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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

13.3.2 運用操作コマンド

■Interstage統合コマンド

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

Interstageの起動

isstart

PCMIサービスの起動

net start "Interstage PCMI(isje7)"

[PCMIインスタンスディレクトリ]/FJSVpcmi start

PCMIサービスの起動時の出口機能を利用することでInterstage Java EE 7 DAS サービス/サーバーインスタンスを自動的に起動することができます。

Interstageの停止

isstop

PCMIサービスの停止

net stop "Interstage PCMI(isje7)"

[PCMIインスタンスディレクトリ]/FJSVpcmi stop

PCMIサービスの停止時の出口機能を利用することでInterstage Java EE 7 DAS サービス/サーバーインスタンスを自動的に停止することができます。

Interstageの動作状態表示

isstat

PCMIサービスの動作状態表示

pcmistat

PCMIサービスの動作状態を表示します。

Interstageの初期化

isinit

Java EE 7では初期化に相当するコマンドは存在しません。初期化が必要な場合は再インストールを実施してください。

Interstage資源のアクセス権設定

issetfoldersecurity

Interstage資源のアクセス権設定

issetfoldersecurity

Interstage資源のアクセス権を設定します。

セキュリティ権限設定/表示

issetsecuritymode

セキュリティ権限設定/表示

issetsecuritymode

Interstage資源のセキュリティ権限を設定/表示します。

■Interstage管理コンソールコマンド

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

Interstage管理コンソールの起動

ismngconsolestart

Interstage Java EE 7管理コンソールの起動

asadmin start-domain

Interstage Java EE 7 DASサービスを起動します。

Interstage管理コンソールの停止

ismngconsolestop

Interstage Java EE 7管理コンソールの停止

asadmin stop-domain

Interstage Java EE 7 DASサービスを停止します。

■Interstage JMXサービス運用コマンド

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

Interstage JMXサービスの起動

isjmxstart

Interstage Java EE 7 DASサービスの起動

asadmin start-domain

Interstage Java EE 7 DASサービスを起動します。

Interstage JMXサービスの停止

isjmxstop

Interstage Java EE 7 DASサービスの停止

asadmin stop-domain

Interstage Java EE 7 DASサービスを停止します。

Interstage JMXサービスの状態表示

isjmxstat

Interstage Java EE 7 DASサービスの状態表示

asadmin list-domains

Interstage Java EE 7 DASサービスの動作状態を表示します。

Interstage JMXサービスの定義操作

isjmxchangedef

Interstage Java EE 7 DASサービスのJMXコネクタのアドレス変更

asadminコマンドで操作できる定義項目のserver.admin-service.jmx-connector.system.address

他のサーバとの通信を行う際に使用するIPアドレスを指定します。

運用操作時に利用するユーザリポジトリの切替

isresetuserrep

運用管理機能が利用するレルムの変更

asadmin setサブコマンドでadmin-realmに関する複数の定義項目を変更

詳細は、「5.2.6.2 レルムの種類の変更方法」を参照してください。

現在使用しているユーザリポジトリの表示

isdispuserrep

運用管理機能が利用するレルムの表示

asadmin getサブコマンドで、以下の定義項目を表示します。
server.security-service.auth-realm.admin-realm.classname

