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Interstage Shunsaku Data Manager V9.0.6 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

L.1.2 parentRule


説明

親要素に関するルールを指定します。


書式

<parentRule id="属性値" tagname="属性値" parent="属性値"
 controller="属性値" controller-arg="属性値" />

属性

属性名

説明

省略

id

マッピングルール識別子(注)を指定します。
id属性の指定は必須です。

不可

tagname

parentRuleタグで変換するXMLのタグ名を指定します。
tagname属性の設定は必須です。
属性値に空文字("")を指定した場合、parentRuleタグの開始タグと終了タグは出力されません。

不可

parent

parentRuleタグに親タグを指定する場合、親タグとなるペアレントルールのマッピングルール識別子を指定します。
parentRuleタグにより出力されるXML文書がルート要素となる場合は、parent属性の指定は不要です。ルート要素以外の場合のみparent属性の設定が必須です。
なお、parent属性で指定するマッピングルール識別子を持つparentRuleタグは、指定するparentRuleタグより前に設定する必要があります。

条件により可

controller

parentRuleタグに対する集約を行う場合に、controller属性の値を“KEY”に設定します。
controller-arg属性で指定する要素の列の値が、前回処理したレコードと同じ要素である場合、1つのペアレント要素の中にまとめます。その際、ペアレント要素配下のカラム要素は1つとなり、兄弟となります。controller属性を指定しない場合、集約は行われません。

controller-arg

集約のための要素を指定します。集約するカラム要素または属性に対するマッピングルール識別子を指定します。
集約時には、指定されたマッピングルール識別子が示す列名に、前回処理したレコードと同じか否かをチェックします。同じ場合は集約されます。複数列をチェックする場合は、マッピングルール識別子をカンマで区切って指定できます。

注) マッピングルール識別子とは、ルールを識別するために使用する識別子です。マッピングルール識別子は、1つのマッピングルールファイル内で一意である必要があります。


要素

ありません。


注意事項

マッピングルールファイル内には、parent属性を指定しない“ルート要素”に対するペアレントルールを、必ず1つ設定する必要があります。

参考

controller属性を値“KEY”で指定した場合、指定したcolumnRuleタグの要素値が同じであれば、指定したparentRuleタグ配下の親(parentRule)を1つにまとめます。KEYを指定する場合は、controller-arg属性にcolumnRuleのマッピングルール識別子を指定する必要があります。

controller-arg属性に複数のcolumnRuleのマッピングルール識別子を指定した場合、指定したすべての要素値が同じ場合のみ集約されます。KEY属性を指定したparentRuleタグ配下のcolumnRuleタグの中に、controller-arg属性に指定されていない要素値がある場合、controller-arg属性に指定されていない要素値は、集約時の最後の要素値のみが格納されます。

結果表の要素値は、集約を行うカラムの値でソートされている必要があります。