機能説明
証明書を登録するコマンドです。
記述形式
swss_importcert.exe /file:証明書ファイル名 [/alias:エイリアス名] |
swss_importcert.exe /file:証明書ファイル名 |
swss_importcert.exe /CACERT |
オプション
X.509証明書のファイル名を指定します。
認証局証明書または中間認証局証明書のエイリアス名を半角英数字で指定します。
(名前の付け方については、以下の参考を参照してください。)
Systemwalkerの認証局証明書を使用する場合に指定します。
復帰値
0:正常終了
0以外:異常終了
コマンド格納場所
SSの以下のフォルダ
DTPインストールディレクトリ\SS\bin |
実行に必要な権限/実行環境
Administrator権限を持つユーザーで実行してください。
本コマンドはSSで実行する必要があります。
注意事項
サーバ証明書を登録する際には/aliasオプションは指定しないでください。
Systemwalker Desktop Keeper V15.0.0以降の中継サーバと共存する場合、Systemwalker Desktop Patrolで証明書の登録を行った後に、Systemwalker Desktop Keeperで証明書の登録を実施すると、iOSのスマートデバイスとSS間はSystemwalker Desktop Keeperで登録した証明書でHTTPS通信を行います。
本コマンドを実行する前に、サービス(SWDTiSDSVWebService)を停止してください。
使用例
例) c:\temp\に証明書がある場合
認証局証明書および中間認証局証明書を登録します。
C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\SS\bin\swss_importcert.exe /file:c:\temp\ca.cer /alias:DTPCA |
サーバ証明書を登録します。
C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\SS\bin\swss_importcert.exe /file:c:\temp\server.cer |
Systemwalkerの認証局証明書を登録します。
C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\SS\bin\swss_importcert.exe /CACERT |
参考
/aliasオプションで設定する名前について
認証局証明書または中間認証局証明書の登録時に必要な名前です。複数の証明書を登録するときは名前を変えてください。
すでに使った名前を続けて使うことはできません。同じ名前で登録するとエラーとなります。
【例】
認証局証明書と中間認証局証明書を登録
認証局証明書:DTPCA01
中間認証局証明書:DTPCA02