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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

13.7.5 OS認証方式を使用する

エキスパートがクライアントへ接続する際に、クライアント側のOSに登録されているユーザ名とパスワードを指定して、接続を認証する方法です。
接続を許可するグループに属するユーザを指定したエキスパートだけが、クライアントに接続できます。

注意

[起動方式の設定]で[通常アプリケーションとして起動]が選択されている場合、[OS認証方式を使用する]はグレー表示され、選択できません。

13.7.5.1 接続許可グループの設定

[OS認証方式を使用する]を選択すると有効になります。このボタンをクリックして表示される画面で、エキスパートからの接続を許可するグループを指定します。

接続を許可するグループとして、最大10個のグループを登録できます。

[接続を許可するグループ]にデフォルトで表示されるグループは、[Client構成ファイル作成種別]画面で指定した作成種別によって異なります。

詳細は以下のとおりです。

Client構成ファイル作成種別

接続を許可するグループの一覧

Client構成ファイルの新規作成

Administratorsが表示されます。

Client構成ファイルの編集

Client構成ファイルに設定されているグループが表示されます。

現在の設定を読み込む

ローカルコンピュータのLive Help Clientに設定されているグループが表示されます。

以下のいずれかの方法で、グループを指定します。

注意

  • 指定したグループが適用先に存在しない場合、そのグループ名の登録はスキップされます。

  • 指定したグループは、以下の優先順位で適用先に登録されます。

    1. ビルトイングループ

    2. ローカルグループ

    3. ドメイングローバルグループ

    ドメイングローバルグループとローカルグループに、同じ名前のグループが登録されている場合は、ローカルグループが登録されます。

    各グループ種別についての詳細は、“使用手引書 リモート操作機能編 Clientガイド”の“設定の変更”を参照してください。

実際の指定方法については、以降で詳しく説明します。

グループ名を直接入力する

  1. [グループ名]欄に、接続を許可するグループ名を入力します。

    半角256文字まで入力することが可能です。

    注意

    • グループ名に以下の文字は使用できません。
      \ / [ ] : | < > + = ; , ? * @ "

    • グループ名の先頭に空白文字は使用できません。

    • グループ名の終端に空白文字およびピリオド( . )は使用できません。

  2. [追加]ボタンをクリックします。
    [接続を許可するグループ]欄に、入力したグループが追加されます。

ローカルコンピュータに登録されているグループを選択する

  1. [参照]ボタンをクリックします。

  2. [グループの参照]画面に、ローカルコンピュータに登録されているグループの一覧が表示されます。この中から追加するグループを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

    なお、表示されるグループは、ログオン状態により異なります。

    ログオン状態

    表示されるグループ種別

    ドメインユーザでログオン

    ビルトイングループ

    ローカルグループ

    ドメイングローバルグループ

    ローカルユーザでログオン

    (ドメインに同一ユーザが登録されており、かつ、パスワードが一致している場合)

    ローカルユーザでログオン

    ビルトイングループ

    ローカルグループ

    各グループ種別についての詳細は、“使用手引書 リモート操作機能編 Clientガイド”の“設定の変更”を参照してください。

  3. 2.で選択したグループが[グループ名]欄に表示されます。

  4. [追加]ボタンをクリックします。
    [接続を許可するグループ]欄に、選択したグループが追加されます。