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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.15.1 AS-WEB-CORE-00000番台のメッセージ

SEVERE: AS-WEB-CORE-00037: An exception or error occurred in the container during the request processing

[意味]

リクエストの処理中にWebコンテナで例外またはエラーが発生しました。

[原因]

リクエスト処理中に、Webコンテナ内で例外が発生しました。

Interstage Java EE 7 DASサービスやIJServerクラスタの停止処理、定義項目の変更、アプリケーションの再配備が行われた可能性があります。

不正なリクエストを受け付けたため、リクエスト処理が実施されなかった可能性があります。

[ユーザの対処]

通常業務中に定義項目の変更やアプリケーションの再配備、Interstage Java EE 7 DASサービスやIJServerクラスタの停止処理を実行すると本メッセージが出力される場合があります。

停止処理中に本メッセージが出力された場合、本メッセージは無視してください。

停止処理中に受け付けられたリクエストは処理されません。

本メッセージの前後に出力されるメッセージおよび例外の内容を参照して問題を取り除いてください。

上記の対処を行っても問題が解決できない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員してください。


WARNING: AS-WEB-CORE-00048: Error in invoking ReadListener.onDataAvailable

[意味]

ReadListener.onDataAvailableで例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

例外情報を参照して、アプリケーションを修正してください。


WARNING: AS-WEB-CORE-00051: Error in invoking WriteListener.onWritePossible

[意味]

WriteListener.onDataAvailableで例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザの対処]

例外情報を参照して、アプリケーションを修正してください。


WARNING: AS-WEB-CORE-00059: Unable to set request character encoding to {0} from context {1}, because request parameters have already been read, or ServletRequest.getReader() has already been called

[可変情報]

{0}:文字エンコーディング
{1}:コンテキストルート

[意味]

リクエストパラメータに対する操作または、javax.servlet.ServletRequest.getReader()がすでに呼び出されているため、文字エンコーディング{0}が設定できません。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

Webアプリケーション内でjavax.servlet.ServletRequest#setCharacterEncoding(String)を呼び出す場合、以下のメソッドを呼び出す前で行ってください。

  • javax.servlet.getReader()

  • javax.servlet.getParameter(String)

  • javax.servlet.getParameterNames()

  • javax.servlet.getParameterMap()

  • javax.servlet.getParameterValues(String)


WARNING: AS-WEB-CORE-00084: Exception thrown by attributes event listener

[意味]

ServletRequestAttributeListenerで例外が発生しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザの対処]

例外情報を参照して、アプリケーションを修正してください。


AS-WEB-CORE-00089: Exceeded maximum depth for nested request dispatches: {0}

[可変情報]

{0}:ディスパッチの上限値

[意味]

1リクエスト内のディスパッチ回数が上限値を超えました。

[システムの処理]

Webアプリケーションの処理を中断します。

[ユーザの対処]

Webアプリケーションの作りに問題が無いか見直してください。
上限値を超えるWebアプリケーションの場合には、Webコンテナのプロパティ"dispatcher-max-depth"で上限値を変更してください。