セション振分けを行う場合の留意事項について説明します。
TSSの運用
TSSの運用
セション振分け機能を使用してTSSと接続する場合の留意事項について説明します。
TSSを複数のクラスタで動作させるロードシェアシステムで運用を行う場合、以下のいずれかの運用とする必要があります。
リコネクトLOGONを使用しない運用
セション振分けでは接続先の富士通メインフレームは負荷状況に応じて選択するため、リコネクトLOGON時に目的の富士通メインフレームに接続できない場合が発生します。このため、TSSの起動時の指定でリコネクトを使用しない運用とします。
端末に応じた振分けによる運用
リコネクトLOGON時による再接続を可能とするには、端末や端末群ごとに振分け先の富士通メインフレームを固定化して負荷分散を行うようにします。
詳細は、“1.2.5 端末に応じたセション振分け”を参照してください。