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Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

2.4.4 デバイス/メディアを登録する

使用を許可するUSBデバイス、PCカード、またはメディアを登録します。登録は、システム管理者または部門管理者が行います。

サーバ設定ツールの[管理者情報設定]画面の[詳細権限]で、[デバイス/メディア登録/更新/削除]権限が設定されている必要があります。

また、3階層構成の場合は統合管理サーバに接続した管理コンソールから設定を行ってください。下位管理サーバに接続した管理コンソールでは、[デバイス/メディア登録]メニューを選択できません。

[デバイス/メディア登録]画面のメニューバー

[デバイス/メディア登録]画面のメニューバーについて説明します。

メニューバー

機能概要

[ファイル]

[閉じる]

画面を閉じます。

[動作設定]

[USBデバイス動作設定]

USBデバイスの動作設定を行います。

[メディア動作設定]

メディアの動作設定を行います。

[CSV連携]

[デバイス設定内容の取り込み]

[USB/PCカードデバイス情報取り込みファイル指定]画面が表示されます。
USB/PCカードデバイス情報を別の管理サーバに移行する場合に使用します。

[デバイス設定内容の出力]

[USB/PCカードデバイス情報出力ファイル指定]画面が表示されます。
USB/PCカードデバイス情報のCSV出力条件を設定し、出力します。

[メディア設定内容の出力]

[メディア情報出力ファイル指定]画面が表示されます。
メディア情報のCSV出力条件を設定し、出力します。

USBデバイスの動作設定を行う

USBデバイスの動作設定を行う手順を以下に示します。

  1. [管理コンソール]を起動します。

  2. [動作設定]メニューから[デバイス/メディア登録]を選択します。

    →[デバイス/メディア登録]画面が表示されます。

  3. [動作設定]メニューから[USBデバイス動作設定]を選択します。

    →[USBデバイス動作設定]画面が表示されます。

    項目名

    説明

    [USBデバイス使用期限設定]

    USBデバイスの使用期限を設定します。

    [設定しない](初期値)

    USBデバイスをいつでも利用できます。

    [設定する]

    USBデバイスを利用できる期限を設定します。

    USBデバイスの使用期限が過ぎた場合の延長期間を指定してください。

    1~999を指定できます。

    [USBデバイスが接続された場合に初期値で使用期限を自動的に再設定する]

    USBデバイスの使用期限が過ぎた場合に自動的に延長するかを設定します。延長する期間は、[使用期限をUSBデバイスに設定する]の[初期値]で指定した日数分追加されます。
    本項目をチェックし、利用者がUSBデバイスを利用することで、使用期限の設定を延長できます。

  4. [設定]ボタンをクリックします。

注意

USBデバイスの使用期限が更新されるタイミングの注意事項

使用期限の再設定は管理サーバと通信が可能な場合に行われます。管理サーバと通信ができなかった場合、次回通信可能時に再設定されます。

ポイント

使用期限は一括で更新できます

USBデバイスに設定していた使用期限は以下の手順を行うことで、一括で変更が可能です。

  1. USBデバイス使用期限設定において、一度[設定しない]を選択し設定ボタンを押します。(使用期限が一括でクリアされます。)

  2. USBデバイス使用期限設定において[設定する]を選択し、任意の初期値を入力して設定ボタンを押します。

メディアの動作設定を行う

メディアの動作設定を行う手順を以下に示します。

  1. [管理コンソール]を起動します。

  2. [動作設定]メニューから[デバイス/メディア登録]を選択します。

    →[デバイス/メディア登録]画面が表示されます。

  3. [動作設定]メニューから[メディア動作設定]を選択します。

    →[メディア動作設定]画面が表示されます。

    項目名

    説明

    [メディア使用期限設定]

    メディアの使用期限を設定します。

    [設定しない](初期値)

    メディアをいつでも利用できます。

    [設定する]

    メディアを利用できる期限を設定します。

    メディアの使用期限が過ぎた場合の延長期間を指定してください。

    1~999を指定できます。

    [メディアが接続された場合に初期値で使用期限を自動的に再設定する]

    メディアの使用期限が過ぎた場合に自動的に延長するかを設定します。延長する期間は、[使用期限をメディアに設定する]の[初期値]で指定した日数分追加されます。
    本項目をチェックし、利用者がメディアを利用することで、使用期限の設定を延長できます。

