機能説明
本コマンドは、検知機器ファイル(*.adt)をCSに反映します。
検知機器ファイルの詳細については、“運用ガイド 管理者編”の“検知機器情報を取り込む”を参照してください。
記述形式
DTPA_OfflineADT.exe | /i 検知機器ファイル格納フォルダ [/r] |
オプション
検知機器ファイルを格納している格納フォルダを全角110文字、半角220文字以内の絶対パスで指定し、パスに空白が含まれる場合はパス全体を引用符("")で囲んでください。
反映後の検知機器ファイルの処理として、反映が成功したファイルの名前を変更して残す場合に指定します。本指定がない場合は、反映が成功したファイルは削除します。
反映の終わった検知機器ファイルの名前は、拡張子を“.old”に変更して残します。
復帰値
0:正常終了
0以外:異常終了
コマンド格納場所
CSの以下のフォルダ
DTPインストールディレクトリ\DTPA |
実行に必要な権限/実行環境
Administrator権限を持つユーザーで実行してください。
本コマンドはCSで実行する必要があります。
注意事項
複数の検知機器ファイルの反映を実施した場合、1件でも反映異常となった場合は、復帰値は異常終了となります。
反映後の検知機器ファイルの削除または変名に失敗した場合、エラーメッセージを出力しますが、反映処理自体が正常に終了した場合は、復帰値は正常終了となります。
本コマンドを実行する場合、右クリックのメニューで「管理者として実行」を選択して起動したコマンドプロンプト上で、本コマンドを実行してください。
使用例
検知機器ファイルを格納した“C:\ADTResult”を指定し、検知した機器情報の反映処理を行います。
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\DTPA\DTPA_OfflineADT.exe" /i C:\ADTResult /r |
実行結果/出力形式
正常終了時:
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\DTPA\DTPA_OfflineADT.exe" /i C:\ADTResult /r 機器情報を登録しました。詳細:ADT_201510211141010.adt (192.168.1.0/24) 機器情報を登録しました。詳細:ADT_201510211142011.adt (192.168.2.0/24) コマンドを終了しました。正常数/異常数=1/0 |
エラー発生時:
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\DTPA\DTPA_OfflineADT.exe" /i C:\ADTResult /r 指定されたフォルダ(C:\ADTResult)には検知ファイルが存在しません。 |