機能説明
本コマンドは機器情報の一括登録/更新処理を行います。
記述形式
DTPA_ImportCsv.exe | /m 機器情報ファイル名 /f 処理結果出力先ファイル名 |
オプション
一括登録/更新する機器情報を格納している機器情報ファイルを全角128文字、半角256文字以内の絶対パスで指定し、パスに空白が含まれる場合はパス全体を引用符("")で囲んでください。
一括登録/更新した処理結果を格納する処理結果出力先ファイルを全角128文字、半角256文字以内の絶対パスで指定し、パスに空白が含まれる場合はパス全体を引用符("")で囲んでください。
エラー出力先ファイル名は、/mで指定したファイルに記載した機器情報のうち、一括登録/更新に失敗した機器情報のみを出力したファイルとなります。
エラー出力先ファイル名は256バイト以内の絶対パスで指定し、パスに空白が含まれる場合はパス全体を引用符("")で囲んでください。
本コマンドを実行する操作者のユーザーIDを指定します。
操作者として使用できるユーザーIDは、システム管理者または部門管理者だけです。
本コマンドで機器情報を登録/更新した場合に、機器情報に対して履歴情報を採取しています。本オプションでユーザーIDを設定することで、この履歴情報に対する操作者も採取できます。
本オプションは省略可能であり、省略した場合は履歴情報の操作者は、コマンド名になります。
本コマンドを実行する操作者のパスワードを指定します。
復帰値
0:正常終了
0以外:異常終了
コマンド格納場所
CSの以下のフォルダ
DTPインストールディレクトリ\DTPA |
実行に必要な権限/実行環境
Administrator権限を持つユーザーで実行してください。
本コマンドはCSで実行する必要があります。
注意事項
エラー出力先ファイルがすでに存在する場合は、上書きまたは異常時に削除されます。以前に作成したファイルが必要な場合は、コマンド実行前に名前を変更するか、別の場所へ移してください。
/mで指定するファイル形式は、ACメニューの[資産情報の登録/変更]で指定する機器情報ファイルと同一形式です。
機器情報ファイルは、導入時にSWDTP_config.exe(各種設定変更)コマンドで指定したエンコード形式を使用してください。
処理結果出力先ファイルおよびエラー出力先ファイルは、導入時にSWDTP_config.exe(各種設定変更)コマンドで指定したエンコード形式で出力されます。
使用例
機器情報を記述した“C:\devlist.csv”を指定し、機器情報を一括登録/更新処理を行います。
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\DTPA\DTPA_ImportCsv.exe" /m C:\devlist.csv /f C:\result.csv |
実行結果/出力形式
正常終了時:
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\DTPA\DTPA_ImportCsv.exe" /m C:\devlist.csv /f C:\result.csv 機器情報の一括登録/更新処理が完了しました。 |
エラー発生時:
エラー発生時は、コマンド実行時に指定した処理結果出力先ファイルの内容をご確認ください。
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\DTPA\DTPA_ImportCsv.exe" /m C:\devlist.csv /f C:\result.csv 一括登録/更新処理でエラーが発生しました。処理結果出力先ファイルを確認してください |
処理結果出力先ファイルの出力例
1 件目,"A-000000108","機器名の項目が指定されていません。" 2 件目,"A-000000109","ユーザーIDの項目が指定されていません。" |
ファイル形式
No | 項目 | 説明 |
---|---|---|
1 | データ位置 | 登録または変更できなかった実際のデータの行数が表示されます。 |
2 | 資産管理番号 | 登録または変更できなかった[資産管理番号]が表示されます。 |
3 | 異常内容 | 登録または変更できなかった理由が表示されます。 |
入力ファイル形式は、“2.7.2 機器情報ファイル”と同じ形式となります。