運用管理機能が現在利用しているレルムの種別を表示します。

■ワークユニット管理コマンド

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

ワークユニットの起動

isstartwu

IJServerクラスタの起動

asadmin start-clusterサブコマンド

Java EE 7の場合、プロセスの起動完了を待たずに復帰します。起動完了は「pcmilistprocesses」コマンドで確認してください。

ワークユニットの停止

isstopwu

IJServerクラスタの停止

asadmin stop-clusterサブコマンド

Java EE 7の場合、プロセスの停止完了を待たずに復帰します。停止完了は「pcmilistprocesses」コマンドで確認してください。

縮退運用中のワークユニット復元

isrcoverwu

縮退運用中のIJServerクラスタの復元

asadmin start-clusterサブコマンド/start-local-instanceサブコマンド

縮退運用中のIJServerクラスタを復元します。

ワークユニットの一覧表示

islistwu

IJServerクラスタの一覧表示

asadmin list-clustersサブコマンド

IJServerクラスタの一覧を表示します。

サーバーインスタンスの正確な起動状態については「pcmilistprocesses」コマンドで確認してください。

ワークユニット運用されているアプリケーションのプロセス情報表示

islistaplproc

サーバーインスタンスの一覧表示

pcmilistprocessesコマンド

サーバーインスタンスの一覧を表示します。

キューの閉塞

isinhibitque

キュー制御機能はサポートされていません。

キューの閉塞解除

ispermitque

キュー制御機能はサポートされていません。

オブジェクトの一覧表示

islistobj

サーバーインスタンスの一覧表示

pcmilistprocessesコマンド

システムで運用されているオブジェクト(IJServer)の一覧情報と、その状態を表示するコマンドです。

■J2EE運用コマンド

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

J2EEの定義更新

isj2eeadmin

定義更新

asadminの各サブコマンド

Java EE 7の定義更新を行います。

ログ採取の開始/停止、ログ状態の表示

isj2eemonitor

モニタロギングの開始/終了、状態の表示

asadmin enable-monitoringサブコマンド

asadmin disable-monitoringサブコマンド

asadmin getサブコマンドで、モニタロギングに関する定義項目を表示

J2EEアプリケーションの配備

ijsdeployment

アプリケーションの配備

asadmin deployサブコマンド

アプリケーションの配備を行います。

J2EEアプリケーションの配備解除

ijsundeployment

アプリケーションの配備解除

asadmin undeployサブコマンド

アプリケーションの配備解除を行います。

J2EEアプリケーションの一覧表示

ijslistapl

アプリケーションの一覧表示

show-component-statusサブコマンド
asadmin list-componentsサブコマンド
asadmin list-sub-componentsサブコマンド

配備済みアプリケーションの一覧を表示します。

J2EEでは、-lオプションを指定してijslistaplコマンドを実行することで、サブコンポーネントの情報を表示できましたが、Java EEでサブコンポーネントを表示したい場合、asadmin list-sub-componentsサブコマンドを利用します。

JSPの事前コンパイル

ijscompilejsp

JSPの事前コンパイル

jspcコマンド
asadmin deployコマンドに--precompilejspオプションを指定

IJServerのチューニング

ijstune

プールされたコネクションを破棄する機能はサポートされません。

Webサーバコネクタにおけるリクエストの振り分け操作

ijsdispatchcont

Java EE 7ではWebサーバコネクタにおけるリクエストの振り分け操作は提供していません。

Webサーバコネクタにおけるリクエスト振り分け状態の表示

ijsprintdispatchcont

Java EE 7ではWebサーバコネクタにおけるリクエストの振り分け状態の表示は提供していません。

Webサーバコネクタの故障監視機能における振り分け先状態の表示

svmondspstat

Java EE 7ではWebサーバコネクタの故障監視機能における振り分け先状態の表示は提供していません。

■EJBサービス運用コマンド

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

Enterprise Bean定義情報の移出

ejbdefexport

Interstage deployment descriptorファイルの参照

ejbdefexportコマンドとejbdefimportコマンドで設定した各種設定は、Interstage deployment descriptorファイルに定義してEJBモジュールに格納して配備することで有効になります。各種定義の詳細は「13.3.11 EJBアプリケーション」を参照してください。

Enterprise Bean定義情報の移入

ejbdefimport

Interstage deployment descriptorファイルの編集

ejbdefexportコマンドとejbdefimportコマンドで設定した各種設定は、Interstage deployment descriptorファイルに定義してEJBモジュールに格納して配備することで有効になります。各種定義の詳細は「13.3.11 EJBアプリケーション」を参照してください。

■Webサービス開発コマンド

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

サービスエンドポイントインタフェースからWSDLを生成

iswsgen wsdl

サービスエンドポイントからWSDLを生成

WSDLファイルは、Webサービスサーバアプリケーションの配備により、自動生成されるため、コマンドにより生成する必要はありません。

WSDLファイルから、Webサービスサーバアプリケーションの開発に必要なファイル等を生成

iswsgen server

WSDLファイルから、Webサービスサーバアプリケーションの開発に必要なファイル等を生成

ijwsimport

Java EE 7のWebサービスへの移行にあたり、Javaのプログラムから作成していただくことを推奨します。やむを得ずインタフェースを変更できない場合に使用します。