  4. [設定]ボタンをクリックします。

注意

メディアの使用期限が更新されるタイミングの注意事項

使用期限の再設定は管理サーバと通信が可能な場合に行われます。管理サーバと通信ができなかった場合、次回通信可能時に再設定されます。

登録する

[デバイス/メディア登録]画面で1個ずつ登録します。1つのデバイスに対して、1件登録します。

以下に手順を示します。

  1. [管理コンソール]を起動します。

  2. [動作設定]メニューから[デバイス/メディア登録]を選択します。

    →[デバイス/メディア登録]画面が表示されます。

    項目名

    説明

    [絞込み]

    [登録されているデバイス/メディア一覧]に表示するデバイス/メディアの絞込みを行うことができます。以下から選択できます。

    • 使用期限内
      使用期限内のデバイス/メディアを表示します。
      [デバイス使用期限設定]または、[メディア使用期限設定]を行っている場合に利用できます。

    • 使用期限切れ
      使用期限切れのデバイス/メディアを表示します。
      [デバイス使用期限設定]または、[メディア使用期限設定]を行っている場合に利用できます。

    • すべて
      すべてのデバイス/メディアを表示します。

    • 装置名/メディア名
      [キーワード]に入力した文字列を部分一致で検索し、デバイス/メディアを表示します。

    • メーカーID
      [キーワード]に入力した文字列を完全一致で検索し、デバイスを表示します。キーワードは、16進数で入力してください。

    • 製品ID
      [キーワード]に入力した文字列を完全一致で検索し、デバイスを表示します。キーワードは、16進数で入力してください。

    • デバイス名/ボリューム名
      [キーワード]に入力した文字列を部分一致で表示します。

    • 内部シリアル番号/ハードウェアID
      [キーワード]に入力した文字列を部分一致で表示します。

    • 認証方式
      [キーワード]に入力した文字列を部分一致で表示します。入力できる文字列は以下のとおりです。

      • 完全一致

      • 製品一致

      • シリアル一致

      • 使用不可

    • 最終使用ユーザー名
      [キーワード]に入力した文字列を部分一致で表示します。

    • 最終使用コンピュータ名
      [キーワード]に入力した文字列を部分一致で表示します。

    • 備考
      [キーワード]に入力した文字列を部分一致で表示します。

    • 種別-USB
      [種別]が[USBデバイス]の一覧を表示します。

    • 種別-PCカード
      [種別]が[PCカード]の一覧を表示します。

    • 種別-メディア
      [種別]が[メディア]の一覧を表示します。

    • メディア個体識別するUSBデバイス
      [メディア個体識別する]が設定されているUSBデバイスの一覧が表示されます。

    [キーワード]

    表示するデバイスの検索条件を指定します。

    半角および全角で128文字まで入力できます。

    [検索]

    [絞込み]と[キーワード]に指定した条件でデバイス/メディアの検索を実施します。

    [登録されているデバイス/メディア一覧]

    登録されているデバイス/メディアの内容が表示されます。

    以下の情報が表示されます。

    • 装置名/メディア名
      デバイスの装置名またはメディア名が表示されます。

    • 備考
      デバイス/メディアのメモが表示されます。

    • メーカーID
      デバイスのメーカーIDが表示されます。
      メディアの場合は空欄が表示されます。

    • 製品ID
      デバイスの製品IDが表示されます。
      メディアの場合は空欄が表示されます。

    • デバイス名/ボリューム名
      デバイス名またはボリューム名が表示されます。

    • 内部シリアル番号/ハードウェアID
      デバイスの内部シリアル番号またはハードウェアIDが表示されます。
      メディアの場合は、ボリュームシリアル番号が表示されます。

    • 識別方法
      デバイス/メディアの識別方法が表示されます。

    • 最終接続日
      デバイス/メディアを最後に利用した日が表示されます。

    • 使用期限
      デバイス/メディアを利用できる期限が表示されます。

    • 最終使用ユーザー名
      デバイス/メディアを最後に利用したユーザー名が表示されます。

    • 最終使用コンピュータ名
      デバイス/メディアを最後に利用したコンピュータ名が表示されます。

    • 種別
      選択した[種別]が表示されます。

    • メディア個体識別
      [メディア個体識別する]が設定されている場合は「する」が表示されます。設定されていない場合は空欄が表示されます。
      メディア/PCカードの場合は空欄が表示されます。

    [現在接続されているデバイス]

    クリックすると、[USB/PCカードデバイス登録-現在接続されているデバイス]画面が表示されて、PCに接続されているデバイスから、登録するデバイスを選択できます。

