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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

2.6.3 エラーページ

エラーページとは、何らかのエラーが発生した場合にクライアントに返されるコンテンツです。ブラウザに表示されるエラーページは、以下の3種類です。

上記のうちカスタマイズ可能なエラーページは、WebサーバのエラーページとWebアプリケーションのエラーページです。設定方法については、以下を参照してください。

次に各エラーページが使用される契機について説明します。

Webサーバのエラーページ

以下の場合にエラーページが使用されます。

  • 要求されたリクエストURLに誤りがある場合

  • Webサーバコネクタが、Webコンテナに対する通信で、送受信タイムアウトを検知した場合や、Webコンテナのダウンを検知した場合

  • Webサーバコネクタでエラーが発生した場合

リクエストがWebコンテナで処理された場合は、このエラーページは表示されません。

Webコンテナのデフォルトエラーページ

以下の場合にエラーページが使用されます。

  • WebアプリケーションでExceptionやErrorが発生する、またはjavax.servlet.http.HttpServletResponse#sendError(int)メソッドを実行し、かつ対応するエラーページが設定されていない場合

  • リクエストに不備があり、Webアプリケーションでの処理が開始される前にWebコンテナがクライアントにレスポンスを送信する場合

  • Webアプリケーションに不備があり、Webアプリケーションの初期化や実行に失敗した場合

詳細は、Servletの仕様を参照してください。

Webアプリケーションのエラーページ

以下の場合にエラーページが使用されます。

  • WebアプリケーションでExceptionやErrorが発生する、またはjavax.servlet.http.HttpServletResponse#sendError(int)メソッドを実行し、かつ対応するエラーページが設定されている場合

詳細は、Servletの仕様を参照してください。

注意

エラーページに関する注意事項については、「1.4.3 Webアプリケーションの注意事項」の以下を参照してください。

  • ErrorやExceptionについて

  • エラーページについて