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Systemwalker Desktop Patrol リファレンスマニュアル
FUJITSU Software

1.51 swss_config.exe(SS環境設定)

機能説明

SS環境の設定を行うコマンドです。

セキュア版CTの設定を行う場合は、以下のオプションを設定してください。他のオプションは、スマートデバイス管理を行う場合に使用します。

また、CSで設定するSWDTP_config.exeコマンドの/set.secure.scepオプションでデフォルトを変更した場合は、/Android.http.portオプションもセキュア版CTの設定の対象となります。

記述形式

swss_config.exe

[/cs.host:CSのホスト名] [/cs.port:ポート番号]
[/usercert.enabled:{true|false}]
[/iOSmgr.host:iOS管理データベース]
[/iOSmgr.port:ポート番号]
[/Android.http.port:ポート番号]
[/Android.https.port:ポート番号]
[/iOS.profile.port:ポート番号]
[/iOS.https.port:ポート番号]
[/iOS.connect.host:iOS端末から接続するサーバ]
[/iOS.connect.port:ポート番号]
[/iOS.connect.profile.port:ポート番号]
[/Android.enabled:{true|false}]
[/iOS.enabled:{true|false}]
[/secure.port:セキュア通信用ポート番号]
[/secure.server.host:CSまたはDSのホスト名]
[/secure.own.host:CTの通信先ホスト名]

オプション

なし

オプションを何も指定せずに実行した場合、現在の設定情報を表示します。

/cs.host:CSのホスト名

CSのIPアドレスまたはホスト名を255文字以内の半角英数字、「-」、「.」および「:」で設定します。デフォルトはSSに設定されています。CSとSSが同居する場合は設定不要です。

/cs.port:ポート番号

CSとの通信に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を設定します。

デフォルトのポート番号「10104」を変更する場合、または、ポート番号を再度変更する場合に使用します。

/usercert.enabled:{true|false}

サーバ証明書の有効/無効を設定します。

true:

サーバ証明書を有効にします。

false:

サーバ証明書を無効にします。

/iOSmgr.host:iOS管理データベース

iOS管理データベースのIPアドレスまたはホスト名を255文字以内の半角英数字、「-」、「.」および「:」で設定します。デフォルトはSSに設定されています。SSがiOS管理データベースと同居する場合は設定不要です。

/iOSmgr.port:ポート番号

iOS管理データベースとの通信に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を設定します。

デフォルトのポート番号「55432」を変更する場合、または、ポート番号を再度変更する場合に使用します。

/Android.http.port:ポート番号

Android端末との通信(HTTP)、およびセキュア通信時のCT登録に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を設定します。

デフォルトのポート番号「38080」を変更する場合、または、ポート番号を再度変更する場合に使用します。

/Android.https.port:ポート番号

Android端末との通信(HTTPS)に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を設定します。

デフォルトのポート番号「38181」を変更する場合、または、ポート番号を再度変更する場合に使用します。

/iOS.profile.port:ポート番号

iOS端末またはリバースプロキシサーバと、SSとの通信(HTTPS)に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を指定します。

本ポートは、スマートデバイス用CTの導入に使用します。

デフォルトのポート番号「50080」を変更する場合、または、ポート番号を再度変更する場合に使用します。

/iOS.https.port:ポート番号

iOS端末との通信(HTTPS)に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を設定します。

デフォルトのポート番号「50081」を変更する場合、または、ポート番号を再度変更する場合に使用します。

/iOS.connect.host: iOS端末から接続するサーバ

iOS端末から接続するサーバを指定します。iOS端末からSSに接続する場合はSSのIPアドレスまたはホスト名を、iOS端末からリバースプロキシサーバに接続する場合はリバースプロキシサーバのIPアドレスまたはホスト名を255文字以内の半角英数字、「-」、「.」および「:」で設定します。本オプションは、iOS端末を管理する場合は必ず設定してください。

/iOS.connect.port:ポート番号

iOS端末から接続するSSのポート番号またはリバースプロキシサーバのポート番号を、1~65535の間で指定します。

iOS端末とSS間にリバースプロキシサーバが配置されている場合には、リバースプロキシサーバのポート番号を確認して指定してください。

リバースプロキシサーバが配置されていない場合には、/iOS.https.portに設定している値を指定してください。

デフォルトのポート番号「50081」を変更する場合、または、ポート番号を再度変更する場合に使用します。

/iOS.connect.profile.port:ポート番号

iOS端末から接続するSSのポート番号またはリバースプロキシサーバのポート番号を、1~65535の間で指定します。

本ポートは、スマートデバイス用CTの導入に使用します。

iOS端末とSS間にリバースプロキシサーバが配置されている場合には、リバースプロキシサーバのポート番号を確認して指定してください。

リバースプロキシサーバが配置されていない場合には、/iOS.profile.portに設定している値を指定してください。

デフォルトのポート番号「50080」を変更する場合、または、ポート番号を再度変更する場合に使用します。

/Android.enabled:{true|false}

Android端末の管理の有効/無効を設定します。デフォルトはfalseです。

true:

Android端末の管理を有効にします。

false:

Android端末の管理を無効にします。

/iOS.enabled:{true|false}

iOS端末の管理の有効/無効を設定します。デフォルトはfalseです。

true:

iOS端末の管理を有効にします。

false:

iOS端末の管理を無効にします。

/secure.port:セキュア通信用ポート番号

セキュア通信を行う場合、セキュア通信用ポート番号を指定します。指定できる値は1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を指定します。デフォルトのポート番号「38443」を変更する場合、またはポート番号を再度変更する場合に使用します。セキュア通信用ポート番号は省略できません。

/secure.server.host:CSまたはDSのホスト名

セキュア通信を行う場合、CTの[環境設定] - [サーバ切替え]タブの[接続サーバ]に設定するCSまたはDSのIPアドレスまたはホスト名を255文字以内の半角英数字、「-」および「.」で設定します。デフォルトはlocalhostです。CSまたはDSとSSが同居する場合は設定不要です。

/secure.own.host:CTの通信先ホスト名

セキュア通信を行う場合、CTの[環境設定] - [サーバ切替え]タブの[接続SS]に設定するSSのホスト名を指定します。DNSに登録したFQDNやコンピュータ名、IPアドレスをカンマ区切りで複数指定できます。255文字以内の半角英数字、「-」および「.」で設定します。イントラネット環境でセキュア通信を行う場合は設定不要です。

復帰値

0:正常終了

0以外:異常終了

コマンド格納場所

SSの以下のフォルダ

DTPインストールディレクトリ\SS\bin

実行に必要な権限/実行環境

注意事項

使用例