    [現在接続されているメディア]

    クリックすると、[メディア登録-現在接続されているメディア]画面表示されて、USBデバイス経由でPCに接続されているメディアから、登録するメディアを選択できます。
    登録するメディアを選択後、自動的に種別が[メディア]に切り替わります。
    [追加]をクリックするまでに、[種別]を切り替えた場合は、[現在接続されているメディア]で選択したメディアの情報の値がクリアされます。

    [設定項目]

    [装置名/メディア名]

    USBデバイス/PCカードの場合は[装置名]として扱われます。
    メディアの場合は[メディア名]として扱われます。

    半角で80文字(全角で40文字)まで入力できます。ただし、以下の文字は入力できません。
    ・制御コード
    ・半角空白だけ、または、全角空白だけ(半角空白または全角空白を、先頭または最後尾に設定した場合は、その空白は削除されます)

    本項目は、必ず入力してください。

    [備考]

    半角で128文字(全角で64文字)まで入力できます。ただし、以下の文字は入力できません。
    制御コード

    [デバイス情報/メディア情報]

    [メーカー ID]
    [製品 ID]
    [デバイス名/ボリューム名]
    [内部シリアル番号/ハードウェアID]

    [デバイス情報取り込み]ボタンをクリックした場合に読み込んだデバイス情報が表示されます。

    手動でデバイスを登録する場合は、以下の項目を入力してください。

    • メーカー ID
      [種別]が[USBデバイス]の時のみ入力できます。
      16進数4桁を入力できます。

    • 製品 ID
      [種別]が[USBデバイス]の時のみ入力できます。
      16進数4桁を入力できます。

    • デバイス名/ボリューム名
      [種別]が[USBデバイス]、[PCカード]の場合は、半角で80文字(全角で40文字)まで入力できます。ただし、制御コードは入力できません。
      [種別]が[メディア]の場合は、値が自動で入力されます。

    • 内部シリアル番号/ハードウェアID

      [種別]が[USBデバイス]の時は内部シリアル番号を入力します。半角で64文字(全角で32文字)まで入力できます。

      [種別]が[PCカード]の時はハードウェアIDを入力します。半角で250文字まで入力できます。
      [種別]が[メディア]の時は、ボリュームシリアル番号が自動で入力されます。

    [最終使用者情報]

    [最終使用ユーザー名]

    [最終使用コンピュータ名]

    [最終接続日]

    [種別]が[USBデバイス]の時のみ表示されます。
    デバイスの最終使用者情報が表示されます。
    最終使用者情報は、クライアント(CT)にデバイスを接続した場合以外に、デバイスを接続したまま、以下の操作を行った場合に更新されます。

    • クライアント(CT)へログオンしたとき

    • ユーザー切り替えを行ったとき

    • [管理コンソール]の[即時更新を行う]ボタンをクリックしたとき

    • ポリシー自動取得機能が動作したとき

    マルチログオン時には、コンソール・セッションでログオンしているユーザーの情報が最終使用者情報として取得されます。

    [デバイス/メディアの識別方法]

    許可されたデバイスかどうかを識別する方法です。

    [種別]が[PCカード]の場合は[完全一致]と[シリアル一致]は選択できません。

    [種別]が[メディア]の場合は[シリアル一致]と[製品一致]は選択できません。

    [完全一致]
    (初期値)

    [種別]が[USBデバイス]または[メディア]の場合に選択できます。
    [種別]が[USBデバイス]の
    メーカーID + 製品ID + 内部シリアル番号/ハードウェアIDで識別します。
    [デバイス/メディアの識別方法]が[完全一致]で、[メーカーID]、[製品ID]、[内部シリアル番号/ハードウェアID]の3項目が一致する媒体が、[完全一致]ですでに登録されている場合、登録できません。

    [種別]が[メディア]の
    内部シリアル番号とシステム内部で発行されたメディア識別情報で識別します。
    ※システム内部で発行されたメディア識別情報は画面上には表示されません。

    [シリアル一致]

    [種別]が[USBデバイス]の時のみ選択できます。
    メーカーID + 内部シリアル番号/ハードウェアIDで識別します。
    [登録されているデバイス/メディア一覧]において、[製品ID]の背景色がグレーで表示されます。

    認証機能付きのUSBデバイスで、認証前と認証後で製品IDが変化するもの(注)を登録する場合に、本項目を選択します。

    [製品一致]

