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NETSTAGE/FIC V1.0 説明書セション振分けオプション編
FUJITSU Software

4.4.1 システム定義文(sys

sys定義文はFIC識別子単位の環境に関する定義をします。

NETSTAGE/FIC セション振分けオプションのオペランドについて説明します。

その他のオペランドについては、“NETSTAGE/FIC説明書”の“システム定義文(sys)”を参照してください。

記述形式
sys      name=システム定義名
         prtctype={ticf|tnnet}
         sessdlv={yes|no}
オペランド
name

システム定義の名前(sys名)を8文字以内で指定します。

prtctype

NETSTAGE/FIC セション振分け機能を使用するプロトコルタイプを指定します。

指定可能な値は、以下のとおりです。

  ticf  :FNAonTCP/IP通信機能
  tnnet :TN通信機能
sessdlv

NETSTAGE/FIC セション振分け機能を使用するかどうかを指定します。

本オペランドは、NETSTAGE/FIC セション振分けオプションを使用する場合のみ指定できます。

指定可能な値は、以下のとおりです。

  yes: 使用する 
  no : 使用しない 

本オペランドを省略した場合、“no”が設定されます。NETSTAGE/FIC セション振分け機能を使用する場合、本オペランドに“yes”を指定します。

本オペランドに“yes”を指定する場合、dhost定義文のdhostgrオペランドまたはapcrsc定義文のいずれかを必ず指定してください。

本オペランドは、sys定義文のprtctypeオペランドにticfまたはtnnetを指定している場合のみ指定できます。sys定義文のprtctypeオペランドにticfおよびtnnet以外の値を指定している場合は本オペランドを省略してください。