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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

13.3.19 JDBC

注意

使用するデータベースやJDBCドライバが変わると、データベースの環境設定項目が変更になる場合があります。使用するデータベースやJDBCドライバに合わせて設定を見直してください。

データベースの環境設定については、「4.14 データベースの環境設定」を参照してください。

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

コネクションプール/コネクションプーリング

接続プール/接続プーリング

JDBCデータソース

JDBCリソース

定義名

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルの<Jdbc><JndiName>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"定義名"

JDBCリソースのJNDI 名

asadminコマンドのcreate-jdbc-resourceサブコマンドで指定するjndi_name

データベースタイプ

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルの<Jdbc><DatabaseKind>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"データベースタイプ"

-

J2EE機能では指定するデータベースタイプによって有効となる定義が変更となります。 Java EE 7では該当の項目はありません。

クライアントバージョン

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc><Postgresql><ClientVersion>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"クライアントバージョン"

-

使用するPowerGres Plusのバージョンによって使用するデータソースクラスが異なるために指定する定義項目です。Java EE 7機能の場合には、使用するPowerGres Plusのバージョンに合わせて指定するデータソースクラスを編集してください。

データソースの種類

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Symfoware>、<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>タグ配下の<DatasourceKind>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"データソースの種類"

データソースクラス名

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.datasource-classname"

Java EE 7機能を使用する場合には、各JDBCドライバが提供するデータソースのデータソースクラス名と、そのデータソースクラスが実装するインタフェースをリソースタイプとして指定します。各JDBCドライバが提供するデータソースクラスについては、使用するJDBCドライバのマニュアルで確認してください。また、Java EE 7機能ではデフォルトでは必ずInterstage側で接続プーリングします。JDBCドライバ側の接続プーリングを使用したい場合には、プーリングの設定を無効にしてください。

リソースタイプ

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.res-type"

プーリング

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.pooling"

RACを使用する

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルの<Jdbc><Oracle><OracleRac>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"RACを使用する

-

Oracle RAC使用時の注意事項については「F.2 データベース関連」の「Oracleを使用したアプリケーションを運用する場合」を参照してください。

ユーザID

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける:<Jdbc>の:<Jdbc>の<Symfoware>、<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>タグ配下の<User>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"ユーザID"

追加プロパティで"user"を指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

パスワード

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Symfoware>、<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>タグ配下の<Password>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"パスワード"

追加プロパティで"password"を指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

ドライバタイプ/ネットワークプロトコル

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルの<Jdbc><Oracle><DriverType>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"ドライバタイプ/ネットワークプロトコル"

追加プロパティで"driverType"と"networkProtocol"を指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

プロトコル

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける:<Jdbc>の<Symfoware>、<Oracle>タグ配下の<NetworkProtocol>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"プロトコル"

追加プロパティで"networkProtocol"を指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

接続ホスト名

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Symfoware>、<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>タグ配下の<ServerName>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"接続ホスト名"

追加プロパティで"serverName"を指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

ネーミングサービスのホスト名

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Symfoware>タグ配下の<ProviderUrl>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"ネーミングサービスのホスト名"

J2EE機能でSymfowareのコネクションプーリングを使用する場合には、SymfowareのJDBCドライバが提供するJNDIサービスプロバイダのネーミングサービスが存在するホスト名を指定します。
Java EE 7機能ではSymfowareのコネクションプーリングは使用できません。データソースクラス名に"com.fujitsu.symfoware.jdbc2.SYMConnectionPoolDataSource"を指定して、Interstage側で接続プーリングするように設定してください。

接続ポート番号

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Symfoware>、<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>タグ配下の<PortNumber>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"接続ポート番号"

追加プロパティで"portNumber"を指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

ネーミングサービスのポート番号

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Symfoware>タグ配下の<ProviderUrl>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"ネーミングサービスのポート番号"

J2EE機能でSymfowareのコネクションプーリングを使用する場合には、SymfowareのJDBCドライバが提供するJNDIサービスプロバイダのネーミングサービスのポート番号を指定します。
Java EE 7機能ではSymfowareのコネクションプーリングは使用できません。データソースクラス名に"com.fujitsu.symfoware.jdbc2.SYMConnectionPoolDataSource"を指定して、Interstage側で接続プーリングするように設定してください。