    [種別]が[USBデバイス]の時
    メーカーID + 製品IDでデバイスを識別します。
    [登録されているデバイス/メディア一覧]において、[内部シリアル番号/ハードウェアID]が、グレーアウトされます。

    [種別]が[PCカード]の時
    ハードウェアIDでデバイスを識別します。

    [使用不可]

    登録されたデバイスを、一時的に使用できない設定とします。
    使用許可されたデバイスとしてポリシーに設定されている場合も使用できなくなります。
    以下のような場合に本項目を選択します。
    例:
    ・いずれ使用可能とするが、今は登録だけ実施するとき
    ・一時的に遊休資産となり、利用者がいないとき
    ・該当デバイスを紛失したとき

    [登録されているデバイス/メディア一覧]において、その行全体が、グレイアウトされます。

    [デバイス/メディア使用期限]

    [USBデバイス動作設定]画面で[使用期限をUSBデバイスに設定する]を選択した場合にUSBデバイスの使用期限を設定します。

    半角数字だけ入力でき、入力範囲は以下のとおりです。

    • 年:2000~2037

    • 月:1~12

    • 日:1~31

    [種別]

    [USBデバイス]

    USBデバイスを登録する時に指定します。

    [メディア個体識別する]

    メディア個体識別に使用するUSBデバイス(SDカードリーダなど)を登録する場合に指定します。

    [PCカード]

    PCカードを登録する時に設定します。

    [メディア]

    メディアを登録する時に設定します。

    [追加]

    デバイス/メディアを登録します。
    20,000個まで登録できます。登録数の最大数は20,000件ですが、これはUSBデバイス/PCカード/Wi-Fi接続先の登録数と合わせた数になります。

    例)Wi-Fi接続先に30件登録されていれば、最大は19,970件です。

    [更新]

    デバイス/メディア情報を更新します。

    [削除]

    登録されているデバイス/メディアを削除します。

    注) あらかじめ、認証前または認証後のどちらの状態で登録するか、決めておくことをお勧めします。
    認証前後で[デバイス情報取り込み]ボタンをクリックし、[デバイス情報]に表示される[製品ID]だけが変化することを確認してください。

    注意

    USBデバイスの使用期限についての留意事項

    [デバイス/メディア登録]画面での使用可能デバイスの判定時、USB使用期限と比較される時間は管理コンソールを起動しているPCのシステム日付となります。管理コンソールのシステム日付がずれていた場合には意図せず使用できる(できない)USBデバイスが存在する可能性があります。

    注意

    [メディア個体識別する]の指定についての留意事項

    メディア個体識別を使用するため、メディアを挿入して使用するデバイス(SDカードリーダ/ライタなど)を登録する場合に指定します。メディアを挿入しないデバイス(USBフラッシュメモリ、USBハードディスクなど)を、[メディア個体識別する]を指定して登録すると、該当デバイスに対するUSBデバイス個体識別機能が正しく動作しません。

  3. デバイスを登録する場合は、以下の手順で登録します。

    1. 登録するデバイスを、管理コンソールのPCに接続します。

    2. [現在接続されているデバイス]ボタンをクリックします。

      [USB/PCカードデバイス登録-現在接続されているデバイス]画面に、接続されているデバイスの情報が表示されます。

      ポイント

      ロック機能つきUSBデバイスについて

      ロック機能つきUSBデバイスを利用する場合は、ロックを解除してから[デバイス情報取り込み]ボタンをクリックしてください。

    3. [デバイス/メディアの識別方法]を選択します。

    4. [装置名/メディア名]、[備考]を入力します。

      ポリシー設定時は、自部門で許可するデバイスを、大量の登録情報の中から選択することが予想されます。[登録されているデバイス/メディア一覧]に表示される各項目はソートできますが、[備考]に部門や利用者名などの識別情報を設定し、選択しやすくすることを推奨します。

    5. [追加]ボタンをクリックします。

      →[登録されているデバイス/メディア一覧]に登録内容が表示されます。

    [USB/PCカードデバイス登録-現在接続されているデバイス]画面

    PCに接続されているUSB/PCカードデバイスから、登録するデバイスを選択します。

    項目名

    説明

    [現在接続されているデバイス一覧]

    PCに接続されているデバイスの一覧が表示されます。
    各項目をクリックすると、情報がソートされます。

    [ドライブ名]

