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NETSTAGE/FIC V1.0 説明書
FUJITSU Software

11.4.7 端末側自ホストシステム定義文(rhost)

rhost定義文は、TN通信を行うための自ホストシステムの情報を定義します。

記述形式
rhost  name=rhost資源名
       port=ポート番号
      [autoact={yes|no}]
      [ipaddr=IPアドレス]
オペランド
name

端末と通信するための自ホストシステム資源の名前(rhost名)を31文字以内で指定します。

port

TN通信を行うための自ホストシステムのポート番号を指定します。

ポート番号は、1~65535 の10 進数で指定します。

なお、指定するIPアドレスとポート番号の組合せは、他のNETSTAGE/FICやアプリケーションで使用するIPアドレスとポート番号の組合せと重複しないようにしてください。

autoact

NETSTAGE/FICの起動時にrhost資源を活性化するかどうかを指定します。

指定可能な値は、以下のとおりです。

  yes: 活性化する
  no : 活性化しない

本オペランド省略時は、“yes”が設定されます。

ipaddr

TN通信を行うための自ホストシステムのIPアドレスをドット表記で指定します。

0.0.0.0”および“255.255.255.255”は指定できません。

本オペランドを省略した場合は、通信可能なすべての自IPアドレスを利用して着呼を待ちます。

なお、IPアドレスを省略したrhost定義文を記述した場合、他にIPアドレスを記述したrhost定義文を記述できません。

shost定義文を除く他定義文のIPアドレスを指定可能なオペランドの指定値と重複できません。