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Interstage Shunsaku Data Manager V9.0.6 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

L.1 マッピングルールファイルの定義書式

マッピングルールファイルで使用するタグを、以下に示します。マッピングルールはXMLにより記述します。


表L.1 マッピングルールファイルで使用するタグ

タグ名

説明

複数

省略

備考

MappingRule

マッピングルールの最上位タグです。

不可

不可

parentRule

親要素に関するルールを指定します。

不可

以降、parentRuleタグにより定義されたルールを“ペアレントルール”と呼びます。

columnRule

項目に関するルールを指定します。

以降、columnRuleタグにより定義されたルールを“カラムルール”と呼びます。

attributeRule

属性に関するルールを指定します。

以降、attributeRuleタグにより定義されたルールを“属性ルール”と呼びます。

documentRule

出力するXML文書にXML宣言を定義しない場合のルールを指定します。

不可

以降、documentRuleタグにより定義されたルールを“ドキュメントルール”と呼びます。

extensionRule

追加情報に関するルールを指定します。

以降、extensionRuleタグにより定義されたルールを“追加ルール”と呼びます。

ポイント

タグの集約について

XML変換機能では、ResultSetオブジェクト内のレコードからXML文書に変換する際に、複数の同じ階層構造をもつ要素どうしを、まとめて共通の親の要素として表現することができます。これを“集約”と呼びます。

注意

columnRuleタグやattributeRuleタグで指定するtagname属性およびattrname属性には、XMLのタグ名および属性名で使用できない文字を設定しないでください。
設定した場合、出力されるXML文書は、整形式のXML文書(well-formed XML document)でないため、Shunsakuの入力ファイルとして使用することはできません。

列名に XML のタグ名および属性名で使用できない文字が使用されている場合には、列名を XML のタグ名および属性名として使用することはできません。その場合には、columnRuleタグのtagname属性名、attributeRuleタグのattrname属性名を必ず指定してください。