    ドライブレターが A:~Z: で表示されます。
    ポータブルデバイス/イメージングデバイスの場合は、空欄です。

    [ドライブ種別]

    ドライブレターが割り当てられている装置の場合、「リムーバブル」「DVD/CD」のどちらかのドライブ種別が表示されます。

    ポータブルデバイス/イメージングデバイスの場合は、「WPD」(Windows Portable Device)が表示されます。

    PCカードの場合は、「PCカード」が表示されます。

    [メーカーID]

    デバイスから取得したメーカーIDが16進数で表示されます。

    PCカードの場合は、空欄です。

    [製品ID]

    デバイスから取得した製品IDが16進数で表示されます。

    PCカードの場合は、空欄です。

    [デバイス名]

    デバイスから取得した装置名が表示されます。

    [内部シリアル番号/ハードウェアID]

    デバイスより取得した内部シリアル番号/ハードウェアIDが表示されます。
    内部シリアル番号またはハードウェアIDがない装置の場合は、空欄が表示されます。

    [登録済のデバイスは表示しない]

    チェックすると、デバイス登録画面に登録済の装置は表示されません。

    [デバイス再認識]

    PCに接続されているUSB装置の情報が再取得され、[現在接続されているデバイス一覧]が更新表示されます。

    [デバイス情報取り込み]

    [現在接続されているデバイス一覧]で選択したデバイスの情報が[デバイス/メディア登録]画面の[デバイス情報]の各入力域に設定されます。

    [閉じる]

    画面を閉じます。

    ポイント

    [登録済のデバイスは表示しない]の設定は、管理コンソールを再起動した場合も有効です。
    また、PCごとに設定されるため、ほかの管理者がログオンした場合も有効です。

  4. メディアを登録する場合は、以下の手順で登録します。

    1. USBカードリーダーを、管理コンソールのPCに接続します。
      USBカードリーダーは、[デバイス/メディア登録]画面で[種別]-[USBデバイス]-[メディア個体識別する]が設定されている必要があります。

    2. 登録するメディアを、USBカードリーダーに接続します。

    3. [現在接続されているメディア]ボタンをクリックします。

      [メディア登録-現在接続されているメディア]画面に、接続されているメディアの情報が表示されます。

      ポイント

      SDカードのロック機能などで、メディア自体のライトプロテクト(書き込み禁止)が設定されている場合、メディアの登録ができません。事前に解除してから登録作業を行ってください。

      ポイント

      書き込みが禁止されているUSB経由で、メディアの登録を行うことはできません。事前にUSBの書き込み禁止を解除してから登録作業を行ってください。

    4. [デバイス/メディアの識別方法]を選択します。

    5. [装置名/メディア名]、[備考]を入力します。

      ポリシー設定時は、自部門で許可するメディアを、大量の登録情報の中から選択することが予想されます。[登録されているデバイス/メディア一覧]に表示される各項目はソートできますが、[備考]に部門や利用者名などの識別情報を設定し、選択しやすくすることを推奨します。

    6. [追加]ボタンをクリックします。

      →[登録されているデバイス/メディア一覧]に登録内容が表示されます。

    [メディア登録-現在接続されているメディア]画面

    PCに接続されているメディアから、登録するメディアを選択します。

    項目名

    説明

    [現在接続されているメディア一覧]

    [デバイス/メディア登録]画面で[メディア個体識別する]を設定したUSBデバイス経由でPCに接続されているメディアの一覧が表示されます。
    各項目をクリックすると、情報がソートされます。

    [ドライブ名]

    ドライブレターが A:~Z: で表示されます。
    ポータブルデバイス/イメージングデバイスの場合は、空欄です。

    [メディア名]

    メディア登録時に設定した、メディア名が表示されます。

    未登録のメディアの場合は、「空欄」が表示されます。

    [ボリューム名]

    ボリューム名が表示されます。
    メディアにボリューム名が未設定の場合は、「空欄」が表示されます。

    [内部シリアル番号/ハードウェアID]

    ボリュームシリアル番号が表示されます。

    [登録済のメディアは表示しない]

    チェックすると、メディア登録画面に登録済の装置は表示されません。

    [メディア再認識]

    USBデバイス経由でPCに接続されているメディアの情報が再取得され、[現在接続されているメディア一覧]が更新表示されます。

    [メディア情報取り込み]

    [現在接続されているメディア一覧]で選択したメディアの情報が[デバイス/メディア登録]画面の各入力域に設定されます。

    [閉じる]

