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Interstage List Works V10.3.3 保守手引書
FUJITSU Software

2.6 リスト管理サーバの動作環境の更新

リスト管理サーバの動作環境を更新する方法について説明します。

Windows版の場合

【リスト管理サーバ環境設定】で更新します。

【リスト管理サーバ環境設定】については、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。

注意

  • 【リスト管理サーバ環境設定】で、ログの改ざん検知の有効/無効を切り替えた場合、出力される操作ログが切り替わります。【リスト管理サーバ環境設定】の「操作ログ」タブにおける「ログファイルの扱い」の設定によって注意する点が異なります。

    • 「ファイルサイズを無制限にする」と設定されている場合

      List Worksサービス再起動後に、操作ログが削除されます。必要であれば、操作ログをバックアップしてください。

    • 「ファイルサイズが制限を超えたらバックアップファイルを作成する」と設定されている場合

      List Worksサービス再起動後に、バックアップファイルが作成され、操作ログが切り替わります。

  • ログの改ざん検知の有効/無効を切り替えた場合、切り替えたあとにList Worksサービスを再起動する必要があります。List Worksサービスを再起動した時間を記録しておいてください。記録した日付から、ログの改ざん検知が有効となった操作ログに対し、操作ログの改ざんチェックを行います。

Solaris版の場合

サーバ動作環境ファイルを変更し、lvsetenvコマンドで登録することにより更新します。

流れを以下に示します。

  1. サーバ動作環境ファイルの変更

  2. List Worksサービスの停止

  3. lvsetenvコマンドの実行

  4. List Worksサービスの起動


以前に設定した情報は、すべて置き換わります。誤って他の情報を修正しないように注意してください。

現在のサーバ動作環境を設定した時に利用したサーバ動作環境ファイルが保管されていない場合は、以下のファイルを参考にしてください。

/List Worksシステムディレクトリ/lvsvenv.BAK

サーバ動作環境ファイルについては、“環境構築手引書”を参照してください。
lvsetenvコマンドの使用方法の詳細は、“コマンドリファレンス”を参照してください。
List Worksサービスの起動、停止については、lwserverコマンドを使用します。使用方法の詳細は、“コマンドリファレンス”を参照してください。

注意

  • 帳票の振り分けに配信連携定義ファイルを使用している場合、登録済みの配信連携定義ファイルに対しては、更新後の配信連携定義の省略値は有効となりません。
    サーバ動作環境ファイルで配信連携定義ファイルの省略値を更新した場合は、配信連携定義ファイルを再度登録してください。

    ListGatewayの設定変更後、その値を有効にする方法については、“環境構築手引書”を参照してください。
    配信連携定義ファイルの登録については“運用手引書”を参照してください。
  • サーバ動作環境ファイルで、実行履歴の改ざん検知の有効/無効を切り替えた場合、出力される実行履歴が切り替わります。古い世代の実行履歴は削除されますので、必要であればバックアップをとってください。

  • 実行履歴の改ざん検知の有効/無効を切り替えた場合、切り替えたあとにList Worksサービスを再起動する必要があります。List Worksサービスを再起動した時間を記録しておいてください。記録した日付から、実行履歴の改ざん検知が有効となった実行履歴に対し、実行履歴の改ざんチェックを行います。