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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.62.1 PCMI0000番台のメッセージ

INFO: PCMI0000: The {0} command was processed normally.: INSTANCE={1}

[可変情報]

{0}:コマンド名
{1}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

コマンド{0}が正常に終了しました。


ERROR: PCMI0001: The {0} command was failed.: INSTANCE={1} POS={2} DETAIL={3}

[可変情報]

{0}:コマンド名
{1}:PCMIインスタンスディレクトリのパス
{2}:エラー情報
{3}:システムエラーの番号

[意味]

コマンド{0}が失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

本メッセージの前に原因となるメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を行ってください。

本メッセージの前に原因となるメッセージが出力されていない場合は、本メッセージより前にイベントログ(Windows(R)の場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)に出力されたメッセージの対処に従って、コマンドの実行に失敗した原因を調査してください。


ERROR: PCMI0002: Too many operands were specified.

[意味]

オペランドの指定が多すぎます。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

コマンドに正しいオペランドを指定して、再度コマンドを実行してください。


ERROR: PCMI0003: Operand is not specified.

[意味]

引数が指定されていません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

コマンドに正しい引数を指定して、再度コマンドを実行してください。


ERROR: PCMI0004: Command parameter contains an error.

[意味]

コマンドのパラメーターに誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

コマンドに正しいパラメーターを指定して、再度コマンドを実行してください。


ERROR: PCMI0005: PCMI instance directory does not exist.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

PCMIインスタンスディレクトリ{0}が存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

存在するPCMIインスタンスディレクトリを指定して、再度コマンドを実行してください。


ERROR: PCMI0006: PCMI service does not exist in the directory.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

指定されたPCMIインスタンスディレクトリ{0}には、PCMIサービスが登録されていません。

PCMIインスタンスディレクトリ{0}の構成が破壊されている可能性があります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

インストール時に本メッセージが出力された場合は、再度インストールを行ってください。

上記以外の場合、または上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: PCMI0007: PCMI service is being created in the directory.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

PCMIサービスの登録処理中です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

再度、インストールまたはアンインストールを行ってください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: PCMI0008: An internal error occurred.: INSTANCE={0} POS={1} DETAIL={2}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス
{1}:エラー情報
{2}:システムエラーの番号

[意味]

内部エラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下の対処を行ってください。

  • 本メッセージの前に原因となるメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を行ってください。

  • 出力されたシステムエラーの番号{2}を控えて、システム管理者に問い合わせてください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員連絡してください。


ERROR: PCMI0009: A system error occurred.: INSTANCE={0} POS={1} DETAIL={2}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス
{1}:エラー情報
{2}:システムエラーの番号

[意味]

システムエラーが発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下の対処を行ってください。

  • 本メッセージの前に原因となるメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を行ってください。

  • 出力されたエラー情報{1}およびシステムエラーの番号{2}を確認し、以下の表を参照して、エラー情報{1}およびシステムエラーの番号{2}に対する対処を行ってください。

    エラー情報{1}

    システムエラーの番号{2}

    意味・対処

    [8,12,14]

    メモリが不足している可能性があります。不要なアプリケーションを終了して、再度コマンドを実行してください。

    [102,105,201]

    デバイスの空き領域が不足している可能性があります。デバイスの空き領域を確保して、再度コマンドを実行してください。

    [4,28]


    [30103]
    [30109]


    サービスプロセスが多く存在したため、デスクトップヒープが枯渇し、PCMIサービスの処理でエラーが発生した可能性があります。

    「トラブルシューティング集」の「Interstage運用時の異常」-「デスクトップヒープが枯渇した場合」を参照して、デスクトップヒープを拡張してください。

    [219]

    -

    インストール時に本メッセージが出力されたときは、SELinuxが有効な状態でインストールを行った可能性があります。SELinuxが有効な状態でインストールを行っていた場合は、製品をアンインストールし、SELinuxを一時的に無効にしてから、再度インストールを行って下さい。

    上記以外の場合

    エラー情報{1}およびシステムエラーの番号{2}を控えて、システム管理者に問い合わせてください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: PCMI0010: A condition exists that the command cannot be executed.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