    画面を閉じます。

    注意

    [登録済のメディアは表示しない]の設定は、管理コンソールを再起動した場合も有効です。
    また、PCごとに設定されるため、ほかの管理者がログオンした場合も有効です。

変更する
  1. [管理コンソール]を起動し、[デバイス/メディア登録]画面を表示します。

  2. [登録されているデバイス/メディア一覧]で、更新するデバイス/メディアを選択します。

    →登録内容が表示されます。

  3. 該当する項目を更新し、[更新]ボタンをクリックします。

    →[登録されているデバイス/メディア一覧]に更新内容が反映されます。

削除する
  1. [管理コンソール]を起動し、[デバイス/メディア登録]画面を表示します。

  2. [登録されているデバイス/メディア一覧]で、削除するデバイス/メディアを選択します。

    →登録内容が表示されます。
    情報を削除する場合は、[備考]の部門や利用者名などの識別情報も参考に、自部門のデバイス/メディア情報であることを確認してから実施してください。

  3. [削除]ボタンをクリックします。

    →[登録されているデバイス/メディア一覧]から情報が削除されます。

参照する

[デバイス/メディア登録]画面では、デバイス/メディアを最後に利用したコンピュータ名、ユーザー名、利用日時を確認できます。デバイス/メディアの紛失などによって、長期間利用されていないデバイス/メディアが存在しないかを確認できます。

  1. [管理コンソール]を起動し、[デバイス/メディア登録]画面を表示します。

    →[最終使用ユーザー名]、[最終使用コンピュータ名]、[最終接続日]からデバイス/メディアの利用状況を確認します。

2.4.4.1 CSVファイルを利用してデバイス情報を登録する

  1. デバイス/メディア一覧ファイルを作成します。
    デバイス/メディア一覧ファイルの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“デバイス/メディア一覧ファイル”を参照してください。

  2. [管理コンソール]を起動し、[デバイス/メディア登録]画面を表示します。

  3. [CSV連携]メニューの[デバイス設定内容の取り込み]を選択します。

    →[USB/PCカードデバイス情報取り込みファイル指定]画面が表示されます。

    • [取り込みファイル](必須):デバイス/メディア一覧ファイルを、フルパスで指定します。

      指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
      使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    • [実行ログファイル](必須):実行結果を保存するファイルを、フルパスで指定します。

      指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
      使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    • [実行ログファイルが存在する場合]:既存の実行ログファイルが存在する場合は必ず設定してください。
      [追記する]:既存の実行ログファイルに追記する場合に選択します。
      [上書きする]:既存の実行ログファイルに上書きする場合に選択します。

  4. 上記の情報を設定し、[取り込み開始]ボタンをクリックします。

    →[デバイス情報取り込み状態表示]画面が表示されます。

  5. デバイス情報の取り込みが終了すると、[処理状態]に「登録完了」と表示されます。[OK]ボタンをクリックします。

デバイス情報取得ツールを使用する場合

クライアント(CT)の利用者がデバイス/メディア一覧ファイルの作成を行う場合は、クライアント(CT)の利用者にデバイス情報取得ツールを配付してください。

デバイス情報取得ツールの格納場所

<Systemwalker Desktop KeeperのDVD-ROMをセットしているドライブ>:\win32\Tool\Client\DeviceInfoTool

エンコードの違いにより配付するファイルが異なります。

デバイス情報取得ツールの使用方法は、“運用ガイドクライアント編”の“デバイス情報取得ツール使用する”を参照してください。

2.4.4.2 登録されているデバイス情報をCSVファイルに出力する

  1. [管理コンソール]を起動し、[デバイス/メディア登録]画面を表示します。

  2. [CSV連携]メニューの[デバイス設定内容の出力]を選択します。

    →[USB/PCカードデバイス情報出力ファイル指定]画面が表示されます。

    • [出力ファイル](必須):USB/PCカードデバイス情報を出力するCSVファイルを、フルパスで指定します。

      指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
      使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    • [実行ログファイル](必須):実行結果を保存するファイルを、フルパスで指定します。

      指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
      使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    • [実行ログファイルが存在する場合]:既存の実行ログファイルが存在する場合は必ず設定してください。
      [追記する]:既存の実行ログファイルに追記する場合に選択します。
      [上書きする]:既存の実行ログファイルに上書きする場合に選択します。

