sys定義文はFIC識別子単位の環境に関する定義をします。
NETSTAGE/FIC セション振分けオプションのオペランドについて説明します。
その他のオペランドについては、“NETSTAGE/FIC説明書”の“システム定義文(sys)”を参照してください。
sys name=システム定義名 prtctype={ticf|tnnet} sessdlv={yes|no} …
システム定義の名前(sys名)を8文字以内で指定します。
NETSTAGE/FIC セション振分け機能を使用するプロトコルタイプを指定します。
指定可能な値は、以下のとおりです。
ticf :FNAonTCP/IP通信機能
tnnet :TN通信機能
NETSTAGE/FIC セション振分け機能を使用するかどうかを指定します。
本オペランドは、NETSTAGE/FIC セション振分けオプションを使用する場合のみ指定できます。
指定可能な値は、以下のとおりです。
yes: 使用する no : 使用しない
本オペランドを省略した場合、“no”が設定されます。NETSTAGE/FIC セション振分け機能を使用する場合、本オペランドに“yes”を指定します。
本オペランドに“yes”を指定する場合、dhost定義文のdhostgrオペランドまたはapcrsc定義文のいずれかを必ず指定してください。
本オペランドは、sys定義文のprtctypeオペランドにticfまたはtnnetを指定している場合のみ指定できます。sys定義文のprtctypeオペランドにticfおよびtnnet以外の値を指定している場合は本オペランドを省略してください。