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Interstage List Works V10.3.3 環境構築手引書
FUJITSU Software

I.1 リスト管理サーバのレジストリのキー

リスト管理サーバのレジストリに追加、または値を変更するキー名を以下に示します。

ListServer

レジストリのキーの場所
Folder
Windowsサーバ(x64)の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Folder
Windowsサーバ(x86)の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Folder
Local
Windowsサーバ(x64)の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Local
Windowsサーバ(x86)の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Local
Options
Windowsサーバ(x64)の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Options
Windowsサーバ(x86)の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\ListServer\Options

キーの場所

キー名

キーの説明、型、値のデータ

Folder

KeepFolderPathType

F5CWKSPLコマンドの-sオプションに、ファイリングされた40バイト以上のフォルダを指定したとき、保管フォルダ名に以下の半角文字を含む場合、以下の半角文字は、半角アンダーバー「_」に変換され、1つのフォルダ階層で作成されます。

\ , . : ; ? / < > * | " ^ '

レジストリのキーの値に「1」を適用すると、元のフォルダ階層どおりに、保管フォルダが作成されます。

DWORD値
値のデータ
0:保管フォルダが1つのフォルダ階層で作成される(初期値)
1:保管フォルダが元のフォルダ階層どおりに作成される

Local

PDFWarningLog

一時的なOSの高負荷な状態により、リスト管理サーバの負荷が高い状態で帳票登録時にPDF変換する場合、オーバレイ履歴管理によって管理されている古い世代のオーバレイを利用して、PDFファイルが出力されることがあります。このとき、エラーは出力されません。

キーの値に「1」を適用すると、イベントログに以下のエラーが出力されるようになります。

イベントID:2508
種別      :エラー
説明      :PDF変換処理中にエラーが発生しました。RC = 077002aa,DC = 0000
DWORD値
値のデータ
0:ログを出力しない(初期値)
1:PDF変換をエラーとし、ログを出力する

Options

FcbStandard

キーの値に「1」を適用すると、MSPからの分散印刷運用(TCP/IP)またはファイル転送運用で、I制御レコードに「STD1」または「STD2」を指定して富士通ホストを登録する場合に、外付けのFCBが参照されます。

DWORD値
値のデータ
0:標準FCBと認識されるFCB名(STD1, STD2, STD3, 0000)(初期値)
1:標準FCBと認識されるFCB名(STD3, 0000)

Options

Ovl_RetryBadNetPath

保管フォルダの共有運用を行っている環境で、一時的なOSの高負荷な状態により、リスト管理サーバの負荷が高い状態とき、オーバレイ付きの帳票を登録すると登録エラーになり、イベントログで以下のエラーが発生する場合があります。

イベントID:250
説明:オーバレイ(xxxxxxxx)の作成に失敗しました。
      帳票変換処理を中断します。RC = 80044250,DC = 0035

キーの値に「1」を適用すると、上記のエラーが発生しても、帳票の登録をリトライするようになります。

DWORD値
値のデータ
0:リトライしない(初期値)
1:リトライする

Options

PrintBlankPage

キーの値に「1」を適用すると、マルチフォームで作成された帳票をリモート印刷で両面印刷するとき、奇数ページで帳票が切り替わる場合には、空白ページが挿入されます。

DWORD値
値のデータ
0:空白ページは挿入されない(初期値)
1:空白ページが挿入される

Options

PrintPaperSizeMode

プリンタドライバの仕様により、任意の用紙名を指定してリモート印刷すると、指定した用紙名以外の用紙に印刷されることがあります。キーの値に「1」を適用すると、指定した用紙名が有効になり、リモート印刷できる場合があります。(例:PS5110)

DWORD値
値のデータ
0:指定された任意の用紙名が有効にならない場合がある(初期値)
1:指定された任意の用紙名が有効になる場合がある

ListWORKS RunTimeLib

レジストリのキーの場所
Windowsサーバ(x64)の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu\ListWORKS RunTimeLib\CurrentVersion\API

および

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\ListWORKS RunTimeLib\CurrentVersion\API
Windowsサーバ(x86)の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\ListWORKS RunTimeLib\CurrentVersion\API

キー名

キーの説明、型、値のデータ

CheckFontCode

本キーを適用すると、オープン帳票登録時にShift-JISの外字をイメージ文字で登録するとき、外字が「・」(中点)となる場合には、「・」(中点)となる文字と本キーの値に入力した文字が同じイメージの場合に、レジストリのキー「GaijiError」に適用されているエラー結果になります。

