J2EE機能名/定義名 | J2EE定義方法 | Java EE 7機能名/定義名 | Java EE 7定義方法 | 説明 |
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ポート番号 | Interstage管理コンソールのシステム > 環境設定 > CORBAサービス詳細設定 > ポート番号 | リスナーポート | asadmin create-system-properties --target <サーバーインスタンス名>
| J2EE機能では、CORBAサービスが使用する共通のポート番号を指定します。 |
クライアントからの最大接続数 | Interstage管理コンソールのシステム > 環境設定 > CORBAサービス詳細設定 | 総接続数 | Interstage Java EE 7管理コンソールの asadminコマンドで操作できる定義項目 | クライアントからの最大接続数を指定します。 |
クライアントからの最大リクエスト数 | Interstage管理コンソールのシステム > 環境設定 > CORBAサービス詳細設定 | スレッドプール | Interstage Java EE 7管理コンソールの asadminコマンドで操作できる定義項目 | J2EE機能では、CORBAサービスが受付可能なリクエストの最大数を指定します。 |
クライアントタイムアウト時間 | Interstage管理コンソールのシステム > 環境設定 > CORBAサービス詳細設定 | サーバメソッド復帰時間 | Java VMオプションに設定します。 | リクエスト送信から返信までの待機時間を指定します。 |
IPバージョン | Interstage管理コンソールのシステム > 環境設定 > CORBAサービス詳細設定 | なし | - | 運用するIPバージョンを指定します。 |
サーバ側無通信監視時間 | Interstage管理コンソールのシステム > 環境設定 > CORBAサービス詳細設定 | なし | - | Java EE 7機能では、サーバ側無通信監視時間はサポートしていません。 |
クライアント側無通信監視時間 | Interstage管理コンソールのシステム > 環境設定 > CORBAサービス詳細設定 | クライアント無通信監視時間 | Java VMオプションに設定します(アプリケーションクライアントコンテナの場合は、VMARGS環境変数に以下を設定します)。 -Dcom.fujitsu.interstage.javaee.corba.ee.transport.ORBClientIdleConnectTimeouts=設定値 | CORBAクライアントが無通信状態であることを監視する時間を指定します。 J2EE機能のCORBAでは、無通信時間が指定時間に到達した時点でコネクションが切断され、次回リクエスト送信時に再接続されます。 一方、Java EE 7機能では、無通信時間が指定時間に到達した時点ではなく、次回リクエスト送信時に、切断および再接続されます。 |
NamingServiceのリモート参照の獲得 | アプリケーションにおいて、以下の方法で獲得します。 | NamingServiceのリモート参照の獲得 | NamingServiceのリモート参照は、INSの形式で獲得します。 1. ORBInitRefオプションにINS形式で指定 アプリケーションのオプションとして-ORBInitRefに以下の例のようにINS形式の文字列を指定します。 (例) -ORBInitRef NameService=corbaloc:iiop:1.0@<ホスト名>:<ポート番号>/NameService アプリケーションでは、受け取った"-ORBInitRef","NameService=..."の文字列をORB#init(String[] argv, java.util.Properties props)のargvに設定します。 ORB#resolve_initial_references(String id)に"NameService"を指定します。 この結果、INS形式で指定したネーミングサービスのリモート参照が返却されます。 2. INS形式の文字列から、リモート参照を生成 ORB#string_to_object(String s)のsに以下の例のようにINS形式の文字列を指定します。 (例) "corbaloc:iiop:1.0@<ホスト名>:<ポート番号>/NameService" このメソッドはネーミングサービスのリモート参照を返却します。 | アプリケーションでNamingServiceを使用する際は、NamingServiceのリモート参照を獲得する必要があります。 Java EE 7機能でCORBAクライアントアプリケーションを動作させる場合は、J2EE機能のNamingServiceにアクセスします。このときのNamingServiceのリモート参照は、INS形式で指定します。 |
ORBベンダークラス名 | [プロパティ名] | ORBベンダークラス名 | [プロパティ名] | org.omg.CORBA.ORBクラスとして動作するベンダークラスは、VMオプション、ORB#init()の引数、orb.propertiesファイルのいずれかで指定します。 スタンドアロンクライアントなど、指定が必要な場合は、J2EE/Java EEそれぞれのベンダークラス名を指定します。 |
CORBAランタイム | プレインストール型Javaライブラリの場合
| CORBAランタイム | <Interstageインストールフォルダ>\F3FMisje7\glassfish\lib\appserv-rt.jar /opt/FJSVisje7/glassfish/lib/appserv-rt.jar | JavaCORBAアプリケーションは、実行時、ORBベンダー提供クラスを参照します。 スタンドアロンクライアントなど必要な場合は、CLASSPATH環境変数にベンダークラスを含むjarファイルを指定します。 Java EE 7機能を使用する場合、サーブレットやEJBアプリケーション内で、リクエストごとに引数付きのORB.init()メソッドを発行すると、リソースを大量に消費します。 このため、J2EEからJava EE 7に移行する際は、リソースが不足しないように、リクエストごとではなくアプリケーション内で1回だけ引数付きのORB.init()メソッドを発行するように変更してください。 |
コード変換機能 | 自動的にコード系をUNICODEと判断します。 | コード変換機能 | 自動的にコード系をUNICODEと判断します。 | J2EE機能のCORBAでは、コード変換機能として、当社の標準コード変換機能であるiconvを使用します。 一方、Java EE 7機能のCORBAでは、Java VMのコード変換クラスを使用します。 この違いにより、Java EE 7機能のCORBAでは、EUC(U90)へのコード変換が利用できません。また、CORBAサーバアプリケーションのコード系(locale)が、EUCまたはSJISの場合に、コード変換結果に以下の非互換があります。
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■J2EE機能とJava EE 7機能でUnicode変換の結果が異なる文字
OS依存文字 | Unicodeへの変換 | |||
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J2EE | Java EE | |||
― | EUC | 0xa1bd | U+2015 | U+2014 |
SJIS | 0x815c | |||
~ | EUC | 0xa1c1 | U+ff5e | U+301c |
SJIS | 0x8160 | |||
∥ | EUC | 0xa1c2 | U+2225 | U+2016 |
SJIS | 0x8161 | |||
- | EUC | 0xa1dd | U+ff0d | U+2212 |
SJIS | 0x817c | |||
¢ | EUC | 0xa1f1 | U+ffe0 | U+00a2 |
SJIS | 0x8191 | |||
£ | EUC | 0xa1f2 | U+ffe1 | U+00a3 |
SJIS | 0x8192 | |||
¬ | EUC | 0xa2cc | U+ffe2 | U+00ac |
SJIS | 0x81ca |