コマンドが実行できない状態です。同時に実行できない処理が実行されている可能性があります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

しばらくしてから再度コマンドを実行してください。


INFO: PCMI0011: PCMI service has started.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

PCMIサービスを起動しました。


INFO: PCMI0012: PCMI service has stopped.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

PCMIサービスを停止しました。


ERROR: PCMI0013: PCMI service cannot be started.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

PCMIサービスを起動できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

本メッセージの前に原因となるメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を行ってください。

本メッセージの前に原因となるメッセージが出力されていない場合は、本メッセージより前にイベントログ(Windows(R)の場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)に出力されたメッセージの対処に従って、コマンドの実行に失敗した原因を調査してください。


ERROR: PCMI0014: PCMI service cannot be stopped.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

PCMIサービスを停止できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

本メッセージの前に原因となるメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を行ってください。

本メッセージの前に原因となるメッセージが出力されていない場合は、本メッセージより前にイベントログ(Windows(R)の場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)に出力されたメッセージの対処に従って、コマンドの実行に失敗した原因を調査してください。


ERROR: PCMI0015: An error occurred while getting PCMI service status.: INSTANCE={0} DETAIL={1}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス
{1}:システムエラーの番号

[意味]

PCMIの状態取得処理中に何らかの異常が発生したため、状態を取得できませんでした。PCMIサービスがハングアップしているなどの可能性があります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

本メッセージの前に原因となるメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの対処を行ってください。

本メッセージの前に原因となるメッセージが出力されていない場合は、本メッセージより前にイベントログ(Windows(R)の場合)/システムログ(Solaris/Linuxの場合)に出力されたメッセージの対処に従って、コマンドの実行に失敗した原因を調査してください。


ERROR: PCMI0016: The directory is not empty.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

指定されたPCMIインスタンスディレクトリ{0}が空ではありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

インストール時に本メッセージが出力された場合は、PCMIインスタンスディレクトリ{0}を空にしてから、再度インストールを行ってください。


ERROR: PCMI0018: PCMI service is started.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

PCMIサービスが起動状態です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

アンインストール時に本メッセージが出力された場合は、PCMIサービスの状態を確認してください。PCMIサービスの起動中である場合は、PCMIサービスを停止してから、再度アンインストールを行ってください。


ERROR: PCMI0019: The pcminame is used.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

PCMIサービス名がすでに使用されています。
本操作の前にアンインストールを行っている場合は、不要な資源が残存している可能性があります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

以下の手順で不要な資源を削除してから、再度インストールを行ってください。


サービスに「Interstage PCMI(isje7)」が残存している場合は、scコマンドを以下のように実行して、サービス「Interstage PCMI(isje7)」を削除します。

sc delete "Interstage PCMI(isje7)"


以下のファイルが存在する場合は、rmコマンドで削除します。

/etc/rc0.d/K00FJSVpcmiisje7
/etc/rc2.d/S99FJSVpcmiisje7

(RHEL6)
以下のファイルが存在する場合は、rmコマンドで削除します。

/etc/rc.d/init.d/FJSVpcmiisje7
/etc/rc.d/rc2.d/S99FJSVpcmiisje7
/etc/rc.d/rc3.d/S99FJSVpcmiisje7
/etc/rc.d/rc4.d/S99FJSVpcmiisje7
/etc/rc.d/rc5.d/S99FJSVpcmiisje7
/etc/rc.d/rc0.d/K00FJSVpcmiisje7
/etc/rc.d/rc1.d/K00FJSVpcmiisje7
/etc/rc.d/rc6.d/K00FJSVpcmiisje7

(RHEL7)

以下のファイルが存在する場合は、systemctlコマンドによる以下のunitファイルの停止と無効化を実施した後、rmコマンドでファイルを削除します。

/usr/lib/systemd/system/FJSVpcmiisje7_start.service
/usr/lib/systemd/system/FJSVpcmiisje7_stop.service

WARNING: PCMI0020: PCMI service has already been set up.:  INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

PCMIサービスの自動起動がすでに設定されています。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

インストール時に本メッセージが出力された場合、PCMIインスタンスディレクトリ{0}を空にしてから、再度インストールを行ってください。


WARNING: PCMI0021: PCMI service has not been set up.:  INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

