エラーページとは、何らかのエラーが発生した場合にクライアントに返されるコンテンツです。ブラウザに表示されるエラーページは、以下の3種類です。
Webサーバのエラーページ(Webサーバ連携している場合)
Webコンテナのデフォルトエラーページ
Webアプリケーションのエラーページ
上記のうちカスタマイズ可能なエラーページは、WebサーバのエラーページとWebアプリケーションのエラーページです。設定方法については、以下を参照してください。
Webサーバのエラーページ
「Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド」の「ディレクティブ一覧」のErrorDocumentを参照してください。
Webアプリケーションのエラーページ
web.xmlで設定できます。詳細は、Servlet/JSPの仕様を参照してください。
次に各エラーページが使用される契機について説明します。
以下の場合にエラーページが使用されます。
要求されたリクエストURLに誤りがある場合
Webサーバコネクタが、Webコンテナに対する通信で、送受信タイムアウトを検知した場合や、Webコンテナのダウンを検知した場合
Webサーバコネクタでエラーが発生した場合
リクエストがWebコンテナで処理された場合は、このエラーページは表示されません。
以下の場合にエラーページが使用されます。
WebアプリケーションでExceptionやErrorが発生する、またはjavax.servlet.http.HttpServletResponse#sendError(int)メソッドを実行し、かつ対応するエラーページが設定されていない場合
リクエストに不備があり、Webアプリケーションでの処理が開始される前にWebコンテナがクライアントにレスポンスを送信する場合
Webアプリケーションに不備があり、Webアプリケーションの初期化や実行に失敗した場合
詳細は、Servletの仕様を参照してください。
以下の場合にエラーページが使用されます。
WebアプリケーションでExceptionやErrorが発生する、またはjavax.servlet.http.HttpServletResponse#sendError(int)メソッドを実行し、かつ対応するエラーページが設定されている場合
詳細は、Servletの仕様を参照してください。
注意
エラーページに関する注意事項については、「1.4.3 Webアプリケーションの注意事項」の以下を参照してください。
ErrorやExceptionについて
エラーページについて