Servlet 3.0で、ファイルアップロード機能が追加されました。ここでは、ファイルアップロード機能を使用する上での注意事項を記載します。
注意
送信するファイルのサイズのバイト数の上限は、max-post-size-bytesプロパティでは有効になりません。以下で指定してください。
サーブレットの@MultipartConfigアノテーションのmaxFileSize
web.xmlの<servlet> - <multipart-config> - <max-file-size>
以下で指定した値よりもサイズが大きいファイルのアップロードが行われる場合、locationに指定した場所に一時ファイルが作成されます。ファイルのアップロード中にブラウザを閉じるなどしてファイルのアップロードを中断した場合、一時ファイルが残存しますが、このファイルは後に自動的に削除されます。
サーブレットの@MultipartConfigアノテーションのfileSizeThreshold
web.xmlの<servlet> - <multipart-config> - <file-size-threshold>
ただし、自動的に削除される前にプロセスが停止した場合には、ファイルが削除されず残存します。この場合は、手動で以下の一時ファイルを削除するようにしてください。
プレフィックス「upload」、拡張子「.tmp」のファイル