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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

4.14.7 Microsoft(R) SQL Server(TM) JDBCドライバ(Type4)

Microsoft(R) SQL Server(TM) JDBCドライバはMicrosoft(R) SQL Server(TM)には同梱されていません。Microsoft Corporationのホームページより、必要なJDBCドライバをダウンロードし、インストールして使用してください。

環境変数の設定

以下の環境設定を行ってください。

クラスパスの設定については「4.14.1 JDBCドライバの環境設定」を参照してください。

設定項目

ドライバのバージョン

設定値(注)

クラスパス

Microsoft JDBC Driver 4.2 for SQL Server

Microsoft SQL Server JDBC Driverインストール ディレクトリ\sqljdbc_<バージョン>\<言語>\sqljdbc42.jar

Microsoft JDBC Driver 6.0 for SQL Server

注)
<バージョン>: JDBCドライバのバージョン(例:4.2、または6.0)。
<言語>: 使用する言語。日本語版の場合は「jpn」、英語版の場合は「enu」。

接続プールの設定

接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインタフェースを指定してください。

パラメタ

指定値

名前

任意の値

リソースタイプ

以下のいずれかを指定してください。

  • javax.sql.ConnectionPoolDataSource

  • javax.sql.DataSource

データベースベンダー

MicrosoftSqlServer (注)

データソースクラス名

以下のいずれかを指定してください。

  • com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource

  • com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDataSource

) データベースベンダーは、Interstage Java EE 7管理コンソールから接続プールを作成するときにだけ指定してください。


リソースタイプごとに使用するデータソースクラス名については、以下のように指定してください。

リソースタイプ

データソースクラス名

javax.sql.ConnectionPoolDataSource

com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource

javax.sql.DataSource

com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDataSource

注意

接続プールの設定に関する注意事項

  • リソースタイプ
    SQL Serverのグローバルトランザクションは使用できません。このため、リソースタイプに「javax.sql.XADataSource」を指定しないでください。

  • データソースクラス名
    「com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource」は「javax.sql.ConnectionPoolDataSource」を実装しています。詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。

プロパティ

以下のプロパティは一般的に指定が必要なプロパティです。指定するプロパティの詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。

プロパティ名

user

ユーザIDを指定してください。

password

パスワードを指定してください。

databaseName

データベースの名前を指定してください。

serverName

データベースサーバのIPアドレスを指定してください。

例1)IPv4の場合 127.0.0.1

例2)IPv6の場合 ::1

portNumber

ポート番号をデフォルトから変更した場合、変更したポート番号を指定してください。

注意

SQL Server Express EditionまたはDeveloper Editionを使用する場合、デフォルトではリモート接続できません。Microsoft(R) SQL Server(TM)のマニュアルを参照して、リモート接続が可能となるよう設定してください。