  3. 上記の情報を設定し、[出力開始]ボタンをクリックします。

  4. 出力が完了するとメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。

    出力されたCSVファイルの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“デバイス/メディア一覧ファイル”を参照してください。

2.4.4.3 登録されているデバイス情報を変更する

登録済みのデバイス情報を出力したCSVファイルを利用して、以下の操作を行うことができます。

手順を以下に示します。

  1. [CSV連携]メニューの[デバイス設定内容の出力]を選択し、デバイス情報をCSVファイルに出力します。
    出力方法は、“2.4.4.2 登録されているデバイス情報をCSVファイルに出力する”を参照してください。

  2. 必要に応じてCSVファイルの内容を変更します。

    入力用CSVファイルは、テキストファイルとして編集してください。Microsoft Excelなどのソフトウェアを使用して編集すると、ダブルクォーテーションなど必要な情報がなくなってしまうことがあります。

    手順1.で出力したCSVファイルの各行の1項目めは、空白になっています。この状態のまま、同じ管理サーバにデバイス情報を取り込んだ場合、“新規”として情報が追加されます。識別方法に“製品一致”を指定している場合は、同じ情報が複数登録されます。したがって、登録情報の重複を避けるため、変更や削除を行わない行を削除してから、管理サーバに取り込むことを推奨します。

    CSVファイルの詳細は、“リファレンスマニュアル”の“デバイス/メディア一覧ファイル”を参照してください。

    装置名、備考、または識別方法を変更する場合
    1. 1項目目(処理フラグ)に“U”を指定します。

    2. 装置名、備考、または識別方法を変更します。CSVファイルを取り込むときは、全項目が記載されている必要があります。装置名、備考、または識別方法以外は、変更しないでください。

    デバイス情報を削除する場合
    1. 1項目目(処理フラグ)に“D”を指定します。

    2. 2項目目(GUID)が指定されていることを確認します。

    デバイス情報を別の管理サーバに移行する場合

    移行後の管理サーバに登録するデバイス情報を変更する場合は“装置名、備考、または識別方法を変更する場合”または“デバイス情報を削除する場合”を参照してください。

  3. CSVファイルを保存します。

  4. デバイス情報を取り込む管理サーバで、[CSV連携]メニューの[デバイス設定内容の取り込み]を選択します。

    →[USB/PCカードデバイス情報取り込みファイル指定]画面が表示されます。

    • [取り込みファイル](必須):デバイス/メディア一覧ファイルを、フルパスで指定します。

      指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
      使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    • [実行ログファイル](必須):実行結果を保存するファイルを、フルパスで指定します。

      指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
      使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    • [実行ログファイルが存在する場合]:既存の実行ログファイルが存在する場合は必ず設定してください。
      [追記する]:既存の実行ログファイルに追記する場合に選択します。
      [上書きする]:既存の実行ログファイルに上書きする場合に選択します。

  5. 上記の情報を設定し、[取り込み開始]ボタンをクリックします。

    →[デバイス情報取り込み状態表示]画面が表示されます。

  6. デバイス情報の取り込みが終了すると、[処理状態]に「登録完了」と表示されます。[OK]ボタンをクリックします。

注意

取り込みに使用したCSVファイルは再利用できません

取り込みに使用したCSVファイルは再利用できません。CSVファイルを使用してデバイス情報を変更する場合は、再度、手順1.のCSVファイルの出力から操作を行ってください。

2.4.4.4 登録されているメディア情報をCSVファイルに出力する

  1. [管理コンソール]を起動し、[デバイス/メディア登録]画面を表示します。

  2. [CSV連携]メニューの[メディア設定内容の出力]を選択します。

    →[メディア情報出力ファイル指定]画面が表示されます。

    • [出力ファイル](必須):メディア情報を出力するCSVファイルを、フルパスで指定します。

      指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
      使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    • [実行ログファイル](必須):実行結果を保存するファイルを、フルパスで指定します。

      指定できるフルパスの長さは、半角で218文字(全角で109文字)まで入力できます。ただし、以下の記号はファイル名として使用できません。
      使用できない記号:「\」「/」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」

    • [実行ログファイルが存在する場合]:既存の実行ログファイルが存在する場合は必ず設定してください。
      [追記する]:既存の実行ログファイルに追記する場合に選択します。
      [上書きする]:既存の実行ログファイルに上書きする場合に選択します。

  3. 上記の情報を設定し、[出力開始]ボタンをクリックします。

  4. 出力が完了するとメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。