ここでは、以下に示す印刷フォルダの構成変更について説明します。
印刷フォルダの追加
印刷フォルダのプロパティ情報の変更(Windows版のみ)
印刷フォルダの削除
印刷フォルダを追加する場合に考慮すべき事項と、印刷フォルダの追加方法について説明します。
印刷フォルダを追加する場合は、次の事項について事前に考慮が必要です。
追加する印刷フォルダを帳票の振り分け先として定義する場合は、受信フォルダの振り分け先定義の変更が必要です。
受信フォルダの振り分け定義を利用している場合
“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。 |
帳票出力時に、アプリケーションで印刷フォルダ名を指定している場合
“運用手引書”を参照してください。 |
印刷フォルダを追加する方法は、以下のとおりです。
リストナビによる追加
F5CWPRNT.EXEコマンドによる追加
lvsetprtコマンドによる追加
List Worksの動作環境の違いにより、利用できる追加方法は以下のように異なります。
追加方法 | Windows版 | Solaris版 | |
---|---|---|---|
リストナビによる追加 | ○ | × | |
コマンドによる追加 | F5CWPRNT.EXEコマンド | ○ | × |
lvsetprtコマンド | × | ○ |
○:利用可能
×:利用不可
以下、各追加方法について説明します。
リストナビで、印刷フォルダを追加することができます。
リストナビで印刷フォルダを追加する方法については、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。また、フォルダの追加が行えるユーザのアクセス権については、“運用手引書”を参照してください。 |
印刷フォルダを追加する場合、F5CWPRNT.EXEコマンドが利用できます。追加する印刷フォルダの数が多い場合などに、スクリプトに組み込んで使用することも可能です。
F5CWPRNT.EXEコマンドは、管理者で実行できます。
印刷フォルダを新規追加する手順を以下に示します。
「印刷フォルダ情報ファイル」を作成します。その際に、[PrintFolder]セクションのCreatePrintFolderには「1」(印刷フォルダを作成する)を設定します。
1.で作成した「印刷フォルダ情報ファイル」をF5CWPRNT.EXEコマンドで登録します。
「印刷フォルダ情報ファイル」の記載方法、およびF5CWPRNT.EXEコマンドの詳細は“コマンドリファレンス”を参照してください。 |
(2) 印刷フォルダの環境設定の変更 <Windows版のみ>
既存の印刷フォルダのプロパティ情報を変更する方法について説明します。
印刷フォルダのプロパティ情報を変更する方法は、以下のとおりです。
リストナビによるプロパティ情報の変更
F5CWPRNT.EXEコマンドによるプロパティ情報の変更
以下、各プロパティ情報の変更方法について説明します。
印刷フォルダのプロパティ情報を変更することができます。
リストナビで印刷フォルダのプロパティ情報を変更する方法については、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。また、フォルダの設定変更が行えるユーザのアクセス権については、“運用手引書”を参照してください。 |
印刷フォルダのプロパティ情報を変更する場合、F5CWPRNT.EXEコマンドが利用できます。変更する印刷フォルダの数が多い場合などに、スクリプトに組み込んで使用することも可能です。
F5CWPRNT.EXEコマンドは、管理者で実行できます。
既存の印刷フォルダのプロパティ情報を変更する手順を以下に示します。
「印刷フォルダ情報ファイル」を作成します。その際は、[PrintFolder]セクションのCreatePrintFolderには「0」(印刷フォルダのプロパティ情報を変更する)を設定します。
1.で変更した「印刷フォルダ情報ファイル」をF5CWPRNT.EXEコマンドで登録します。
「印刷フォルダ情報ファイル」の記載方法、およびF5CWPRNT.EXEコマンドの詳細は“コマンドリファレンス”を参照してください。 |
印刷フォルダの格納場所を変更することが可能です。
印刷フォルダ格納場所を変更する手順を、以下に示します。
リスト管理サーバ環境設定の「資源」タブを開きます。
【格納場所】の【受信/印刷フォルダ】を変更します。
コンピュータを再起動します。
参考
変更前のフォルダ情報、およびアクセス権は、新しいフォルダに移行されます。
印刷フォルダの格納場所を変更した場合、帳票管理サービスのスプールディレクトリが変更されます。
既存の印刷フォルダの削除方法について説明します。
印刷フォルダを削除する場合は、次の事項について事前に考慮が必要です。
削除する印刷フォルダを、帳票の振り分け先として定義している場合は、振り分け先定義の変更が必要です。
受信フォルダの振り分け定義を利用している場合
“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。 |
帳票出力時に、アプリケーションで印刷フォルダ名を指定している場合
“運用手引書”を参照してください。 |
印刷フォルダを削除する方法は、以下のとおりです。
リストナビによる削除
F5CWPRDL.EXEコマンドによる削除
lvsetprtコマンドによる削除
List Worksの動作環境の違いにより、利用できる削除方法は以下のように異なります。
削除方法 | Windows版 | Solaris版 | |
---|---|---|---|
リストナビによる削除 | ○ | × | |
コマンドによる削除 | F5CWPRDL.EXEコマンド | ○ | × |
lvsetprtコマンド | × | ○ |
○:利用可能
×:利用不可
以下、各削除方法について説明します。
リストナビで印刷フォルダを削除することができます。
リストナビで印刷フォルダを削除する方法については、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。また、フォルダの削除が行えるユーザのアクセス権については、“運用手引書”を参照してください。 |
印刷フォルダを削除する場合、F5CWPRDL.EXEコマンドが利用できます。削除する印刷フォルダの数が多い場合などに、スクリプトに組み込んで使用することも可能です。
F5CWPRDL.EXEコマンドは、管理者で実行できます。
F5CWPRDL.EXEコマンドの詳細は、“コマンドリファレンス”を参照してください。 |
削除する印刷フォルダ配下に、処理中の帳票が存在する場合は、印刷フォルダは削除されません。その場合は、印刷が終了してから再度実行してください。また、削除する印刷フォルダ配下に、異常の帳票が存在する場合も、印刷フォルダは削除されません。その場合は、保留にしてから再度実行してください。