ページの先頭行へ戻る
Data Analytics Smarter Hub V1.1.0 導入・運用・保守ガイド
FUJITSU Software

3.3.2.2 利用リソースの監視 【Amazon EC2環境の場合】

Amazon CloudWatchで以下を定期的に監視し、必要に応じてリソースを調整します。

マネージャーノードのCPU/メモリー容量
Amazon CloudWatchで、マネージャーノード(Amazon EC2インスタンス)のCPU/メモリー容量を監視します。
ストレージプール領域の容量

Amazon CloudWatchで、ストレージプール領域(ユーザーデータ領域容量/プロジェクト領域容量)を監視します。

dashadm datapool showコマンドでも監視できます。

ノードグループのCPU/メモリー容量【マルチノード構成の場合】
Amazon CloudWatchで、ノードグループのCPU/メモリー容量を監視します。

監視手順

  1. 本製品のコンソールに管理者権限(administrator)でログインします。

    • マネージャーノードのCPU/メモリー使用量、およびユーザーデータ領域の監視

      本製品に組み込まれたAmazon CloudWatch Agentを設定します。

      # dashadm cloudwatch agent -interval <監視間隔> -on
    • ノードグループのCPU/メモリー使用量、およびプロジェクト領域の監視

      Amazon EKS環境を利用している場合、本製品に組み込まれたAmazon CloudWatch Container Insightsを設定します。コンテナの使用状況、インスタンスのCPU、メモリー、ディスク使用量をCloudWatchで確認できます。

      # dashadm cloudwatch insights -interval <監視間隔> -on
  2. Amazon CloudWatchで各リソースを定期的に監視します。

    Amazon CloudWatchの利用方法は、「Amazon CloudWatch ユーザーガイド」を確認してください。

リソースの調整は以下の手段で行えます。

マネージャーノードのCPU/メモリー使用量
マネージャーノードを停止し、[インスタンスの設定]でインスタンスタイプを変更後、マネージャーノードを起動します。
マネージャーノードのユーザーデータ領域
dashadm datapoolコマンドで領域を拡張します。詳細は、「5.9 ユーザーデータ領域用のストレージプールの操作 (dashadm datapool)」を参照してください。
ノードグループのCPU/メモリー使用量
ノードグループを追加します。

ポイント

マルチノード分析運用のコスト効率化

ノードグループごとに電源を停止(Amazon EC2インスタンスを停止)し、AWSの利用コストを削減できます。

  1. システム管理者がWeb UIにログインするためのユーザーでWeb UIにログインします。
  2. グローバルナビゲーションの[システム設定] - [ノードグループ]を選択します。
  3. 対象のノードグループを選択し、[ノードの電源管理]アイコンから停止を実行します。

本オペレーションで起動もできます。