SID/ネットサービス名

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Symfoware>、<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>タグ配下の<DatabaseNamer>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"SID/ネットサービス名"

追加プロパティで"databaseName"を指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

データ資源名

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Symfoware>、<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>タグ配下の<DatabaseNamer>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"データ資源名"

追加プロパティで"databaseName"を指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

データベース名

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Symfoware>、<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>タグ配下の<DatabaseNamer>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"データベース名"

追加プロパティで"databaseName"を指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

サーバURL

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルの:<Jdbc><Oracle><Url>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"サーバURL"

追加プロパティで"URL"を指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

データソースクラス名

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルの<Jdbc><Generic><DatasourceClassName>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"データソースクラス名"

データソースクラス名

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.datasource-classname"

ログライター

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルの<Jdbc><Generic><LogWriter>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"ログライター"

Java EE 7機能ではログライターに関する定義項目はありません。

接続プロパティ

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルの<Jdbc><Oracle><ConnectionProperty>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"接続プロパティ"

追加プロパティで"connectionProperties"を指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

暗黙的接続キャッシュのプロパティ

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルの<Jdbc><Oracle><ConnectionCacheProperty>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"暗黙的接続キャッシュのプロパティ"

追加プロパティで"connectionCacheProperties"を指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

その他データソース・プロパティ情報

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>タグ配下の<OtherProperty>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"その他データソース・プロパティ情報"

追加プロパティでその他のプロパティ情報を指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

監査ログへのWebサーバ接続情報出力

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルの<Jdbc><Symfoware><AccessLog>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"監査ログへのWebサーバ接続情報出力"

Java EE 7機能では監査ログへのWebサーバ接続情報出力に関する定義項目はありません。

デフォルトスキーマ名

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルの<Jdbc><Symfoware><Schema>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"監査ログへのWebサーバ接続情報出力

追加プロパティで"SYMOption"を指定し、"schema"オプションを指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

その他パラメタ

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルの<Jdbc><Symfoware><SYMOption>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"デフォルトスキーマ名"

追加プロパティで"SYMOption"を指定し、"ctuneparam"オプションを指定する

asadminコマンドで操作できる定義項目の"resources.jdbc-connection-pool.${pool-name}.property.${PropertyName}"

File System Service Providerを使用する

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>タグ配下の<FileSystemServiceProvider>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"File System Service Providerを使用する"

File System Service Providerに登録した情報を、各種定義項目に設定してJDBC接続プールを作成してください。

クラス名

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Symfoware>、<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>タグ配下の<InitialContextFactory>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"クラス名"

File System Service Providerに登録した情報を、各種定義項目に設定してJDBC接続プールを作成してください。

PROVIDER_URL

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Symfoware>、<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>タグ配下の<ProviderUrl>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"PROVIDER_URL"

File System Service Providerに登録した情報を、各種定義項目に設定してJDBC接続プールを作成してください。

データソース名

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Symfoware>、<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>タグ配下の<BindName>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"データソース名"

File System Service Providerに登録した情報を、各種定義項目に設定してJDBC接続プールを作成してください。

データソースを登録する(.bindingsファイルへの登録)

isj2eeadminコマンドで指定するリソース定義ファイルにおける<Jdbc>の<Oracle>、<Sqlserver>、<Postgresql>タグ配下の<Bind>タグの値

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"データソースを登録する(.bindingsファイルへの登録)"

File System Service Providerに登録した情報を、各種定義項目に設定してJDBC接続プールを作成してください。

リソースログフォルダ

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"データソースを登録する(リソースログフォルダ)"

データベース連携サービスの環境定義におけるリソース定義ファイルのlogfileDir設定

Java EE 7機能ではリソースログフォルダに関する定義項目はありません。異常が発生した場合の情報についてはサーバーログに出力されます。

作成前にDB接続テストを行う

Interstage管理コンソールのJDBCデータソース名:環境設定における"作成前にDB接続テストを行う"

Ping

asadminコマンドのping-connection-poolサブコマンドを実行する