『AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「運用管理サーバのIPアドレスの変更」を参照してください。
サーバノードのIPアドレスを変更する手順は、以下のとおりです。
エージェントをインストールしているサーバノードのIPアドレスの変更
サーバノードで、システムのIPアドレスを変更します。
サーバノードで、サーバノードエージェントを停止します。
サーバノードで、setagtipコマンドを実行してサーバノードエージェントの起動IPを変更します。
サーバノードで、サーバノードエージェントを再起動します。
Webコンソールから、サーバノードのIPアドレス情報の変更を行います。
エージェントをインストールしていないVMホストのIPアドレスの変更
VMホストのIPアドレスを変更します。
Webコンソールから、VMホストのIPアドレス情報の変更を行います。
エージェントをインストールしていないゲストOSのIPアドレスの変更
ゲストOSのIPアドレスを変更します。
Webコンソールから、VMゲストのIPアドレス情報の変更を行います。
ポイント
対象のサーバノードにAdvancedCopy Managerエージェントをインストールしている場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「管理対象サーバのIPアドレスの変更」を参照してください。
『AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「運用管理サーバ業務/管理対象サーバ業務のサーバ名の変更」を参照してください。
サーバノードのサーバノード名を変更する手順は、以下のとおりです。
エージェントをインストールしているサーバノードのサーバノード名の変更
サーバノードで、サーバノード名を変更します。
サーバノードで、サーバノードエージェントを停止します。
サーバノードで、setagtipコマンドを実行してサーバノードエージェントの設定を変更します。
サーバノードで、サーバノードエージェントを再起動します。
Webコンソールで、サーバノードに対して[設定の再読み込み]を実施します。
エージェントをインストールしていないVMホストのホスト名の変更
VMホストのホスト名を変更します。
Webコンソールで、VMホストに対して[設定の再読み込み]を実施します。
エージェントをインストールしていないVMゲストの仮想マシン名またはゲストOSのホスト名の変更
VMゲストの仮想マシン名またはゲストOSのホスト名を変更します。
Webコンソールで、対象のVMゲストを持つVMホストに対して[設定の再読み込み]を実施します。
ポイント
対象のサーバノードにAdvancedCopy Managerエージェントをインストールしている場合は、『AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「運用管理サーバ業務/管理対象サーバ業務のサーバ名の変更」を参照してください。
sscruiseraのポート番号を変更する場合
sscruiseraは、標準でポート4917を使用します。
ポート番号を変更する手順は、以下のとおりです。
テキストエディターなどで、以下のファイルを開きます。
Windows環境のマネージャーの場合
%SystemRoot%\system32\drivers\etc\services
Solaris/Linux環境のマネージャーの場合
/etc/services
ポート番号を変更します。
ポート番号は、1024~65535の範囲で入力できます。なお、ポート番号を変更する場合は、5001~32768の範囲を推奨します。
# <service name> <port number>/<protocol> [aliases...] [#<comment>] # sscruisera 4917/tcp
手順1で開いたファイルを、保存して閉じます。
マネージャーを再起動します。
上記以外のポート番号を変更する場合
Windows環境のマネージャーの場合は『Express 運用ガイド』の「ポート番号の変更(Windows環境)」を、Solaris/Linux環境のマネージャーの場合は『Express 運用ガイド』の「ポート番号の変更(Linux環境)」を参照してください。
なお、"Express"を"Storage Cruiser"に読み替えてください。
本製品に登録されているサポートレベル(AおよびB)装置のIPアドレス、SNMP設定、またはエンジンIDを変更する場合、次の手順を実施してください。
サポート装置のIPアドレスを変更する場合
各対象装置のIPアドレスを変更します。
閾値監視の設定内容を記録します。(閾値監視を実施している場合)
Webコンソールから、対象装置のIPアドレスを変更します。(閾値監視を実施している場合、本操作により閾値監視が停止されます。)
手順2で記録した設定内容を基に、閾値監視を開始します。(閾値監視を実施している場合)
サポート装置のSNMP設定を変更する場合
各対象装置のSNMP設定を変更します。
閾値監視の設定内容を記録します。(閾値監視を実施している場合)
『Webコンソール説明書』の「SNMP通信設定の変更」の手順1から手順6を実施します。(閾値監視を実施している場合、本操作により閾値監視が停止されます。)
手順2で記録した設定内容を基に、閾値監視を開始します。(閾値監視を実施している場合)
サポート装置のエンジンIDを変更する場合
各対象装置のエンジンIDを変更します。
『Webコンソール説明書』の「SNMP通信設定の変更」の手順1から手順4を実施し、[変更]ボタンをクリックします。(本操作により対象装置からエンジンIDが取得され、本製品に反映されます。)
参照
