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Interstage List Works V10.3.3 運用手引書
FUJITSU Software

6.2.4 フォント名対応ファイルの設定 <Solaris版のみ>

Solarisアプリケーションで出力した帳票をList Worksで運用するために、Solarisアプリケーションで指定した文字フォント名をWindowsの文字フォント名に対応させる必要があります。文字フォント名の対応は、フォント名対応ファイルに定義します。

注意

フォント名対応ファイルは、EUCコードで作成する必要があります。


ファイル名

フォント名対応ファイルは、「lwfontmap.ini」という名前のファイルです。フォント名対応ファイルの格納フォルダは、以下のとおりです。

  • アプリケーションサーバとリスト管理サーバを別サーバで運用する場合

    /$DIR/FJSVlw-pa/etc

    $DIRは、List Works帳票データ転送アダプタのインストールディレクトリです

  • アプリケーションサーバとリスト管理サーバを同じサーバで運用する場合

    /$DIR/FJSVlw-sv/etc

    $DIRは、List Worksのインストールディレクトリです


形式

フォント名対応ファイルの書式は、以下のとおりです。

システムフォント名(Solaris) [tab] Windowsフォント名
  • システムフォント名(Solaris)とWindowsフォント名の間は、1つ以上のTabで区切る必要があります。

  • 先頭の#は、コメント行を表します。

  • 定義されていないシステムフォント名(Solaris)は、フォント名の置き換えが行われません。

  • システムフォント名(Solaris)の指定には、ワイルドカード(*)の指定が可能です。

     UNIX-FONT   WINDOWS-FONT       : 完全一致の置き換え
     UNIX-FONT*  WINDOWS-FONT       : 先頭一致の置き換え
    *UNIX-FONT*  WINDOWS-FONT       : 部分一致の置き換え
    *UNIX-FONT   WINDOWS-FONT       : 末尾一致の置き換え

使用例
  • 先頭が「標準」で始まるフォントを「MS 明朝(注)」に置き換える場合の設定例

    標準*               MS 明朝  (注)

    注:MSは全角文字です。

  • すべてのフォントを「MS ゴシック(注)」に対応付ける場合の設定例

    *                   MS ゴシック  (注)

    注:MSは全角文字です。


初期値

インストール時のフォント名対応ファイルの初期値は、以下のとおりです。

# 1) "Gothic"という文字列がどこかに含まれる : MS ゴシック  (注)
# 2) その他                                 : MS 明朝  (注)
*Gothic*          MS ゴシック  (注)
*                 MS 明朝  (注)

注:MSは全角文字です。