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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

26.35 「pipeでエラーが発生しました:オープンされたファイルが多すぎます。(opacmdc)」と「opacmdeの起動に失敗しました (opacmdc)」というメッセージが大量に出力される

エラーメッセージ

UX:opagtd: エラー: 51: pipeでエラーが発生しました:オープンされたファイルが多すぎます。(opacmdc)

UX:opagtd: エラー: 54: opacmdeの起動に失敗しました (opacmdc)

対象バージョンレベル

確認ポイント

[イベント監視の条件定義]で特定したイベントの発生を契機に、リモートコマンドを発行するというアクションを定義していますか?

原因

本エラーメッセージは、リモートコマンド機能で使用するファイルディスクリプタを獲得できなかった場合に出力されます。ファイルディスクリプタは、発行しようとするリモートコマンド単位で獲得され、リモートコマンドの実行完了時に開放されます。そのため、リモートコマンド実行中に新たなイベント(リモートコマンドの発行契機となるイベント)が多発した場合、ファイルディスクリプタが不足して本エラーメッセージが出力されることがあります。

なお、本エラーメッセージが出力された場合、リモートコマンドは実行されません。

対処方法

大量のリモートコマンドが同時に発行されないように、[イベント監視の条件定義]でアクション実行条件の絞込みをしてください。