各対象装置のSNMP設定に関しては、「第4章 環境構築」を参照してください。
注意
Linux版マネージャーにおいてSNMPトラップのコミュニティー名を変更する場合、「A.10 snmptrapd.confファイル説明」を参照して、snmptrapd.confも設定変更してください。
『AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「運用管理サーバのIPアドレスの変更」を参照してください。
サポート装置に以下を実施した場合は、設定情報の更新が必要です。
ファームウェアの更新
ハードウェア(ストレージ装置の場合、CM、CA、CE、DE、ディスク、ポート)の増設/減設による構成変更
装置内の構成(ETERNUS ディスクアレイの場合、RAID Group、LogicalVolumeなど)の追加/削除/変更
設定情報の更新方法は、以下のとおりです。
全ファームウェア版数のETERNUS DX60 S2、およびファームウェア版数がV10L40未満のETERNUS DX S2 series (DX60 S2を除く)の場合
当該装置に対して[設定の再読み込み]を実施して、対象装置の情報を更新します。
「7.2.9 構成情報の更新」を参照して、性能管理機能の構成情報を更新します。(性能管理機能の利用時だけ)
上記以外の装置の場合
性能管理機能を利用、かつ監視ボリューム範囲に「部分」を指定している場合
「7.2.9 構成情報の更新」を参照して、性能管理機能の構成情報を更新します。
性能管理機能を利用、かつ監視ボリューム範囲に「すべて」を指定している場合
性能管理機能の構成情報が自動で更新されるため、作業は不要です。ただし、ファームウェアの更新を実施した場合、更新が完了するまでに時間がかかることがあります。詳細は、「7.2.9 構成情報の更新」を参照してください。
性能管理機能を利用していない場合
作業は不要です。
本製品に登録している以下の装置のパスワードを変更した後、次の手順を実施してください。
対象装置 | 対処方法 |
---|---|
Brocadeファイバーチャネルスイッチ | Webコンソールで装置管理用のアカウント情報を変更してください。 |
VDX series | |
VMware vSphere | |
ETERNUS DX series |
上表以外の装置は、パスワード変更による本製品の対処は不要です。
装置の障害監視をSNMPv1プロトコルだけで運用している運用管理サーバにおいて、以下の運用環境変更を行う場合は、運用管理サーバでSNMPトラップデーモンの設定変更が必要です。
SNMPv3プロトコルで障害監視を行う装置を追加する場合
障害監視を行っている装置の通信プロトコルをSNMPv1からSNMPv3へ変更する場合
Windows環境の場合
以下の手順でStorage Cruiserマネージャーを停止します。
[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[管理ツール]-[サービス]をクリックして、サービス画面を開きます。
"ETERNUS SF Manager Tomcat Service"を選択し、[停止]ボタンをクリックします。
以下の手順でトラップ監視サービスを停止します。
サービス画面を開きます。
"SNMPトラップ監視サービス"を選択し、[停止]ボタンをクリックします。
『導入ガイド』の「Storage Cruiserマネージャーのセットアップ」の「SNMPトラップ設定(Windows環境の場合)」の「ETERNUS SF SNMPトラップ監視サービスを利用する場合」にある以下のどちらかの箇所を参照して、環境を設定してください。
「SNMPトラップを利用する他アプリケーション(Systemwalker Centric Manager、ServerView Resource Orchestratorなど)が同居しないとき」の手順2以降
「SNMPトラップを利用する他アプリケーション(Systemwalker Centric Manager、ServerView Resource Orchestratorなど)が同居するとき」の手順2以降
SNMPトラップデーモンの設定を変更したあとは、SNMPv3用のユーザー情報の登録、管理対象装置へのSNMPv3用の設定が必要です。設定方法は、「3.1.2 SNMP通信の認証」の「SNMPv3」を参照してください。
Linux環境の場合
『導入ガイド』の「Storage Cruiserマネージャーのセットアップ」の「SNMPトラップ設定(Linux環境の場合)」にある以下の箇所を参照して、環境を設定してください。なお、監視対象装置がIPv6アドレスを利用している場合、本設定は不要です。
ETERNUS SF SNMPトラップ監視デーモンを利用する場合
SNMPトラップデーモンの設定を変更したあとは、SNMPv3用のユーザー情報の登録、管理対象装置へのSNMPv3用の設定が必要です。設定方法は、「3.1.2 SNMP通信の認証」の「SNMPv3」を参照してください。
Solaris環境の場合
SNMPv3用のユーザー情報の登録、管理対象装置へのSNMPv3用の設定が必要です。設定方法は、「3.1.2 SNMP通信の認証」の「SNMPv3」を参照してください。
SNMPトラップデーモンの設定変更は不要です。
本製品に登録している以下の装置の通信におけるSSLバージョンの設定変更で、プロトコルMaintenance-SecureのTLSv1.2を無効化した場合、またはTLSv1.2とTLSv1.1を無効化した場合は、ETERNUS SF Managerの再起動を実施してください。
ETERNUS DX S5/S4/S3 series
ETERNUS AF オールフラッシュアレイ
ETERNUS DX200F