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Interstage Application Server V12.0.0 Java EE 7 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

1.2.2 アプリケーション運用時の制限事項

項番

制限事項

対処方法

解除予定

1

アプリケーションのオートリロードを行ったアプリケーションは、配備解除を行っても以下に存在するアプリケーションの資材が残存する場合があります。

[Java EE7共通ディレクトリ]\domains\domain1\applications\[配備解除したアプリケーション名]

[Java EE7共通ディレクトリ]/domains/domain1/applications /[配備解除したアプリケーション名]

残存したアプリケーションの資材を手動で削除してください。

未定

2

@javax.enterprise.context.ConversationScopedアノテーション使用時、以下の現象が発生する場合があります。

[発生条件]

  1. アプリケーションで@ConversationScopedアノテーションを付与したCDI管理Beanを使用している場合、かつ、

  2. 同じセッションIDを持つ複数のリクエストが並行してCDI管理Beanを使用していた場合、かつ、

  3. 2.のリクエストのうち1つがHttpSessionのinvalidateメソッドを呼び出している場合

[現象]

上記発生条件を満たした場合、以下の現象が発生する場合があります。

  1. サーバーログにjava.util.ConcurrentModificationExceptionの例外メッセージが出力されます、かつ、

  2. CDI管理Beanの破棄が行われず、HTTPセッション内に残存します

@ConversationScopedアノテーションを付与したCDI管理Beanを使用する場合、HttpSessionのinvalidateメソッドを呼び出さないでください。

未定

3

外部リソースのファクトリクラスに存在しないクラス名を指定した場合、または、外部リソースのファクトリクラスに共通クラスローダから参照できないクラスを指定した場合、StackOverflowErrorが発生します。

外部リソースのファクトリクラスには存在するクラス名を指定してください。また、外部リソースのファクトリクラスに指定したクラスは共通クラスローダから参照できる場所に配置してください。

未定

4

下記のどれかの条件を満たす場合、文字化け、またはコード変換に失敗することがあります。

  1. マルチ言語サービスのCORBAサービス環境上のCORBAサーバアプリケーションを呼び出すCORBAクライアントアプリケーションで、サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスの獲得と、IDL定義にstring/wstring/wcharのどれかの型でマルチバイト文字列を使用しているサーバアプリケーションを、マルチスレッドで呼び出した場合

  2. マルチ言語サービスのCORBAサービス環境上のCORBAサーバアプリケーションを呼び出すCORBAクライアントアプリケーションで、2つ以上のコード系が違う、IDL定義にstring/wstring/wcharのどれかの型でマルチバイト文字列を使用しているサーバアプリケーションを、マルチスレッドで呼び出した場合

  3. Interstage for GS環境上のCORBAサーバアプリケーションを呼び出すCORBAクライアントアプリケーションで、サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスの獲得と、IDL定義にstring/wstring/char/wcharのどれかの型を使用しているサーバアプリケーションを、マルチスレッドで呼び出した場合

  • 1.または3.に該当する場合
    サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスの獲得を、クライアントアプリケーションで1回だけ実行するようにクライアントアプリケーションを修正してください。

  • 2.に該当する場合
    ありません。

未定