ポリシーとしてメール添付禁止を設定すると、クライアント(CT)がインストールされているPCでは、禁止対象となるファイルをメールに添付して、送信または保存することを禁止できます。
禁止対象のファイルをポリシーで指定します。
ポート監視方式(注)の場合、添付ファイルの中に1つでも、添付禁止対象のファイルがある場合、メール(メール本文と、すべての添付ファイル)は送信できません。
注) ドライバ方式で禁止を行う方式で、SMTPプロトコルを使用するメールソフトを利用した場合にログを採取する方式です。
注意
使用している環境によって、機能が制限される場合があります
ポリシーを設定した場合、使用している環境によって、機能が制限されることがあります。
詳細は、“1.2.12 メール添付禁止”を参照してください。
ポリシーの設定から禁止が有効になるまで
ポリシーの設定
[端末初期設定]画面、[ユーザーポリシー設定]画面、または管理コンソール起動直後の画面(CTポリシー設定画面)で設定します。
[メール添付]で、メールへの添付を禁止する条件を設定します。
ポリシーの反映
設定したポリシーがデータベースに反映されます。
ポリシーの適用
設定したポリシーがクライアント(CT)に適用されます。
メール操作
クライアント(CT)でメールを送信する場合、以下のどれかの状態になります。
指定された拡張子のファイルはメールに添付して送信または保存できない
暗号化されていないファイルはメールに添付して送信または保存できない
指定された拡張子以外のファイルはメールに添付して送信または保存できない
(指定された拡張子のファイルだけ送信または保存できる)
ファイルをメールに添付して送信または保存できる
禁止された場合
メール添付禁止されている場合、クライアント(CT)では以下のメッセージが表示されます。
V12.0L20~V13.0.0互換方式の場合
[D1F1-INF001]システム管理者がこのファイルの添付を禁止しています。 (送信禁止ファイル:<ファイル名>)
ポート監視方式の場合
[D1F4-WRN004]メール送信がキャンセルされました。 送信しようとしたメールは「送信済み」フォルダに入っています。 再送する場合は、「送信済み」フォルダ内のメールを編集して送信してください。