WSDLファイルから、Webサービスクライアント開発に必要なファイルを生成

iswsgen client

WSDLファイルから、Webサービスクライアント開発に必要なファイルを生成

ijwsimport

■iswsgen サブコマンド共通オプション

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

サブコマンドのUsageの表示

iswsgen {wsdl|server|client} -help
iswsgen {wsdl|server|client} -h

ヘルプメッセージの表示

ijwsimport -help

生成するファイルの出力先

iswsgen {wsdl|server|client} -output <パス>
または
iswsgen {wsdl|server|client} -o <パス>

最終生成物の生成・格納先

ijwsimport -d directory

ネームスペース名とパッケージ名のマッピング定義

iswsgen {wsdl|server|client} -PkgNSmappingFile <プロパティファイル>
または
iswsgen {wsdl|server|client} -F <プロパティファイル>

パッケージ名指定

ijwsimport -p pkg

ネームスペースごとにパッケージ名を指定することはできませんが、単一のパッケージを指定することはできます。

Javaソースファイルを生成時の上書き

iswsgen {wsdl|server|client} -ovwewriteJava
または
iswsgen {server|client} -J

無条件に上書きします。同じファイル名が存在した場合エラーにすることはできません。

コマンド処理時間のタイムアウト時間

iswsgen {server|client} -timeout

タイムアウト時間は指定できません。

WSDLおよびXMLスキーマが別のリソースをimport要素などで参照している場合の処理

iswsgen {server|client} -retrieve{none|local|global}

globalが指定された場合と同等の処理になります。

リモートのリソース参照時のプロキシのホスト名

iswsgen {server|client} -proxyHost <ホスト名>

リモートのリソース参照時のプロキシのホスト名

ijwsimport -httpproxy:host[:port]

リモートのリソース参照時のプロキシのポート番号

iswsgen {server|client} -proxyPort <ポート番号>

リモートのリソース参照時のプロキシのポート番号

ijwsimport -httpproxy:host[:port]

リモートのリソース参照時のプロキシのユーザ名

iswsgen {server|client} -proxyUser <ユーザ名>

ijwsimport -httpproxy: [user[:password]@]host[:port]

リモートのリソース参照時のプロキシのパスワード

iswsgen {server|client} -proxyPassword <パスワード>

ijwsimport -httpproxy: [user[:password]@]host[:port]

■iswsgen serverサブコマンドの固有オプション

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

WSDL内のネームスペース名から対応するJava生成物のパッケージ名への対応定義

iswsgen server -NStoPkg <ネームスペース名>=<パッケージ名>
または、
iswsgen server -n <ネームスペース名>=<パッケージ名>

パッケージ名指定

ijwsimport -p pkg
ネームスペースごとにパッケージ名を指定することはできませんが、単一のパッケージを指定することはできます。

作成するWebサービスアプリケーションのタイプ

iswsgen server -module {web|ejb}

<WSDLファイル名>_mapping.xmlファイルは不要のため、該当オプションはありません。

■iswsgen clientサブコマンドの固有オプション

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

WSDL内のネームスペース名から対応するJava生成物のパッケージ名への対応定義

iswsgen client -NStoPkg <ネームスペース名>=<パッケージ名>
または、
iswsgen client -n <ネームスペース名>=<パッケージ名>

パッケージ名指定

ijwsimport -p pkg
ネームスペースごとにパッケージ名を指定することはできませんが、単一のパッケージを指定することはできます

■JMS運用コマンド

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

ConnectionFactory定義の登録

jmsmkfact

JMS接続ファクトリの作成

asadmin create-jms-resourceサブコマンド

JMS接続ファクトリまたはJMS送信先リソースを作成します。

ConnectionFactory定義の更新

jmsmkfact -o

JMS接続ファクトリの更新

asadmin setサブコマンド

JMS接続ファクトリの定義を更新します。

Java EE 7では、asadmin setサブコマンドにより、以下の定義項目を更新します。

resources.connector-connection-pool.[JNDI名]-Connection-Pool

resources.connector-resource.[JNDI名]

