J2EE実行環境とJava EE 7実行環境における機能の違いを下表に示します。
機能名 | J2EE実行環境 | Java EE 7実行環境 | 備考 |
---|---|---|---|
IJServerタイプ | 以下の4種類から選択可能 WebアプリケーションとEJBアプリケーションを同一JavaVMで運用 WebアプリケーションとEJBアプリケーションを別JavaVMで運用 Webアプリケーションのみ運用 EJBアプリケーションのみ運用 | 以下の1種類のみ。 WebアプリケーションとEJBアプリケーションを同一JavaVMで運用 | |
サポートJava VM | J2SE1.3、J2SE1.4、J2SE 5.0、Java SE 6 | Java SE 8 | |
プロセス多重度運用 | ○ | ○ | Java EE 7では、プロセス多重度のような数値指定はありませんが、複数プロセスを一括操作するビューをサポートしています。 |
デバッグ起動 | ○ | ○ | |
自動再起動 | ○ | ○ | |
最大処理時間監視 | ○ | ○ | |
予兆監視 | ○ | ○ | |
Javaヒープ領域/メタスペース不足時の制御 | ○ | ○ | |
CORBAサービスのキュー制御 | ○ | × | |
起動停止時実行クラス | ○ | ○ | Java EE 7ではライフサイクルモジュールに名称が変わりました。 |
ログ管理 | ○ | ○ | |
クラスローダ | ○ | ○ | |
クラスローダのトレース | ○ | × | |
HotDeploy | ○ | ○ | |
クラスのオートリロード | ○ | ○ | |
Webサーバコネクタが通信可能なWebサーバ | Interstage HTTP Server | Interstage HTTP Server 2.2 | |
セションリカバリ | ○ | ◯ | |
マルチサーバ連携 | ○ | × | |
IPCOM連携 | ○ | ○ | |
クラスタ連携 | ○ | ○ | |
GUIによる運用操作 | Interstage管理コンソール | Interstage Java EE 7管理コンソール | |
コマンドによる運用操作 | isj2eeadminコマンドなど | asadminコマンドなど | |
複数アプリケーションプロセスにまたがったトランザクション制御 | ○ | × | Java EEアプリケーションでは、トランザクションサービス(OTS)と連携しません。 |
JMS連携 | ○ | ○ | |
監査証跡 | ○ | × | |
サポートDB | Symfoware | Symfoware PostgreSQLベースのデータベース | |
CORBAアプリケーションの呼び出し | ○ | ◯ |