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Systemwalker Desktop Patrol 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

14.1.1 契約期限切れ通知の設定を行う

Systemwalker Desktop Patrolで管理する機器(PCおよび什器)の契約情報として、[契約分類]に[リース]、[レンタル]、または[保守]が設定されている機器について、以下の場合に契約期限切れの通知を行うことができます。

イベント設定画面で設定したメールアドレスに対してメールで通知できます。イベント設定画面については、“2.5 アラーム通知の設定を行う”を参照してください。

契約期限切れの通知を設定する手順は、以下のとおりです。

  1. CSの[スタート]-[プログラム]-[Systemwalker Desktop Patrol]-[環境設定]-[管理台帳の設定]、または[アプリ]-[Systemwalker Desktop Patrol]-[管理台帳の設定]を選択します。

    →[管理台帳の設定]画面が表示されます。

  2. [契約切れ通知の設定]タブを選択します。

    →以下の画面が表示されます。

  3. 契約期限切れ通知の条件や内容を設定します。

    以下の情報を設定して、[OK]ボタンをクリックします。

    項目名

    説明

    [契約期限予告日の設定]

    契約期限の予告を、[契約終了日]の何日前に行うか設定します。30日前、60日前、90日前、または180日前から選択できます。

    初期値は、30日前です。

    [アラーム監視を実施しない]

    契約期限切れ通知を行わない場合に選択します。

    [アラーム監視を実施する]
    (初期値)

    契約期限切れ通知を行う場合に選択します。ただし、[メール環境の設定]タブでの設定が完了していないと選択できません。

    選択して[OK]ボタンをクリックした場合、Windowsのタスク機能に、契約期限切れ通知用の以下のタスクが登録されます。

    • 名前:SWDTPAS_AlarmW.job

    • 動作権限:システムアカウント

    契約期限切れ通知の動作については、後述する“契約期限切れ通知の動作”を参照してください。

    [スケジュール設定]

    [アラーム監視を実施する]を選択した場合に設定します。

    アラーム監視を実施する日として、[週単位]または[月単位]を選択します。初期値は[月単位]です。
    [週単位]を選択すると、曜日のチェックボックスをチェックできるようになります。
    [月単位]を選択すると、[実行日]を指定できるようになります。なお、[実行日]として、設定した月に存在しない日を指定した場合、その月はアラーム監視が行われません。そのため、月末に実行させる場合は、各月の1日の0時0分に実行する運用を検討してください。

    [月単位]を選択している場合、初期値は[1日]で、開始時間は現時刻となります。

    また、アラーム監視を開始する[開始時刻]を設定します。

    [メールテンプレートの編集]

    初期設定された通知内容を編集するときに、以下を選択して[編集]ボタンをクリックします。

    • [契約期限予告通知メール]

    • [契約期限切れ警告メール]

    メールテンプレート編集の詳細については、後述する“メールテンプレートの編集”を参照してください。

    →情報が設定されます。

契約期限切れ通知の動作

契約期限切れ通知は、以下の情報を元に動作します。

上記情報を元にした動作は、以下のとおりです。

動作条件

動作内容

[契約終了日] > [起動日]+[事前通知日]

契約期限切れ通知は動作しません。

[契約終了日] = [起動日]+[事前通知日]

[契約期限予告通知メール]を通知します。

[起動日] < [契約終了日] < [起動日]+[事前通知日]

[契約期限予告通知メール]の通知状況によって異なります。

  • 未通知の場合
    [契約期限予告通知メール]を通知します。

  • 通知済みの場合
    契約期限切れ通知は動作しません。

[契約終了日] = [起動日]

[契約期限切れ警告メール]を通知します。

[契約期限予告通知メール]は通知しません。

[契約終了日] > [起動日]

[契約期限切れ警告メール]の通知状況によって異なります。

  • 未通知の場合
    [契約期限切れ警告メール]を通知します。

  • 通知済みの場合
    契約期限切れ通知は動作しません。

メールテンプレートの編集

[環境構築]画面の[契約切れ通知の設定]タブを選択した画面でメールテンプレートを選択し、[編集]ボタンをクリックすることで、以下の画面が表示されメールテンプレートを編集できます。

項目名

説明

[件名]

契約期限切れ通知する際のメールの件名を設定します。

半角の英数字、半角の記号、および全角文字を合わせて、全角128文字、半角256文字以内で設定できます。

全角128文字、半角256文字を超えた場合、送信時エラーとなります。

[メール本文]

契約期限切れ通知する際のメールの本文を設定します。

半角の英数字、半角の記号、および全角文字を合わせて、全角1024文字、半角2048文字以内で設定できます。

全角1024文字、半角2048文字を超えた場合、超えた分は削除されます。

メールテンプレートを編集する場合は、上記情報を設定して、[OK]ボタンをクリックします。

なお、初期値としては、以下の情報が設定されています。

上記「$date」および「$value」には、可変情報が設定されます。

「$date」には、通知または警告を行った日時が設定されます。

「$value」には、契約情報として[契約分類]、[契約No.]、[契約終了日]、および[契約機器数]が設定されます。