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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

6.8.4 詳細属性

定義済みのJDBC接続プールをチューニングするため、以下を設定できます。

これらの項目のチューニングは、asadminコマンドで設定できます。

10.1.4 定義項目参照/更新」と「8.6.1 JDBC接続プールの定義項目」を参照してください。

注意

文のタイムアウトに関する注意事項

文のタイムアウトに指定された値はjava.sql.StatementのsetQueryTimeoutメソッドで使用されます。使用するデータベースのJDBCドライバがsetQueryTimeoutメソッドをサポートしていない場合、文のタイムアウトは利用できません。データベースのJDBCドライバがsetQueryTimeoutメソッドをサポートしているかどうか確認してください。
詳細はデータベースのマニュアルを参照してください。


リークタイムアウトとリーク再要求に関する注意事項

リーク再要求が有効と設定された場合、接続リークが検出されると、自動的にその物理接続を破棄します。接続時にデータベースにアクセス中、またはトランザクション中の場合、ユーザアプリケーションの実行に失敗する可能性があります。このようなことを避けるために、アプリケーションが発行するSQL文の実行時間や環境に応じて見積もった値を、利用するJDBC接続プールの「文のタイムアウト」に設定してください。
SQL文の実行時間を制限することにより、リーク再要求で自動的に物理接続を破棄するとき、その接続がデータベースにアクセスしている可能性を低下させます。
なお、「リークタイムアウト」に十分に長い時間を設定することにより、検出された接続に確実にリークが発生した(つまり、接続がデータベースアクセスに使われない)ことを保証します。また、JDBC接続を利用するときに、同一の接続を長時間利用しないように、利用完了後すぐにクローズしてください。


プーリングに関する注意事項

Interstage側のプーリング機能が無効の場合、以下のチューニングはできません。

  • 初期および最小プールのサイズ

  • 最大プールのサイズ

  • プールサイズの変更量

  • アイドルタイムアウト

  • 最大待ち時間

  • すべての障害で