Microsoft(R) SQL Server(TM) JDBCドライバはMicrosoft(R) SQL Server(TM)には同梱されていません。Microsoft Corporationのホームページより、必要なJDBCドライバをダウンロードし、インストールして使用してください。
環境変数の設定
以下の環境設定を行ってください。
クラスパスの設定については「4.14.1 JDBCドライバの環境設定」を参照してください。
設定項目 | ドライバのバージョン | 設定値(注) |
---|---|---|
クラスパス | Microsoft JDBC Driver 4.2 for SQL Server | Microsoft SQL Server JDBC Driverインストール ディレクトリ\sqljdbc_<バージョン>\<言語>\sqljdbc42.jar |
Microsoft JDBC Driver 6.0 for SQL Server |
注)
<バージョン>: JDBCドライバのバージョン(例:4.2、または6.0)。
<言語>: 使用する言語。日本語版の場合は「jpn」、英語版の場合は「enu」。
接続プールの設定
接続プールの設定に以下を指定してください。
リソースタイプにはデータソースクラスが実装するインタフェースを指定してください。
パラメタ | 指定値 |
---|---|
名前 | 任意の値 |
リソースタイプ | 以下のいずれかを指定してください。
|
データベースベンダー | MicrosoftSqlServer (注) |
データソースクラス名 | 以下のいずれかを指定してください。
|
注) データベースベンダーは、Interstage Java EE 7管理コンソールから接続プールを作成するときにだけ指定してください。
リソースタイプごとに使用するデータソースクラス名については、以下のように指定してください。
リソースタイプ | データソースクラス名 |
---|---|
javax.sql.ConnectionPoolDataSource | com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource |
javax.sql.DataSource | com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDataSource |
注意
接続プールの設定に関する注意事項
リソースタイプ
SQL Serverのグローバルトランザクションは使用できません。このため、リソースタイプに「javax.sql.XADataSource」を指定しないでください。
データソースクラス名
「com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerXADataSource」は「javax.sql.ConnectionPoolDataSource」を実装しています。詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。
プロパティ
以下のプロパティは一般的に指定が必要なプロパティです。指定するプロパティの詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。
プロパティ名 | 値 |
---|---|
user | ユーザIDを指定してください。 |
password | パスワードを指定してください。 |
databaseName | データベースの名前を指定してください。 |
serverName | データベースサーバのIPアドレスを指定してください。 例1)IPv4の場合 127.0.0.1 例2)IPv6の場合 ::1 |
portNumber | ポート番号をデフォルトから変更した場合、変更したポート番号を指定してください。 |
注意
SQL Server Express EditionまたはDeveloper Editionを使用する場合、デフォルトではリモート接続できません。Microsoft(R) SQL Server(TM)のマニュアルを参照して、リモート接続が可能となるよう設定してください。