索範囲を定義しておく必要があります。

    抜き出し検索範囲の定義方法については“操作手引書 利用者編”を参照してください。
  • lvcrtsrhコマンドの実行結果の詳細は、実行履歴ファイルに出力されます。エラーが発生した場合は、実行履歴ファイルの詳細情報に出力されている詳細コードが0000以外になります。

    実行履歴の詳細については、“メッセージ集”を参照してください。

形式

lvcrtsrh    -ufile 

オプション名と指定値の間に空白をあけないでください。

空白または記号文字を含むパスを指定する場合は、半角のシングルクォーテーション「’ ’」で囲みます。「’ ’」は長さに含みません。


説明

-u

抜き出し検索ファイル作成の対象であるList Works帳票のファイル名または保管フォルダのディレクトリを、fileに250バイト以内の論理パスで指定します。必須項目です。

保管フォルダの論理パス、保管フォルダ内の帳票の論理パスの指定方法については、“マニュアル体系と読み方”を参照してください。

すでに抜き出し検索ファイルが作成されている場合は、抜き出し検索ファイルを再作成するかどうかを確認するメッセージが出力されます。


復帰値

0

正常

0以外

異常


使用例

総務課用保管フォルダ(/chohyo/soumu/総務課)に登録してあるすべてのList Works帳票から抜き出し検索ファイルを作成します。

# lvcrtsrh -u/chohyo/soumu/総務課