以下の構成をサポートします。
シングルノード構成
本製品と分析処理の実行環境を同一のインスタンスに配置する構成です。
マルチノード構成
分析処理の実行環境を本製品の仮想アプライアンスから別ノードに分離する構成です。
Kubernetes を利用します。マルチノード構成は、Amazon EC2を利用する場合に利用できます。
本製品の仮想アプライアンスをマルチノード構成のマネージャーノードに設定します。
本製品をオンプレミス環境で使用する場合のシステム構成例は、以下のとおりです。
データレイクを内部ネットワークに配置した場合の構成例です。
本製品をパブリッククラウド環境で使用する場合のシステム構成例は、以下のとおりです。
構成要素 | 条件 | 説明 |
---|---|---|
本製品 | 必須 | サーバー仮想化ソフトウェアまたはパブリッククラウド上の仮想アプライアンスとして動作します。 |
データレイク | 必須 |
データ、分析結果など、分析に関連するファイルを蓄積する領域のことです。 本製品は、データレイクとしてAmazon S3、SMB、HDFSをサポートします。 少なくとも1つのデータレイクが必要です。 |
データベース | 任意 |
分析対象データが格納されたデータベースのことです。 本製品は、データベースとしてAmazon Athenaをサポートします。 |
クエリエンジン | 任意 | データレイク上のデータに対して標準SQLによるクエリを実行できる機能です。本製品は、クエリエンジンとしてAmazon Athenaをサポートします。 |
クライアントPC | 必須 |
本製品のWeb UIの操作端末です。 Web UIは、「機能説明書」の「1.5 Web UI」を参照してください。 外部のWindowsクライアントツールを使用する場合、その操作端末としても使用されます。 |
Amazon EKS | 任意 | マルチノード構成の場合、Amazon EKSが必要です。 |
分析実行環境 | 任意 |
Amazon EKSのワーカーマシンをワーカーノードと呼びます。 マルチノード構成の場合、分析実行環境としてワーカーノードを利用します。 ワーカーノードを同じインスタンスタイプで束ねたものをノードグループと呼びます。 |
ユーザーデータ領域 | 必須 |
ユーザーデータ領域用のストレージプールとして必要です。 VMware環境、KVM環境の場合、プロジェクト領域用のストレージプールも合わせて配置します。 「導入・運用・保守ガイド」の「1.2 ストレージの構成設計」を参照してください。 |
プロジェクト領域 | 必須 |
Amazon EC2環境の場合、プロジェクト領域用のストレージプールとしてAmazon EFSが必要です。 「導入・運用・保守ガイド」の「1.2 ストレージの構成設計」を参照してください。 |
DNSサーバー | 必須 |
Domain Name System(DNS)の「名前解決」の機能を提供するサーバーです。 本製品では以下の目的でDNSサーバーを使用します。
|
NTPサーバー | 任意 | NTPによる時刻同期を行う場合に必要です。外部認証を行う場合は必須です。 |
認証サーバー | 任意 | 外部認証(Active Directory)を使用する場合に必要です。 |
IdPサーバー | 任意 |
SAML認証のIdentity Provider(IdP)の機能を提供するサーバーです。 本製品でSAML2.0のIDフェデレーションを使用する場合、ADFSサーバーとの連携をサポートします。 「導入・運用・保守ガイド」の「1.4.3.1.1 外部認証の設計」を参照してください。 |
プロキシサーバー | 任意 |
直接インターネットに接続できないコンピューターに代わって、インターネット上のWebアプリケーション、サービスへのアクセスを行います。 本製品では以下のアクセスでプロキシサーバーが利用されることがあります。
|