エキスパートがクライアントへ接続する際に、クライアント側のOSに登録されているユーザ名とパスワードを指定して、接続を認証する方法です。
接続を許可するグループに属するユーザを指定したエキスパートだけが、クライアントに接続できます。
注意
[起動方式の設定]で[通常アプリケーションとして起動]が選択されている場合、[OS認証方式を使用する]はグレー表示され、選択できません。
[OS認証方式を使用する]を選択すると有効になります。このボタンをクリックして表示される画面で、エキスパートからの接続を許可するグループを指定します。
接続を許可するグループとして、最大10個のグループを登録できます。
[接続を許可するグループ]にデフォルトで表示されるグループは、[Client構成ファイル作成種別]画面で指定した作成種別によって異なります。
詳細は以下のとおりです。
Client構成ファイル作成種別 | 接続を許可するグループの一覧 |
---|---|
Client構成ファイルの新規作成 | Administratorsが表示されます。 |
Client構成ファイルの編集 | Client構成ファイルに設定されているグループが表示されます。 |
現在の設定を読み込む | ローカルコンピュータのLive Help Clientに設定されているグループが表示されます。 |
以下のいずれかの方法で、グループを指定します。
グループ名を直接入力する
ローカルコンピュータに登録されているグループを選択する
注意
指定したグループが適用先に存在しない場合、そのグループ名の登録はスキップされます。
指定したグループは、以下の優先順位で適用先に登録されます。
ビルトイングループ
ローカルグループ
ドメイングローバルグループ
ドメイングローバルグループとローカルグループに、同じ名前のグループが登録されている場合は、ローカルグループが登録されます。
各グループ種別についての詳細は、“使用手引書 リモート操作機能編 Clientガイド”の“設定の変更”を参照してください。
実際の指定方法については、以降で詳しく説明します。
[グループ名]欄に、接続を許可するグループ名を入力します。
半角256文字まで入力することが可能です。
注意
グループ名に以下の文字は使用できません。
\ / [ ] : | < > + = ; , ? * @ "
グループ名の先頭に空白文字は使用できません。
グループ名の終端に空白文字およびピリオド( . )は使用できません。
[追加]ボタンをクリックします。
[接続を許可するグループ]欄に、入力したグループが追加されます。
[参照]ボタンをクリックします。
[グループの参照]画面に、ローカルコンピュータに登録されているグループの一覧が表示されます。この中から追加するグループを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
なお、表示されるグループは、ログオン状態により異なります。
ログオン状態 | 表示されるグループ種別 |
---|---|
ドメインユーザでログオン | ビルトイングループ ローカルグループ ドメイングローバルグループ |
ローカルユーザでログオン (ドメインに同一ユーザが登録されており、かつ、パスワードが一致している場合) | |
ローカルユーザでログオン | ビルトイングループ ローカルグループ |
各グループ種別についての詳細は、“使用手引書 リモート操作機能編 Clientガイド”の“設定の変更”を参照してください。
2.で選択したグループが[グループ名]欄に表示されます。
[追加]ボタンをクリックします。
[接続を許可するグループ]欄に、選択したグループが追加されます。