ConnectionFactory定義の一覧表示

jmsinfofact

JMS接続ファクトリの一覧取得

asadmin list-jms-resourcesサブコマンド

JMS接続ファクトリまたはJMS送信先リソース一覧を取得します。

ConnectionFactory定義の削除

jmsrmfact

JMS接続ファクトリの削除

asadmin delete-jms-resourceサブコマンド

JMS接続ファクトリまたはJMS送信先リソースを削除します。

Destination定義の登録

jmsmkdst

JMS送信先リソースの作成

asadmin create-jms-resourceサブコマンド

JMS接続ファクトリまたはJMS送信先リソースを作成します。

Destination定義の更新

jmsmkdst -o

JMS送信先リソースの更新

asadmin setサブコマンド

JMS接続ファクトリの定義を更新します。

Java EE 7では、asadmin setサブコマンドにより、以下の定義項目を更新します。

resources.admin-object-resource.[JNDI名]

Destination定義の削除

jmsrmdst

JMS送信先リソースの削除

asadmin delete-jms-resourceサブコマンド

JMS接続ファクトリまたはJMS送信先リソースを削除します。

Destination定義の一覧表示

jmsinfodst

JMS送信先リソースの一覧取得

asadmin list-jms-resourcesサブコマンド

JMS接続ファクトリまたはJMS送信先リソース一覧を取得します。

durable Subscriberの削除

jmsrmds

永続サブスクリプションの削除

imqcmd destroy durコマンド

永続サブスクリプションを削除します。

durable Subscriberの一覧表示

jmsinfods

永続サブスクリプションの一覧表示

imqcmd list durコマンド

トピックが管理している永続サブスクリプションの一覧を表示します。

セキュリティモードの設定/表示

jmssetsecmode

セキュリティ権限設定/表示

issetsecuritymodeコマンド

Java EE 7機能の場合、JMS固有のセキュリティモードを設定するコマンドは存在しません。issetsecuritymodeコマンドでJMSのセキュリティモードも設定されます。

クラスタ環境の構築/表示/削除

jmssetupcluster

Java EE 7機能の場合、JMS固有でクラスタ環境を構築するコマンドは存在しません

■Servletサービス運用コマンド

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

Session Registry Server管理コマンド

jssrsadmin

Java EE 7では本機能はサポートされていません。

■クラスタサービス運用コマンド

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

Interstageの稼働状態確認

isgetstatus

Java EE 7では本機能はサポートされていません。

事前起動しているInterstageの活性化

isrelease

Java EE 7では本機能はサポートされていません。

事前起動しているワークユニットの活性化

isreleasewu

Java EE 7では本機能はサポートされていません。

Interstageの事前起動

isstandby

Java EE 7では本機能はサポートされていません。

ワークユニットの事前起動

isstandbywu

Java EE 7では本機能はサポートされていません。

■バックアップコマンド

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

IJServerの資源のバックアップ・移出

ijsbackup

Java EE 7資源のバックアップ・移出
Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)の資源のバックアップ・移出

ij7backup

wscbackup

isprintbackuprscコマンドで表示されたバックアップ対象サービスの資産をバックアップしてください。

バックアップ・移出手順については「第9章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行)」を参照してください。

IJServerの資源のリストア・移入

ijsrestore

Java EE 7資源のリストア・移入
Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)の資源のリストア・移入

ij7restore

wscrestore

isprintbackuprscコマンドで表示されたバックアップ対象サービスの資産をリストアしてください。

リストア・移入手順については「第9章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行)」を参照してください。

■保守情報採取コマンド

J2EE機能名/定義名

J2EE定義方法

Java EE 7機能名/定義名

Java EE 7定義方法

説明

一括情報採取ツール

iscollectinfo

一括情報採取ツール

iscollectinfo

Interstageの調査資料を採取します。