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Interstage List Works V10.3.3 運用手引書
FUJITSU Software

4.3.4 保管フォルダの資源のディスク容量

保管フォルダに必要な資源のディスク容量を以下に示します。

ここで説明している保管フォルダの資源のディスク容量は、1帳票に対するものです。

保管データベースの見積もりについては“環境構築手引書”を参照してください。

帳票を格納するために必要なディスク容量

帳票データについて、帳票格納時に必要なディスク容量の目安を以下に示します。

帳票の格納に必要なディスク容量 = 帳票データの最大サイズ(1ページ分) × 帳票の平均ページ数 × 最大帳票格納数
帳票データの最大サイズ(1ページ分) = 3KB

なお、富士通ホスト帳票の場合、富士通ホストからの印刷データが、List Worksの保管フォルダに格納される場合があります。

以下の場合、帳票データに加えて、以下のディスク容量の考慮を行う必要があります。

印刷データについて、帳票格納時に必要なディスク容量の目安を以下に示します。

帳票の格納に必要なディスク容量 = 印刷データの最大サイズ(1ページ分) × 帳票の平均ページ数 × 最大帳票格納数
印刷データの最大サイズ(1ページ分) = 8KB

抜き出し検索ファイルのディスク容量

ファイルサイズは、以下の式で算出できます。ただし、抜き出し検索範囲数、抜き出し文字列の数、抜き出し文字種などによって圧縮率が異なるため、実際の値とは多少異なる場合がありますので注意してください。


抜き出し文字列の数
抜き出し文字列の数 = 抜き出し検索範囲内に含まれる有効な延べ行数

同一行上に複数の抜き出し検索範囲がある場合は1行×抜き出し検索範囲数としてカウント


オフセット情報
オフセット情報 = 抜き出し検索範囲内に含まれる有効な実行数 × 12 B

同一行上に複数の抜き出し検索範囲がある場合は1行としてカウント


抜き出し文字列のサイズ
抜き出し文字列のサイズ = 抜き出し検索範囲内に含まれる有効な文字数 × 2倍 + 抜き出し文字列の数

抜き出し情報サイズ
抜き出し情報サイズ = (抜き出し文字列の数 + 4 B) + オフセット情報 + 抜き出し文字列のサイズ

管理情報サイズ
管理情報サイズ = 72 B

ブロック情報サイズ
ブロック情報サイズ = (ページ数 ÷ 1000 B + 1 B) × 8倍 + 16 B

オーバレイ情報サイズ
オーバレイ情報サイズ = (オーバレイ数 × 4 B) + 4 B

抜き出し検索範囲情報サイズ
抜き出し検索範囲情報サイズ = (抜き出し検索範囲数 × 8 B + 4 B) × オーバレイ数

ページブロックサイズ
ページブロックサイズ = (抜き出し情報サイズ + 4 B) × ページ数

ファイルサイズ
ファイルサイズ ≒ 管理情報サイズ + ブロック情報サイズ + オーバレイ情報サイズ + 抜き出し検索範囲情報サイズ
                   + ページブロックサイズ ÷ 3

ページブロックサイズを3分の1にしているのは、圧縮しているためです。


記入情報ファイルのディスク容量

ファイルサイズは、以下の式で算出できます。

記入情報ファイルの容量 = 314 B + 文字数