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Cloud Storage Gateway V1.3.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

D.2.5 Amazon EC2環境のスナップショット復元

現在のボリュームを削除して、スナップショットからボリュームを再作成することで復元します。

注意

ボリュームを削除する前に、そのボリュームのスナップショットが存在することを確認してください。

  1. 本製品のインスタンスが動作している場合は停止します。
    管理者アカウント(administrator)を使用して本製品のコンソールにログインし、以下のコマンドを実行してください。

    # csgadm power stop
  2. 以下の操作で、本製品のインスタンスから現在のすべてのボリュームを削除します。

    1. EC2ダッシュボードで、ボリュームの一覧を表示します。

    2. 対象インスタンスのすべてのボリュームを選択します。

    3. [アクション]から[ボリュームのデタッチ]を選択し、インスタンスからボリュームをデタッチします。

    4. [アクション]から[ボリュームの削除]を選択し、ボリュームを削除します。

  3. 本製品のインスタンスのすべてのスナップショットからボリュームを再作成します。
    対象インスタンスのすべてのスナップショットについて、以下の手順を実施してください。

    1. EC2ダッシュボードで、スナップショットの一覧を表示します。

    2. 対象インスタンスのスナップショットを1つ選択します。

    3. [アクション]から[ボリュームの作成]を選択し、ボリュームを作成します。

    ポイント

    • 画面の指示に従ってボリュームの作成を進めると、最後にボリュームIDが表示されます。[閉じる]をクリックせずに、そのボリュームIDをクリックしてください。作成したボリュームの情報が表示されます。

    • ボリューム作成には時間がかかるため、ボリュームIDをクリックしてもすぐにボリューム情報が表示されない場合があります。しばらく待っても表示されない場合は、ボリューム画面右上の更新ボタンをクリックしてください。

    • 今後の操作で簡単に検索できるように、作成したボリュームの「Name」項目に、インスタンス名とデバイス名を含む名前の設定を推奨します。

    注意

    説明項目が「Created by AWS-VMImport service...」となっているスナップショットについては、本手順3の操作は不要です。

  4. 作成したボリュームを本製品のインスタンスにアタッチします。
    対象インスタンスのすべてのボリュームについて、デバイス名の順番で以下の操作を実施してください。

    • EC2ダッシュボードで、ボリュームの一覧を表示します。

    ポイント

    手順3で1つのボリュームが検索された状態の場合は、E2ダッシュボードの[ボリューム]メニューをクリックするか、または、ボリュームの検索欄を空欄にして再検索することで、すべてのボリュームが表示されます。

    • 対象インスタンスのボリュームを1つ選択します。

    • [アクション]から[ボリュームのアタッチ]を選択し、インスタンスにボリュームをアタッチします。
      「インスタンス」項目には、対象のインスタンスを選択してください。
      「デバイス」項目には、アタッチするボリュームのデバイス名を入力してください。
      システム領域用のデバイス名の場合は「/dev/sda1」です。