LOGONサービス運用情報の各定義の記述形式について説明します。
各定義の説明において、以下の記号を使用します。これらの記号は、記述方法を簡潔に説明するためのものであり、これらを記述することはできません。
記号 | 説明 |
---|---|
{ } | 複数のオペランドまたは値が{ }で囲まれている場合、その中から1つを選択して記述することを示します |
[ ] | [ ]で囲まれたオペランドまたは値は、省略可能であることを示します |
・・・ | 先行する値と同一の形式で繰り返し記述可能なことを示します |
| (下線)の引かれた値は、オペランドの記述の省略値を示します |
以下に記述形式を示します。
定義名 [ [ オペランド ] ・・・ ]
定義文は定義名と1個以上のオペランドから構成されます。
それぞれの文は、“改行文字”により区切られるレコード単位の行に構成されます。
パラメタに記述する定数は以下のように記述します。
種類 | 記述方法 |
---|---|
16進数 | 0xXXXX (XXXXは0~9、a~f) |
文字列 | '・・・・' |
その他 | ・・・・・・ |
定義名、各オペランドは、空白で区切ります。
1定義文は、32768文字以内で記述してください。ただし、個々の定義文の制限については、各定義文の説明を参照してください。
定義文は1バイトコードで記述します。記述可能な文字種は以下のとおりです。
文字種 | 表記 |
---|---|
英小文字、英大文字 | “a”~“z”、“A”~“Z” |
数字 | “0”~“9” |
特殊文字 | “#”、“@”、“'”、“%”、“:”、“=”、“,” |
注釈文
注釈文は、“#”から始まる行で、任意の文字列を記述します。注釈文は単一行で構成され、継続記号により複数行に分けて記述できません。行の途中に“#”が指定された場合は文字列として判断します。
継続記号
継続記号“\”を使用することにより、1つの定義文を複数行で記述できます。
LOGONサービス運用情報ファイルは、文字コードをUTF-8で、改行コードをLFで記述します。
LOGONサービス運用情報ファイルの先頭には、バイト順マーク(BOM:EF BB BF)を付けないでください。
注意
16進数の表現と文字型の表現が混在する場合は、一つ以上の空白(ブランク)で区切ってください。
引用符(')は制御記号として使用しているため、文字型として使用する場合は、連続した二つの引用符('')で一つの文字型引用符とみなします。
定義文は99999個まで定義できます。