東日本リージョン3または西日本リージョン3の場合
現在の仮想サーバを削除して、スナップショットから新しい仮想サーバを再作成することで復元します。
注意
仮想サーバを削除する前に、仮想サーバのすべてのボリュームについてスナップショットが存在することを確認してください。
現在の仮想サーバの情報を確認します。
仮想サーバの再作成のため、以下の情報を記録しておいてください。
仮想サーバタイプ
仮想ネットワーク名、プライベートIPアドレス、グローバルIPアドレス
セキュリティグループ
キャッシュ領域用ストレージの容量
キャッシュ領域用ストレージの接続順番 (複数接続している場合だけ)
本製品の仮想サーバが動作している場合は停止します。
管理者アカウント(administrator)を使用して本製品のコンソールにログインし、以下のコマンドを実行してください。
# csgadm power stop
本製品の仮想サーバを削除します。
仮想サーバの[アクション]から[削除]を選択して、仮想サーバを削除してください。
システム領域用ストレージのスナップショットから新しい仮想サーバを作成します。
[コンピュート]-[仮想サーバ]-[+]-[仮想サーバ作成]を選択して、仮想サーバを作成してください。
各項目は以下のように設定してください。
項目 | 設定内容 |
---|---|
仮想サーバ名 | (任意) |
仮想サーバタイプ | スナップショット元の仮想サーバと同じ |
仮想サーバのブートソース | ストレージスナップショット |
ストレージスナップショット | システム領域用ストレージのスナップショット |
仮想ネットワーク | スナップショット元の仮想サーバと同じ |
キーペア | (指定なし) |
セキュリティグループ | スナップショット元の仮想サーバと同じ |
プロビジョニングスクリプト | (指定なし) |
メタデータ | (指定なし) |
作成した仮想サーバの起動を確認します。
仮想サーバの[アクション]から[リモートコンソール]を選択してリモートコンソールを開き、以下のメッセージが表示されるのを確認してください。
Give root password for maintenance (or type Control-D to continue):
キャッシュ領域用ストレージのスナップショットから新しいブロックストレージを作成し、作成した仮想サーバに接続します。
以下の操作を実施してください。
キャッシュ領域用に複数のブロックストレージを使用していた場合は、接続していた順番に実施してください。
[ストレージ]-[ブロックストレージ]-[+]-[ストレージ作成]でストレージを作成します。
各項目は、以下のように設定してください。
項目 | 設定内容 |
---|---|
ボリューム名 | (任意) |
容量 | スナップショット元のキャッシュ領域用ストレージと同じ |
ストレージソース | スナップショット |
スナップショット | キャッシュ領域用ストレージのスナップショット |
作成したブロックストレージの[アクション]から[ストレージ接続]を選択して仮想サーバに接続します。
プライベートIPアドレスを設定します。
仮想サーバ一覧から本製品の仮想サーバ名をクリックし、仮想サーバ詳細を表示します。
仮想ネットワークのポートに元の仮想サーバと異なるプライベートIPアドレスが割り当てられている場合は、ポートの[アクション]から[編集]を選択して、元のプライベートIPアドレスを再設定します。
設定時には、ポート名に任意の名前を指定してください。
グローバルIPアドレスを設定します。
元の仮想マシンのポートにグローバルIPアドレスを割り当てていた場合は、そのポートの[アクション]から[グローバルIP割当]を選択して、元のグローバルIPアドレスを再設定してください。
仮想サーバを再起動します。
仮想サーバの[アクション]から[再起動(ソフト)]を選択して、仮想サーバを再起動してください。
ネットワークを再設定します。
仮想サーバの[アクション]から[リモートコンソール]を選択してリモートコンソールを開き、設定ウィザード(csgsetup)で1つ目のネットワークを再設定してください。
複数ネットワーク構成の場合、2つ目以降のネットワークをCSG REST APIを使って再設定します。
2つ目以降のすべてのネットワークを削除します。
クラウドプロバイダーとの通信に使用しているネットワークは、デフォルトでは削除できないため、強制的に削除するオプションを指定して削除してください。
2つ目以降のネットワークを再登録します。
クラウドプロバイダーとの通信に使用しているネットワークのIDが変わらないように再登録してください。
クラウドプロバイダーに設定されているネットワークのIDを確認したあと、以下を実施してください。
ネットワークIDが1のネットワークを使用しているクラウドプロバイダーがある場合、そのクラウドプロバイダーと通信できるネットワークを先に登録する
ネットワークIDが2のネットワークを使用しているクラウドプロバイダーがある場合、そのクラウドプロバイダーと通信できるネットワークをあとに登録する
クラウドプロバイダーとの通信にネットワークIDが0のネットワークだけを使用している場合は、どの順番で登録してもかまいません。
データストア機能の無効化を解除(有効化)し、仮想サーバを再起動します。
仮想サーバの[アクション]から[リモートコンソール]を選択してリモートコンソールを開き、以下の2つのコマンドを実行してください。コマンドオペランドに指定する datastoreID はデータストアIDです。データストアIDは、CSG Web GUIの「データストア」画面で確認できます(「表示設定」で「ID」を選択してください)。
# csgadm datastore activate datastoreID
# csgadm power restart
東日本リージョン2または西日本リージョン2までのリージョンの場合
本製品の仮想サーバが動作している場合は停止します。
管理者アカウント(administrator)を使用して本製品のコンソールにログインし、以下のコマンドを実行してください。
# csgadm power stop
IaaSダッシュボードで、仮想サーバ一覧を表示します。
本製品の仮想サーバ名をクリックします。
本製品の仮想サーバに接続しているすべてのディスクについて、以下の操作を行います。
「仮想サーバ詳細」画面で、接続先のディスク名をクリックします。
「ストレージ詳細」画面で、スナップショット名をクリックします。
「スナップショット詳細」画面で、[リストア]をクリックします。
「スナップショットリストア」ダイアログで[リストア]をクリックします。