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Systemwalker Desktop Patrol 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

17.5.3 セキュリティ監査出力例

レポートは「概要部」、「監査レポート部」、および「詳細部」から構成されています。

以下では、「概要部」、「監査レポート部」、「詳細部」それぞれについて説明します。

概要部

ファイルとして保存したときの「概要部」は、以下のとおりです。

上記ファイルの内容は、以下のとおりです。

項目名

説明

[F株式会社]
(設定した値が表示されます)

[基本情報]タブの[会社名称]で設定した情報です。

[日付]

レポートを出力した日付です。

[ソフトウェア統括部]

レポートを出力したユーザーが所属する部門です。

[捺印欄]

作成したファイルに、捺印するための欄です。ここには、捺印用の欄だけ印刷されるので、自由に使用してください。

[セキュリティ監査]
(設定した値が表示されます)

[基本情報]タブの[タイトル]で設定した情報です。

[監査対象]

[全社]と表示されます。

[監査期間]

[基本情報]タブの[監査日]で設定した情報です。

[監査PC台数]

セキュリティ監査の対象となったPC台数です。

[仮想PC台数]

セキュリティ監査の対象となった仮想PC台数です。

[監査結果]

[監査指針名]
監査指針ごとに監査結果が表示されます。

[今回監査]
今回監査の評価結果が表示されます。[]内は、[OK数/総数]の形式でのPCの数です。OK数により、しきい値設定に従って監査結果アイコンが表示されます。仮想PCの場合、OK数にカウントされます。

[評価]
監査結果に対する評価が表示されます。

[前回監査]/[前々回監査]
前回、前々回の監査結果が表示されます。

[【総評】]

監査結果について、総評を記入するための欄です。ここには、記入欄だけ印刷されるので、自由に使用してください。

監査レポート部

ファイルとして保存したときの「監査レポート部」は、以下のとおりです。

上記ファイルの内容は、以下のとおりです。

項目名

説明

[監査レポート]
(設定した値が表示されます)

[基本情報]タブの[タイトル]で設定した情報です。

[対策状況]

指標値を100%(全PCがOK)とし、今回監査、前回監査に対するレーダチャートが監査項目ごとに表示されます。

[○○の監査項目と達成率]

監査項目ごとに名称、監査内容、および達成率が表示されます。

[各部門状況]

[【達成率の高い部門】]
達成率が高い順に、最大5部門まで部門が表示されます。括弧内は部門コードです。

[【達成率の低い部門】]
達成率が低い順に、最大5部門まで部門が表示されます。括弧内は部門コードです。

[第○階層]
集計対象の部門階層が表示されます。

[監査項目毎のNG台数]
監査項目ごとにNGとなったPC数がグラフで表示されます。


ここで出力される内容は部門に所属しているPCだけで、未配置になっているPCについては出力されません。
未配置のPCについては、状況に応じてユーザー管理情報でユーザーを登録してください。

[【見解】]

監査結果について、見解を記入するための欄です。ここには、記入欄だけ印刷されるので、自由に使用してください。

詳細部

ファイルとして保存したときの「詳細部」は、以下のとおりです。

上記ファイルの内容は、以下のとおりです。なお、セキュリティ監査の結果は、[部門]の名前順に表示されます。

項目名

説明

[セキュリティ監査]
(設定した値が表示されます)

[基本情報]タブの[タイトル]で設定した情報です。

[作成日]

ファイルを作成した日です。

[基本情報]タブの[作成日]で設定した情報です。

[OK]

監査結果が[OK]の機器の台数です。

[NG]

監査結果が[NG]の機器の台数です。

[NG→OK]

監査結果が[NG→OK]の機器の台数です。

[監査対象]

[全社]と表示されます。

[▲]

監査結果がNGの機器に表示されます。

[No.]

出力された情報に割り当てられる番号です。

[資産管理番号]

機器の資産管理番号です。

[部門]

部門の情報です。

Systemwalker Desktop Patrolで登録された「部門管理情報」が取り込まれたものです。

[ユーザーID]

機器を使用する利用者のユーザーIDです。

機器情報として登録されている[ユーザーID]の情報です。

[ユーザー名]

機器を使用するユーザー名です。

Systemwalker Desktop Patrolで登録された「ユーザー管理情報」が取り込まれたものです。

[機器名]

機器として利用する名称です。

機器情報として登録されている[機器名]の情報です。

[ハードウェア種別]

機器のハードウェア種別情報です。

(デスクトップ/ノート/サーバ/仮想PCの種別を出力します。)

[利用状況]

機器の利用状況です。

機器情報として登録されている[利用状況]の情報です。

[収集日時]

情報を登録した日時です。

[収集情報]

Systemwalker Desktop Patrolのデータベース上にPCのインベントリ情報として存在するかが示されます。

「○」がPCのインベントリ情報として存在する場合で、「×」がPCのインベントリ情報として存在しない場合です。

Systemwalker Desktop Patrol側の操作で、廃棄管理機能によりPC情報が削除された場合や、インベントリ情報が手動で削除された場合にも、「×」となります。

[監査結果]

[監査指針の項目]が、すべて[○]の場合、[OK]と表示されます。監査結果に[×→○]が含まれていてかつ[×]が含まれていない場合、[NG→OK]と表示されます。監査結果に[×]がある場合、[NG]と表示されます。

[監査指針の項目]

監査項目ごとの監査結果が表示されます。監査結果がOKの場合、[○]が表示されます。監査結果がNGの場合、[×]が表示されます。

診断結果を手動でOKにした場合、[×→○]が表示されます。監査対象外だった場合、[-]が表示されます。

各項目の説明は、“監査指針の項目”を参照してください。

注意

CTの[環境設定]画面の「サーバ切替え」タブで設定する「接続サーバ」を、CSまたはDS構築時に指定したホスト名から変更した場合、監査対象外として判定され集計されない場合があります。