以下のフォントがJIS2004対応になります。
MS ゴシック3書体(MS ゴシック、MSP ゴシック、MS UI Gothic)
MS 明朝2書体(MS 明朝、MSP 明朝)
メイリオ(Windows Vistaで新規導入されたフォント)
(1) JIS2004 対応について
JIS2004 は従来のフォント(JIS90)と比較して、字形が変更される文字や、新しく追加される文字があります。
これらの文字の詳細については、マイクロソフト株式会社のホームページでご確認ください。
MS ゴシック3書体(MS ゴシック、MSP ゴシック、MS UI Gothic)
MS 明朝2書体(MS 明朝、MSP 明朝)
上記フォントは、JIS2004対応により、以下の注意点があります。
帳票、およびオーバレイに字形が変更された文字が含まれていた場合、List Worksが動作保証しているWindowsで帳票を表示/印刷した結果と、他のOSで帳票を表示/印刷した結果が異なります。
JIS2004で新しく追加された文字(第三水準、第四水準から、補助漢字(JIS X 0212)に定義された文字を除いた文字)について、印刷データ内にある文字はイメージ(ビットマップ)で表示されますが、印刷データ以外(帳票名、作成者名、コメントなど)では文字化けが発生します。JIS2004で新しく追加された文字は使用しないでください。
“(4) 各ダイアログボックスへの入力について”を参照してください。 |
(2) 新フォント「メイリオ」について
新規ClearTypeフォントの「メイリオ」フォントを使用すると、以下の現象が発生する場合がありますので、使用しないでください。
「メイリオ」フォントを使用して帳票に記入情報を付加した場合、記入情報が正しく表示/印刷されない場合があります。
List Creator デザイナで「メイリオ」フォントを使用して帳票を設計した場合、オーバレイの文字が正しく表示/印刷されない場合があります。
(3) 新フォント「Yu Gothic UI 」について
Windows 10では、新規ClearTypeフォントとして「Yu Gothic UI」フォントが導入されています。「Yu Gothic UI」フォントを使用すると、以下の現象が発生する場合がありますので、使用しないでください。
記入情報が正しく表示/印刷されない場合があります。
List Creator デザイナで「Yu Gothic UI」フォントを使用して帳票を設計した場合、オーバレイの文字が正しく表示/印刷されない場合があります。
(4) 各ダイアログボックスへの入力について
JIS2004対応に伴い、新たに利用できる文字が追加されています。追加される文字はUnicodeであるため、List Worksでこれらの文字を使用しないでください。
追加された文字は、List Worksクライアントの各入力欄において、以下の様になります。
正常に使用することができる
[対象]
「PDF保存」のファイル名(Web連携)
「ローカル印刷」/「印刷」時に「ファイルへ出力」へチェックしていた場合に指定するファイル名(リストナビ/リストビューア/Web連携)
異なる文字列として解釈される
[対象]
「表示条件の設定」の各入力欄(Web連携)
「帳票を検索」の各入力欄(Web連携)
ログイン画面の各入力欄(Web連携)
上記の入力欄に新たに追加された文字を入力した場合、異なる文字列(&#(Unicodeの10進表記);)として解釈されます。
入力することはできるが操作に失敗する
[対象]
「一覧のファイル出力」で指定するファイル名(リストナビ)
「データ変換」で指定するファイル名(リストナビ/リストビューア/Web連携)
行の一覧からのデータ変換(リストビューア/Web連携)
表形式の一覧からのデータ変換(リストビューア/Web連携)
「名前を付けて保存」で指定するファイル名(リストビューア)
いずれもファイルの保存に失敗します。
入力文字確定時「?」(半角文字)に置き換えられる
[対象]
上記以外の全ての入力欄
「?」(半角文字)となる文字を別の文字に変更してください。