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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

9.1.2 バックアップ手順

バックアップは以下の手順で行います。

  1. サービスの停止

  2. バックアップコマンドの実行

9.1.2.1 サービスの停止

Java EE 7のバックアップを行う場合は、以下のサービスを停止します。
各コマンドの詳細は、「第10章 Java EE 7運用コマンド」を参照してください。

IJServerクラスタ

asadminコマンドのstop-clusterサブコマンドでIJServerクラスタを停止します。

Interstage Java EE 7 DASサービス

asadminコマンドのstop-domainサブコマンドで停止します。

PCMIサービス

Windows(R)サービス画面、RCスクリプトなどで停止します。詳細は、「4.2.3 停止」を参照してください。

メッセージブローカ

REMOTE運用のメッセージブローカが起動している場合、imqcmdコマンドのshutdown bkrサブコマンドでメッセージブローカを停止します。

Java DB

asadminコマンドのstop-databaseサブコマンドでJava DBを停止します。

9.1.2.2 バックアップコマンドの実行

バックアップ手順について説明します。

注意

isprintbackuprscコマンドで表示されたバックアップ対象サービスの資産をバックアップしてください。

Java EE 7資源

バックアップコマンド

Java EE 7資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\ij7backup

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/ij7backup

操作例

バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。

C:\Interstage\F3FMisje7\glassfish\bin\ij7backup -d X:\Backup

バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。

/opt/FJSVisje7/glassfish/bin/ij7backup -d /backup


Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)の資源

バックアップコマンド

Webサーバコネクタ(Interstage HTTP Server 2.2用)の資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscbackup

/opt/FJSVwsc/bin/wscbackup

操作例

バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。

C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscbackup -d X:\Backup

バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。

/opt/FJSVwsc/bin/wscbackup -d /backup