List Works EEの場合、フォルダの共有運用を行うかどうかを決定します。
フォルダの共有運用を利用するメリットは、以下のとおりです。
クライアント数増加による負荷を分散できます。
共有ディスクを利用した資源の一元管理が可能となります。
一方のサーバで異常が発生した場合に、別のサーバに接続し直すことにより運用が継続できます。
フォルダの共有運用を行う場合、考慮すべき点を以下に示します。
各サーバには、同一バージョンレベルのリスト管理サーバをインストールする必要があります。
Windows版では、保管フォルダを共有ディスク上に作成します。Solaris 版では、保管フォルダおよびシステムディレクトリを共有ディスク上に作成します。
印刷データ、印刷資源などList Worksの資源を、共有ディスク上に配置します。
各サーバで、同じ印刷フォルダを経由してリモート印刷を行う場合は、あらかじめ、各サーバにリスト管理サーバで使用するプリンタの定義を行っておく必要があります。
フォルダの共有運用の概要については、“2.4.3 フォルダの共有運用 <EEのみ>”を参照してください。 |
フォルダの共有運用ができるリスト管理サーバは、以下の台数までです。
10台
Solaris 9の場合:4台
Solaris 10の場合:2台
注意
Windows版の場合に、10台以上のリスト管理サーバで保管フォルダの共有運用を利用したい場合は、弊社技術員にご相談ください。
Solaris版の場合、Solaris 11上ではフォルダの共有運用はできません。
マルチプロセス運用とは、同時に運用できません。