注意
アプリケーション開発時には製品に同梱されているJava DBを使用することにより、開発効率が向上します。Java DBは、アプリケーションの開発効率向上だけを目的として同梱しているため開発時にのみ使用してください。詳細は、「付録A Java DB」を参照してください。
利用するOSによってデータベースおよびJDBCドライバの動作条件が異なります。
データベースおよびJDBCドライバの動作条件、サポート範囲については提供元に確認してください。
Solaris 11を使用する場合は、Solaris 11をサポートしているJDBCドライバを利用してください。
業務運用時には、以下のいずれかのデータベースを必ず使用してください。
Symfoware Serverを使用したアプリケーションを運用する場合
Symfoware ServerのNativeインタフェースを使用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R) | Symfoware Serverクライアント機能 | 12.2、12.3 |
Solaris | Symfoware Serverクライアント機能 | 12.2、12.3 |
RHEL6(x86) | Symfoware Serverクライアント機能 | 12.2、12.3 |
RHEL7(Intel64) | Symfoware Serverクライアント機能 | 12.2、12.3 |
Symfoware Server (Postgres)を使用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R) | Symfoware Serverクライアント機能 | 12.2、12.3 |
Solaris | Symfoware Serverクライアント機能 | 12.2、12.3 |
RHEL6(x86) | Symfoware Serverクライアント機能 | 12.2、12.3 |
RHEL7(Intel64) | Symfoware Serverクライアント機能 | 12.2、12.3 |
Interstageと同一のCPUのアーキテクチャをサポートしているJDBCドライバを使用してください。
Symfoware ServerのNativeインタフェースを使用する場合、Symfoware Server Connection Manager機能の使用を推奨します。
Symfoware Serverを使用する場合、グローバルトランザクション機能は使用できません。
Oracleを使用したアプリケーションを運用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R) | Oracle JDBC Driver | 12.1、12.2 |
Solaris | Oracle JDBC Driver | 12.1、12.2 |
RHEL6(x86) | Oracle JDBC Driver | 12.1、12.2 |
RHEL7(Intel64) | Oracle JDBC Driver | 12.1、12.2 |
Oracleを使用する場合、Oracle社が提供するJDBCドライバを使用してください。
トランザクションサービス、またはJTAによるグローバルトランザクション機能を使用する場合、実行ユーザに対し以下の権限を付与してください。
DBA_PENDING_TRANSACTIONS上のSELECT権限
SYS.DBMS_XA上のEXECUTE権限
SYS.PENDING_TRANS$上のSELECT権限
SYS.DBA_2PC_NEIGHBORSのSELECT権限
グローバルトランザクションのリカバリを実行する場合は、実行ユーザに対して以下の権限を付与してください。
DBA_PENDING_TRANSACTIONS上のSELECT権限
SYS.DBMS_XA上のEXECUTE権限
SYS.PENDING_TRANS$上のSELECT権限
Interstageと同一のCPUのアーキテクチャをサポートしているJDBCドライバを使用してください。
Oracleを利用する時、Oracle Universal Connection Pool(UCP)for JDBC機能を利用できます。
Oracle Universal Connection Pool(UCP)for JDBC機能をする場合、接続プールの詳細属性「プーリング」を「false」に設定してください。(注1)
Oracleを利用する時、Oracle Real Application Clusters(RAC)と連携できます。
Oracle RAC環境において高速接続フェイルオーバー機能を利用する場合、接続プールの詳細属性「プーリング」を「false」に設定してください。(注1)
Oracle RACと連携する場合、接続プールの詳細属性「作成再試行回数」、「再試行間隔」を設定した運用を推奨します。(注1)
グローバルトランザクション(XADataSource)でOracle RACの透過的アプリケーション・フェイルオーバー(TAF)機能は利用できません。
グローバルトランザクション(XADataSource)でOracle RACを使用する場合は、Oracle Universal Connection Pool(UCP)for JDBC機能を使用してください。
Oracle JDBC Driverのバージョン12.1でサポートしたJDBC4.1規約範囲の機能は使用できません。
注1):接続プールの詳細属性の設定は、「8.6.1 JDBC接続プールの定義項目」を参照してください。
SQL Serverを使用したアプリケーションを運用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R) | Microsoft JDBC Driver for SQL Server | 4.2、6.0 |
Solaris | Microsoft JDBC Driver for SQL Server | 4.2、6.0 |
RHEL6(x86) | Microsoft JDBC Driver for SQL Server | 4.2、6.0 |
RHEL7(Intel64) | Microsoft JDBC Driver for SQL Server | 4.2、6.0 |
SQL Serverを使用する場合、グローバルトランザクション機能は使用できません。
Enterprise Postgresを使用したアプリケーションを運用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R)(x64) | Enterprise Postgresクライアント機能 | 9.5 |
RHEL6(Intel64) | Enterprise Postgresクライアント機能 | 9.5 |
RHEL7(Intel64) | Enterprise Postgresクライアント機能 | 9.5 |
Enterprise Postgresを使用する場合、グローバルトランザクション機能は使用できません。
PowerGres Plusを使用したアプリケーションを運用する場合
プラットフォーム | サポートするJDBCドライバ/バージョン・レベル | |
---|---|---|
Windows(R)(x64) | PowerGres Plusクライアント | V9.4 |
RHEL6(Intel64) | PowerGres Plusクライアント | V9.4 |
RHEL7(Intel64) | PowerGres Plusクライアント | V9.4 |
上表に記載されているプラットフォームは、PowerGres Plus側のドライバがサポートするOSです。
32bit版のInterstage Application Serverで使用する場合は、Interstage Application ServerをIntel 64またはx64アーキテクチャのプラットフォームにインストールしてください。
PowerGres Plusを使用する場合、グローバルトランザクション機能は使用できません。