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Systemwalker Desktop Patrol 解説書
FUJITSU Software

2.8 クイック実行形式のセキュリティパッチの配信/適用機能

クイック実行形式のセキュリティパッチの配信/適用機能とは、インストール形式がクイック実行形式のOffice(Microsoft 365(旧Office 365)、Office2019)に対して、Microsoft社から提供されているOffice展開ツール(ODT)を利用し、Officeのセキュリティパッチを配信/適用する機能です。

Microsoft 365(旧Office 365)やOffice2019といったクイック実行形式のOfficeに対して、セキュリティ強化や社内統制を行いたい情報システム部門のお客様が本機能を利用することにより、Officeを展開するためのWebサーバ構築工数の削減やネットワーク負荷軽減に向け柔軟な設計が可能となります。

クイック実行形式のセキュリティパッチの配信/適用機能のシステム構成例を以下に示します。

注意

クイック実行形式のセキュリティパッチ配信/適用機能を利用する場合の前提条件

クイック実行形式のセキュリティパッチの配信/適用機能には、利用時に以下の前提条件があります。

  • WSUSサーバが動作するOS

    • Windows Server 2012

      KB3095113が適用済みであること

    • Windows Server 2012 R2

      KB3095113が適用済みであること

    • Windows Server 2016

    • Windows Server 2019

  • 利用可能なCS

    • Systemwalker Desktop Patrol 64ビット版のCSのみ

  • 適用不可のCT

    • CTがWindows 10 Homeの場合は、WSUS連携のパッチ適用はできません。

  • WindowsストアアプリのOfficeは、未サポートとなります。