PCMIサービスの自動起動が設定されていません。不要な資源が残存している可能性があります。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

以下の手順で不要な資源を削除してから、再度インストールを行ってください。


サービスに「Interstage PCMI(isje7)」が残存している場合は、scコマンドを以下のように実行して、サービス「Interstage PCMI(isje7)」を削除します。

sc delete "Interstage PCMI(isje7)"


以下のファイルが存在する場合は、rmコマンドで削除します。

/etc/rc0.d/K00FJSVpcmiisje7
/etc/rc2.d/S99FJSVpcmiisje7

(RHEL6)
以下のファイルが存在する場合は、rmコマンドで削除します。

/etc/rc.d/init.d/FJSVpcmiisje7
/etc/rc.d/rc2.d/S99FJSVpcmiisje7
/etc/rc.d/rc3.d/S99FJSVpcmiisje7
/etc/rc.d/rc4.d/S99FJSVpcmiisje7
/etc/rc.d/rc5.d/S99FJSVpcmiisje7
/etc/rc.d/rc0.d/K00FJSVpcmiisje7
/etc/rc.d/rc1.d/K00FJSVpcmiisje7
/etc/rc.d/rc6.d/K00FJSVpcmiisje7

(RHEL7)

以下のファイルが存在する場合は、systemctlコマンドによる以下のunitファイルの停止と無効化を実施した後、rmコマンドでファイルを削除します。

/usr/lib/systemd/system/FJSVpcmiisje7_start.service
/usr/lib/systemd/system/FJSVpcmiisje7_stop.service

ERROR: PCMI0022: Required package is not installed.

[意味]

Java機能がインストールされていません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

Java機能をインストールしてから、再度実行してください。


ERROR: PCMI0023: Does not have the authority to execute a command.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

コマンドを実行する権限がありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

コマンドを実行する権限があるユーザで、再度コマンドを実行してください。


ERROR: PCMI0024: PCMI service is not running.: INSTANCE={0}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス

[意味]

PCMIサービスが起動されていません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

PCMIサービスを起動してから、再度実行してください。


ERROR: PCMI0025: An error occurred in the display of the list of process states.: INSTANCE={0} DETAIL={1}

[可変情報]

{0}:PCMIインスタンスディレクトリのパス
{1}:詳細コード

[意味]

PCMIサービスで管理しているプロセス状態の一覧表示処理中に何らかの異常が発生したため、プロセス状態を取得できませんでした。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

詳細コード{1}が「1100」である場合、以下の対処を行ってください。

  • PCMIサービスが停止処理中の可能性があります。再度コマンドを実行してください。


  • コマンドを実行したユーザーにコマンドの実行権限が設定されていない可能性があります。ユーザーの権限を確認して、コマンドの実行権限が設定されていないユーザーである場合は、コマンドの実行権限が設定されているユーザーで、再度コマンドを実行してください。

上記の対処を行っても本メッセージが継続して出力される場合、または詳細コード{1}が上記以外である場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: PCMI0026: Failed to get the common Java information.

[意味]

Java共通情報の取得に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


ERROR: PCMI0027: The evaluation period passed.
Interstage Application Server cannot be used. (Interstage PCMI)
Please buy the product version when continuously using it.

[意味]

試用期限が過ぎました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

製品版を購入してください。


ERROR: PCMI0028: PCMI service already has started.

[意味]

PCMIサービスは、すでに起動されています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

PCMIサービスを停止してから、再度コマンドを実行してください。


ERROR: PCMI0029: PCMI service already has stopped.

[意味]

PCMIサービスは、すでに停止されています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

停止対象のPCMIサービスが起動されているかを確認してください。

以下の場合は、本メッセージを無視してください。

  • マシンの再起動時やシャットダウン時に本メッセージが出力された場合

  • アンインストール時に本メッセージが出力された場合

(RHEL7)

上記の場合、本メッセージの出力後に以下のようなメッセージも出力されますが、これらのメッセージも無視してください。

systemd: FJSVpcmiisje7_stop.service: control process exited, code=exited status=5
systemd: Unit FJSVpcmiisje7_stop.service entered failed state.