注意

本キーの値を有効にするには、レジストリのキー「GaijiError」の適用が必要です。「GaijiError」が適用されていない場合は、本キーの適用は無視されます。

DWORD値
値のデータ
チェックする文字(登録結果が「・」(中点)となる文字コード)を、SJISコードの0x1~0xFFFFの範囲で指定

CheckFontUnicode

本キーを適用すると、オープン帳票登録時にUnicodeの外字をイメージ文字で登録するとき、外字が「・」(中点)となる場合には、「・」(中点)となる文字と本キーの値に入力した文字が同じイメージの場合に、レジストリのキー「GaijiError」に適用されているエラー結果になります。

本キーの適用がなく、レジストリのキー「CheckFontCode」だけが適用されている場合は、「CheckFontCode」に適用されているShift-JISの文字でチェックされます。

注意

本キーの値を有効にするには、レジストリのキー「GaijiError」の適用が必要です。「GaijiError」が適用されていない場合は、本キーの適用は無視されます。

DWORD値
値のデータ
チェックする文字(登録結果が「・」(中点)となる文字コード)を、Unicodeの0x1~0xFFFFの範囲で指定

GaijiError

オープン帳票登録時に外字をイメージ文字で登録するとき、外字が「・」(中点)となる場合は、外字が「・」で登録され、処理が正常終了します。キーの値に「0~2」のいずれかの値を適用すると、エラーになります。

また、本キーだけを適用し、レジストリのキー「CheckFontCode」および「CheckFontUnicode」が適用されていない場合は、「CheckFontCode」に0x1が適用されたとみなします。詳細は、「CheckFontCode」および「CheckFontUnicode」を参照してください。

DWORD値
値のデータ
下記以外が指定された場合は、0が指定されたとみなします。
0:登録エラーになる
1:空白に置き換えられる
2:〓マークに置き換えられる

GaijiErrorPageNo

キーの値に「1」を適用すると、帳票登録中に外字の変換処理でエラーが発生した場合、エラーが発生したページ番号がログファイルに出力されるようになります。

エラーの場合には、該当する外字は〓に置き換えられますが、レジストリのキーの値に「1」を適用すると、〓に置き換えられたとき、LwApiLog.csvには、太字下線で示したようにページ番号が出力されます。

レジストリ適用後の出力メッセージ例
2013/05/31,14:12:00,"警告","ABC_GAIJI_CT_12p","user","C:\ListCREATOR\Temp\BIP20A2.tmp2","CT003","Unicode->SJIS変換に失敗しました。〓に置き換えます。Unicode:0xe000 ページ番号:2","0,charcnv,201,101,0","",""

DWORD値
値のデータ
0:ページ番号は出力されない(初期値)
1:ページ番号が出力される

PrinterHopperNameCut

用紙名または給紙口名が32バイトを超える場合、帳票登録がエラーになります。キーの値に「1」を適用すると、用紙名または給紙口名に32バイトを超える設定がされていても、用紙名または給紙口名が32バイトで切断された状態で、帳票が登録されます。

このとき、LwApiLog.csvには、以下のエラーメッセージが出力されます。

  • 用紙名が指定可能文字数の上限値を超えています。

  • 給紙口名が指定可能文字数の上限値を超えています。

DWORD値
値のデータ
0:帳票登録エラー(初期値)
1:用紙名または給紙口名が32バイトで切断(泣き別れする場合は、31バイトで切断)されて帳票が登録される

PdfServer

レジストリのキーの場所
Windowsサーバ(x64)の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\PdfServer\Manager
Windowsサーバ(x86)の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\ListWORKS\CurrentVersion\PdfServer\Manager

キー名

キーの説明、型、値のデータ

ImageFont

キーの値に「1」を適用すると、PDF変換後のイメージ文字のサイズと、帳票表示時のイメージ文字のサイズが同じになります。

DWORD値
値のデータ
0:イメージ文字のサイズが同じではない(初期値)
1:イメージ文字のサイズを同じとする

VerticalFont

キーの値に「1」を適用すると、縦書きフォントの文字を含む帳票をPDF変換した場合に、縦書きフォントの2文字目以降の全角文字の文字間隔が適切になります。

DWORD値
値のデータ
0:縦書きフォントの文字間隔が詰まったような状態になる(初期値)
1:縦書きフォントの文字間隔を、適切な間隔とする