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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

14.2.18 モニタロギング機能について

監視対象

モニタロギング機能の対象が変わります。

Java EE 5

Java EE 7

採取対象

モニタロギング機能では以下の情報を採取します。また、Java EE 5とJava EE 7で採取対応名が同じであっても、採取する性能情報が異なることがあります。Java EE 7で採取する性能情報の詳細については、「6.19.3 性能情報の分析」を参照してください。

Java EE 5機能

Java EE 7機能

採取情報に変更あり

備考

Java VM情報

Java VM情報

HTTP接続キュー情報

HTTP接続キュー情報

HTTPリスナー情報

HTTPリスナー情報

IIOPコネクション情報

IIOPコネクション情報

スレッドプール情報

Webコンテナのスレッドプール情報
EJBコンテナのスレッドプール情報

Java EE 7ではコンテナごとにスレッドプール情報を採取します。

Stateless Session Bean情報

Stateless Session Bean情報

Stateful Session Bean情報

Stateful Session Bean情報

Message-driven Bean情報

Message-driven Bean情報

Entity Bean情報

Java EE 7ではサポートしません。

JDBC接続プール情報

JDBC接続プール情報

トランザクション情報

トランザクション情報

JMS/コネクタ接続プール情報

JMS/コネクタ接続プール情報

定義項目の変更が可能なタイミング

Java EE 5ではモニタロギング機能の監視対象となるIJServerクラスタが運用中でも定義項目の変更が可能でしたが、Java EE 7では監視対象となるIJServerクラスタは必ず停止した状態で定義項目を変更するようになりました。

定義項目の監視レベルの設定コマンド

Java EE 5では、監視レベルの設定をsetサブコマンドで行っていましたが、Java EE 7ではenable-monitoringサブコマンドやdisable-monitoringサブコマンドで行うようになりました。