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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

10.8.3 updateサブコマンド

形式

(1) パスワードの更新
  imqusermgr update -u username -p newpassword [-f] [-i broker instance]

(2) ユーザのアクティブ状態の更新
  imqusermgr update -u username -a activestate [-f] [-i broker instance]

(3) パスワードとユーザのアクティブ状態の更新
  imqusermgr update -u username -p newpassword -a activestate [-f] [-i broker instance]


機能説明

作成済みのユーザ情報を更新します。更新可能な情報は、設定したパスワードとユーザのアクティブ状態の両方、またはいずれかとなります。


オプション

オプション名

説明

-u

更新するユーザ名を指定します。

-p

新しいパスワードを指定します。

-a

ユーザのアクティブ状態を指定します。非アクティブな状態とすると、ユーザが新規に接続できなくなります。

  • true: アクティブ状態にします。

  • false: 非アクティブ状態にします。

-f

更新確認をユーザに問い合わせません。

-i

操作対象のメッセージブローカインスタンスを指定します。
省略値は、「imqbroker」です。


戻り値

0: 正常終了
0以外: 異常終了


使用例

以下のように実行します。
作成済みのユーザ情報を更新してもよいかが確認されます。更新してもよい場合は、「y」を入力します。

C:\Interstage\F3FMisje7\mq\bin\imqusermgr update -u test -a false
User repository for broker instance: imqbroker
Are you sure you want to update user test? (y/n)[n] y
User test successfully updated.

/opt/FJSVisje7/mq/bin/imqusermgr update -u test -a false
User repository for broker instance: imqbroker
Are you sure you want to update user test? (y/n)[n] y
User test successfully updated.

パスワードを変更する場合、以下のようなシェルスクリプトを作成して実行することで、historyコマンド上に本コマンドの履歴が表示されなくなります。

#!/bin/sh
/opt/FJSVisje7/mq/bin/imqusermgr update -u ユーザ名 -p パスワード -f